新年あけましておめでとうございます。
12月31日にベストテンを発表しますと
書いておきながら今になってしまいました。
実は昨日も体調が悪く、ずっと寝てました。
今日体重を量ったら3キロダウンしてました。
これは喜ばしいことですが(どうせすぐ戻るでしょう)、
体調が悪いのはなんとかしたいです。
やっとなんとかパソコンの前には座れるように
なりましたので、
遅ればせながらベストテンを発表したいと思います。
2010年に読んだ本の冊数は285冊でした。
今年は小説をあんまり読んだ気がしなかったのですが、
印象に残った本と言えば、小説ばかり‥
それでは参ります!
1位
鉄の骨/池井戸 潤
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ゼネコンの談合がテーマのお話。
話の展開もよくスムーズに読めました。
ラストのどんでん返しが印象的。
面白かったです。
2位
いつか陽のあたる場所で (新潮文庫)/乃南 アサ
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乃南アサさんの描く女性や生活は
とってもリアリティが感じられます。
小説のあらすじももちろん好きですが、
それ以上にこういう細部の描き方
がとっても好き。
3位
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)/万城目 学
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柴犬とねこが結婚するというとんでもない
メルヘンチックなお話ですが、
この柴犬とねこの夫婦愛に、
心が洗われます。
子ども向けの新書ですが、大人が読んでも
楽しめます!
4位
床屋さんへちょっと/山本 幸久
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父を超えられない男の物語と言えるでしょうか?
ほのぼのとしたホームドラマ風の展開に
ちょっとしたスパイスが利いているような。
山本さんの作品ではこれが一番好き。
5位
下町ロケット/池井戸 潤
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中小企業の悲哀がうまく描かれているなあと
思ってしまう。
資金繰りの苦しさ、大手企業からの締め付け、
従業員の教育、人間関係。
それでも中小企業は頑張っていかなくては
なりません。
頑張ってほしいなと思いながら読んでました。
6位
オレたちバブル入行組 (文春文庫)/池井戸 潤
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またまた池井戸潤さん。
「花のバブル組」も面白かったけど、
こちらを選んだのは、大阪が舞台という
身びいきなせいです‥
7位
横道世之介/吉田 修一
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吉田修一さん、
実はすごく注目している作家さんです。
「悪人」で脚光を浴びましたが、
他にもいい作品がいっぱいあります。
この「横道世之助」はバブル世代の
郷愁みたいなものを感じさせてくれる
作品でした。
8位
武士道エイティーン/誉田 哲也
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誉田哲也さんもいろんな引き出しを
感じる作家さんです。
「姫川玲子シリーズ」も好きですが、
この「武士道シリーズ」も好み。
主人公の女子ふたりがとってもかわいい
なと。
9位
隠蔽捜査 (新潮文庫)/今野 敏
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今野敏さんは以前ある本を1冊読んだのですが、
どうもそれが好きになれず、敬遠していたのですが、
再び挑戦してよかったと思いました。
このシリーズの主人公のバカ真面目さが
この作品の面白さの大きな要素を占めていると
思います。
10位
白銀ジャック (実業之日本社文庫)/東野 圭吾
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東野圭吾ファンとしては、
何か1冊入れたかったので‥
言い訳ではないですが、
この作品は東野さんらしくて
いいと思います。
素直に楽しめた小説。
2010年後半は小説の数がめっきり減りました。
これはどうも病気をしたことによって、
「事実は小説より奇なり」と思ってしまった
ことが原因かと。
今年はそういうことを忘れさせてくれるような
面白くて夢中になれる小説にめぐり合いたいな
と思っております。
本年も「チャウ子のそれでも本を読むのだ」を
よろしくお願い申し上げます。