投資の教科書 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

 

 この本、わかりやすくてよかったですよ。

 投資って聞くとどうしても構える人が多いのだけど、もっ

 とカジュアルに考えてみてもいいのではないかと思ってい

 ます。

 周囲にも「株なんて全然わからへんわ」とか「株を買うな

 んてすごいね」という人たちがいるのですが、全然わから

 へんねんやったら買わなくてよいと思うし、株を買うこと

 が別にすごいとも思わへんし。

 私が一番、それ違うんだよねと思っていることは、株をお

 金の側面からだけから見ている人たちが多いということ。

 もちろんお金が欲しいということは否定しませんけど、株

 式投資はそれだけではないんですよね。

 例えば経済のことも知りたくなるし、日銀の金融政策とか

 アメリカが今どうなっているのかとかそういうことって株

 を買ってなかったら、私の場合全く興味がなかったと思い

 ます。

 正直円高円安もそう。

 別に海外にも行ったりしないので実感として円高だからど

 うとか円安だからどうとかいう感じもありません。

 株式投資は今後、こういうサービスの需要が増えるのでは

 ないかとか、コロナで今は不調でもコロナ禍が明ければ復

 活するのはこういう企業ではないかとか想像するのが楽し

 いんですよね。

 私は投資信託も買っていますが、やはり面白さとしては株

 式投資の方が断然上です。

 投資信託は積み立てで買っているだけなので味気ないんで

 すよね。

 本書にマネーストックの話が出てくるのですが、コロナ禍

 のときにアメリカは政府が経済対策で国民に大型現金給付

 をしましたね。それによって民間のお金の量が増え、その

 一部が米国株取引に向かったと言われているそうです。

 最近、そういえばコロナ禍のとき、私たちが貰った給付金

 って10万円だけだったよねと話していました。

 日本はこういうところが下手なんだと改めてアメリカの経

 済対策はさすがと思ったりしたのでした。★★★