吹けば飛ぶよな日本経済 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

吹けば飛ぶよな日本経済 破綻後の新しい国をつくる/朝日新聞出版

¥1,080
Amazon.co.jp



今回ご紹介するのは
「吹けば飛ぶよな日本経済」
藤巻健史著
朝日新聞社刊です★★★




この本の主張は日本経済は、円安にすることで
復活できるということです。
藤巻さんは20年来その主張をしてきたと
言われています。
為替は経済にとっての主要な部分で、
操作はいくらでもできるという主張です。
確かに今の株価の値上がりについては
怖さを感じます。
日本銀行の量的緩和、国債をじゃんじゃん購入している。
そのことで景気がいいような雰囲気になり、
株価が上がる。
しかし、日銀が国債購入をやめたらたちまち‥
という怖い予測が書かれています。
ここらあたりはすごくよくわかります。
かつての小泉政権のように、
景気がいいと言われながら、
国民には実感がなかった時代の繰り返しではないのか。
それでなくても物価だけは上がってしんどいなあと
私なんかは買物するたびに思ってしまっているので、
このままこの状態が続いて、
日銀も息切れしたら一体日本経済はどうなるのだろるか。
今の政権にその責任が取れるようにも思わず
そう考えるととても不安です。
円安ですべてが解決できるとは思っていないですが、
なんとかしないとほんと危険だということだけは
実感しています。