今回ご紹介するのは
「「買いたい!」のスイッチを押す方法」
小阪裕司著
角川oneテーマ21です☆☆☆
本書の著者・小阪裕司さんによれば、人が「購買行動」を起こすためのハードルは2つあるそう。
1つは「買いたい」か「買いたくない」か。
もう1つは「買える」か「買えない」か。
「買いたい」か「買いたくない」かは、その品物に興味が持てるかどうかで、ここは一番大事なポイントではないかと思います。
興味や必要性を感じないものは、値段が安くなっても買おうとは思いません。
こういうことから考えると、小阪さんは「安さは決め手とは限らない」と書かれています。
本書はタイトルにあるとおり、「買いたいのスイッチを押す」つまりお客さんの購買行動を創り出すことがテーマです。
椅子やプリンの具体例も紹介されています。
私が本書を読みながら思ったのは「何より入口が大事」ということです。
購買行動を創り出すということも、まず売りたい商品とお客さんが出会わなければ始まりません。
この出会いを演出できて初めて購買行動に導くことができる‥ここに関しては、やはり大資本は有利と言えるでしょうが、そうではないということが本書から読み取れる筈です。