ここ数日の株式市場えらいことになってます。
昨日の夜、ヨーロッパの株式市場の下げがきつかったので今日
の日本も‥と思っていたら案の定でした。
本書は「配当株投資」を勧めている本です。
考えてみれば本書にもありますが、元々の株式投資とは配当
を貰うことが王道ではないかと思います。
キャピタルゲイン狙いのデイトレードなどは邪道(好きな人
の否定はしませんが)。
本書に書いてあることで「配当株投資というのは、要するに
高配当株を買えばいいのだろう」と決めつける人が多くいて、
配当利回りのデータを見てその上位から順番に買っていく‥。
これは私もあんまりいいやり方とは思えません。
「この企業はなぜ高配当になっているのか?」という理由に
ついてその背景を含めて理解しておく必要があるというのは納
得です。
株価が高いのも、配当利回りが高いのも何らかの理由がある。
こういうことを考えるのも株式投資の面白さというか醍醐味で
はないかと思います。
本書で特徴的だなと思ったのは「安い時を狙って買う必要は
ない」というところでしょうか。
とにかく買って持ち続けることが大事だから安い時を狙って
いつまでも買えない(買わない)のはよくないという主張です。
私などはチキンな少額投資家なので、狙っている銘柄の株価
の記録を毎日取り、少しでも安いところで買おうと考えていま
す。そして実際なかなか買えない。
株式投資は基本的な勉強は必要だとは思いますが、あとは心
理戦という要素も多分に含んでいると思います。ジタバタしな
いことが素人投資家にとってはいい結果をもたらすのではない
かと最近富に思います。★★★
ニッキの「少年タイムカプセル」紀伊國屋書店梅田本店で完売
になってました(3/14現在)。
撮影の許可はいただいています。