世界は経営でできている | チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

 

 どういう本がわからず手探り状態で読みました。

 本書の主張として

 ①本当は誰もが人生を経営しているのにそれに気付く人が少

  ない。

 ②誤った経営概念によって人生に不条理と不合理がもたらさ

  れ続けている。

 ③誰もが本来の経営概念に立ち返らないと個人も社会も豊か

  になれない。

 のだそうです。

 「貧乏は経営でできている」の章でそもそも大学に行くのは

 何のためか、スマートフォンは何のために買うのか、自分は

 何をしたいのか。いつでもこれらを自問自答することで思い

 込みに起因する無駄遣いと優先順位付けの間違いから脱する

 ことができるだろうとあります。

 これその通りです。貧乏から脱出するのに有効手段は「優先

 順位付け」だと思っています。人並みのものを持ちたい、や

 りたい、映えを異常に気にする‥では貧乏を脱出することは

 できません。

 「歴史は経営でできている」の章。

 仮に国民を重税で苦しめた挙句に財政健全化に成功するとし

 て、そんな国を望む国民はいないだろう(中略)。結局そん

 な国では当の官吏含め誰も幸せにならないとあります。

 もう今月はなんだかんだ税金を払わされ憤り?を感じていま

 す。固定資産税、消費税、国民健康保険税など。所得税、住

 民税はもちろんどんだけ税金払わせられるんだろうと思いま

 す。

 こんだけ税金払って老後はちゃんと保障してあげますよとか

 災害に遭っても国が面倒みますよというのなら払い甲斐もあ

 るけど今の日本を見ているとそんな期待は抱けるわけもなく。

 「このように、歴史を眺めてみると、国家や政権は本来の目

 的を忘れるか、目的に対する手段が古くなるか、あるいはそ

 の両方によって滅びていく」というのも納得。

 今の与党を見ているとまさにドンピシャ。はあ、ため息。

                          ★★