世界インフレ日本はこうなる | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

 

 インフレには、「良いインフレ」と「悪いインフレ」があり

 ます。景気が良くなって給料が上がり、みんなが盛んに買い

 物をするようになると、需要が伸びて、物価が上がります。

 一方、円安で燃料代や電気代が上がり、その結果物価が上が

 っては、買い物をする気になれません。これが「悪いインフ

 レ」です。さて、私たちはいま、「良いインフレ」を迎えて

 いるのでしょうか。それとも「悪いインフレ」に直面してい

 るのでしょうか。それを判断するのは、あなたです。そのた

 めの判断材料を提示しているのが、この本です。

                     ー裏表紙よりー

 

 

 

 物価高はしんどいです。

 私桃が好物なんですが、数年前から高くて食べられなくなり

 ました。2年ぐらい前から梨も食べられなくなりました。1

 個150円ぐらいで売られていたのにもうそんな値段では梨

 も買えません。

 卵もそうです。最近ちょっと安くなったらしいのですが、そ

 れでも私の行くスーパーでは200円台でしか買えません。

 これでも世界と比べると物価高ではないそうです。

 よく言われるのがビッグマック指数。世界中のビッグマック

 の値段を比較している指数。日本は2022年7月の時点で

 41位。2000年の調査では5位だったそうです。

 給料が上がらないから消費が盛り上がらない。

 商品やサービスが値上げできないから給料を上げられない。

 まるで卵と鶏の関係のようですが、ここ数十年日本はデフレ

 に慣れ過ぎてしまったのでしょうね。

 最近では途上国の人たちが日本に来て働きたがらないという

 ことも耳にします。

 日本はもうお金が稼げる国ではなくなっているのですね。

 賃上げをすれば希望が持てるということも書かれているので

 すが、根本は「将来に不安がない社会」を作ることではない

 でしょうか。

 一番に思うのは年金や社会保障のことです。どうも見ている

 と介護保険なども厳しくなっているようですし、健康保険も

 財政的に大丈夫なのでしょうか?

 本書にも少し出てきますが、日本は新しいことをやるとバッ

 シングが始まるというのもそのとおりだと思います。

 政治家の世界を見ていても古臭い考えの人が多くそういう人

 たちは退場してもらえないかと思います。

 そういう人たちをのさばらせていたら日本は益々世界に取り

 残されていくでしょう。★★★