あばれる君の「スベった時のあばれる君」を考察する。 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

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お笑い芸人などの一発ギャグや決まり文句について考察しています。

[ウケる事とスベる事]
熱い一人コントを繰り広げるピン芸人である、あばれる君。
坊主の為に汗をかいている様子が視覚的に分かりやすく、それ故に緊張感が
より伝わってしまうという側面があります。
また熱血芸人の為、大きな声を出す機会が多い事から
必然的に汗量が増え、アツい一面を持ち合わせている一方で
スベると「脂汗」扱い
をされてしまい、通常よりも変な空気になりやすいと思われます。

妻やマネージャー曰く、メンタルが弱いらしく
妻は、普段から「すごいね」「頑張ってるね」などと褒め
マネージャーは、本番前にテンションが高くなる事を言うよう心掛けているそうで
また「番組でスベった後は、使い物にならない」という独特の表現を用い
つまり、凍結(フリーズ)してしまうという事らしく
その期間は「ナカイの窓」後は3日、「しゃべくり007」後は1週間だったそうです。

笑いを取りに行くという職業柄、どうしても「スベる」という流れは
避けて通ることのできない出来事ではあるのですが
ここまでの長期間「使い物にならない」と、次の仕事に支障が出そうではあります。

「しゃべくり007」に、ゲストとして登場した際は
まず「追い込まれれば追い込まれるほど、力を発揮する熱血芸人です」と紹介され
乗っかる形で「基本的には、そうですね」と言ったものの
ラップが得意と言いながら全然できず、「最後、声量でごまかした」と
司会の上田晋也(くりぃむしちゅー)にツッコまれ、その後も不甲斐ない結果が続く中
体内から溢れ出した汗を取り戻すかのように、「一回止めて、水分をください」
と言い出す始末
でした。

あばれる君という芸名自体をイジられた時は、「あばれる様な人に憧れてきたんですよ!
いろんなセットを壊すような」と言ったものの
「この辺のドアとか、ぶっ壊しちゃえ」と煽られたら
「自分にはできません!」と前言をあっさり覆し撤回
した為
共演者には、「暴れてはない」と何度も言われてしまいました。