10倍株の転換点を見つける最強の指標ノート | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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 株式投資のやり方はいろいろありますが、やはり有名企業の

株を買うというのが一般的ではないでしょうか。

 私もいくつか株を持っていますが、ほとんど誰もが知ってい

る企業です(2,3あまり知られていない企業もあり)。

 本書のタイトルのように10倍株、所謂テンバガーの株を見

つけ出すのは容易ではないことはわかると思います。例えそう

いう株を上手く見つけ出せたとしても、10倍になるまで辛抱

強く持ち続けることができるのかという問題もあります。

 まあ、そう言っては身も蓋もないので本書に戻ります。

 本書では三種の神器が紹介されています。

 1つは「会社四季報」。2つ目は「日経新聞」。そして3つ

目が「指標ノート」。

 「会社四季報」と「日経新聞」は当然と言えば当然なのです

が、「指標ノート」は何ぞや?というと「日経平均株価終値」

「出来高」「TOPIX終値」「10年国債金利」「NYダウ平均

株価終値」などなどを記録したノートのことです。

 これらを著者の渡部さんは毎日25年続けているそうです。

 実は私も「日経平均株価終値」「TOPIX終値」「NYダウ」

などは毎日記録しています。数年続けていますが、さぼるこ

とも多々あり(汗)。

 「ドル」や「ユーロ」も記録しているので円高円安が実感

できます。ノートは私もお勧めです。渡部さんは手書きを推

奨されています。私も手書きです。もちろんパソコンやスマ

ホで記録してもいいとは思いますが、手書きの方が頭に残り

やすいのは確かかなと思います。

 ただ、渡部さんのすごいところは日経新聞の紙面から特に

気づいたことをコメント欄に記入していること。

 このコメントを後で読み返してみるとあのとき考えたこと

は正しかったのかどうか答え合わせをすることもできますね。

 普段、ニュースをへえそんなことがあったのか‥と済ます

だけでは何の進歩もありません。そのニュースから世の中で

何が起こりそうかを推測すること。それができれば株式投資

にも活かせるはずです(と、自分に言い聞かせる)。★★