タイトルの「資産づくり」に反応して読んでみました。
が、資産づくりに関しては序章と第1章のみ。
第2章からは「思考力」「表現力」「読書力」「数字力」
「当事者力」「応援力」「習慣力」「決断力」「チーム力」
など資産づくりとは少し話が変わっているように思いまし
た。
「思考力」の章で「事実は1つ、解釈は無限」という言葉
が出てきます。
ある人が高速で事故ったときに車はぺちゃんこになったの
に死ななかったので喜んだという話です。
これはわかります。
最近の私は起こったことは肯定的に受け止めようと思うよ
うになりました。
特に悲劇的なことが起こっても、まあこれはこうなる運命
だったんだよな‥と淡々と受け止めるということです。
これは多分歳を取ってきたから思えるようになったとは思
いますが。
「決断力」の章で著者の考える本来の相談というのは、
アドバイスをもらったり相手に決めてもらうことではない。
自分が決めた決断を相手に話しても、自分の中でぶれない
かどうかを測るものだと考えている。
これもそうですね。
私は基本自分のことはなんでも自分で決断するので相談し
て相手に委ねることはできない性格です。
相談するときは自分の中で結論は決まっていてその結論を
後押ししてほしいからだとよく言われます。
このあと「夢を叶えようとする人間に反対意見を言ったり、
挫折させるようなドリームキラーに対しては、いかに受け
流せるかも大切」とあります。
これもそうですね。
相談されたら否定するのではなく後押しできる人間であり
たいと思っています。★★