書いて稼ぐ技術 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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今回ご紹介するのは
「書いて稼ぐ技術」
永江朗著
平凡社新書です☆☆☆



文章は誰でも書けます。
でも上手な文章というのは?

私がうまい文章だなぁと思うのはやはり「小説」です。

これは確か中山マコトさんも書かれていたと思います。

ストーリーの好みは別として「小説」を読む度にやっぱプロの文章は違うと感心しきりです。

さて、本書の著者の永江朗さんはフリーライターの方です。

本書は、永江さんのライターになって生き残っていくための経験談と言えるかと思います。

フリーライターになるのには、資格もいらず特に元手らしきものも必要ありません。

フリーライターと名乗りさえすればそれでOK。

しかし、世の中の常で、入口は容易に突破できても、出口は難しいというものがあります。

多分フリーライターという職業はそれに当たるのではと思うのです。

競争は激しく淘汰されるのも早い。

なので何か特別な分野で突出したものを持っていなければ成功しないのではないか?

それが私がフリーライター業に抱いていたイメージです。

しかし、意外なことにそんなことよりもまずは「ひとがら」だそう。

私ははっきり言ってフリーライターに「ひとがら」なんて関係ないと思ってました。

本書は一般的に抱いているフリーライター像の意外な面も知れて面白かったです。