【コラム】R23とR31の違いについて(保存版) | ⚡️SHIBATA⚡

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源さん、200R、タカタ2日目!!

 

タカタ 55秒510

 

 

鬼門の「左フロント」大丈夫です!

 

 

サカモトエンジニアリングの坂本さん!

 

左フロント壊れないかどうかテストなので、あえて、いつもより幅狭いタイヤでテスト!

 

日光 39秒1

 

R23型 235/40R18 200R

 

鬼門の「左フロント」大丈夫です!

 

タカタと日光で、大丈夫なので、全国どこでも大丈夫だと思います!

 

そして、いい感じの溶け方しています!

 

グリップがよくて、タイムも出て、消しゴムみたいに減らない、ほんといいタイヤが出来たと思います!

 

 

今日も全国各地でレコード記録、自己ベストが出ている模様です!!

 

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どんどん出荷されていっていますが、まだバックオーダーが4000本ぐらいあります!

 

レイダン気合で作ってますが、全然生産が追い付いていません!

 

はやくしろ!と毎日連絡いただきますが、全力で作っていますので、あと少しだけお待ちくださいませ!

 

そして、入荷してきたタイヤも、在庫が恐ろしいスピードで減っていっていますので、在庫があるときに買っておいてください!

 

在庫が100本ぐらいあっても、実際は25台分で、それが全国の人が一斉に買いますので、その界隈で「200Rいいやん!」ってなると、秒でなくなります!

 

一回、欠品すると、次回入荷まで時間がかかります!

 

 

現在、シバタイヤでは、R23型とR31型の2種類のタイヤを販売しております!

 

R23とR31の何が違うの?ってめちゃ聞かれます!

 

できるだけ詳しくお答えします!

 

①ケース剛性が違います

 

R31型は、カーカースの部分の製法をR23型に比べて変えてます!素材も変えて、かなり強度を上げて作っていますので、最高速時に、空力がある車両でも、タイヤがバーストしない設計、サイズにもよりますが最高速330キロでも大丈夫なように設計しております。とにかくタイヤの骨格を強くしてあります!(実際問題どこまで耐えられるかは、空力勢とやりながら探っていきます)

 

タイヤを組むと分かりますが、R31型、めちゃサイドウオールが硬いです。意図的にそうなっています。今後、重量級のR35やポルシェ等のサイズを展開するのは、R31型でやります。

 

ここでいう「ケース剛性」は「時速300キロの世界で安全か?どうか?」という話で、時速200キロぐらいだと、ケース剛性は、やわらかいか、かたいかは、つぶして走れるか?は、乗り方の話になるのでオーナーさんの好みになると思います!

 

②タイヤの形状が違います

 

R23型はラウンドタイプで、R31型はスクエアタイプで、タイヤのトレッド面の形状が違うので、同じ265でも、R31型の方が、タイヤのトレッドの接地面積が広いので、その分グリップが上がる傾向にあります。R31型は、グリップでタイムを出す為に作られているので、スクエア形状を採用しております。

 

R23型は、もともとドリフトで勝つ為に作られていましたので(実際勝ってる)ドリフトでひっかからないようにラウンド形状になっていて、ケース剛性は落としてあります!(180、240の旧時代)


R23型の現在は、グリップで使う人が多いので、200R、280、300とケース剛性とコンパウンドを変えて、グリップでも戦えるように作り変えられております!


※R23型の、240は、265/35R18だけ残しますが、これだけドリフト用です!

 

旧車やドレスアップ車両は、ひっぱりますので、ケース剛性が低い、ひっぱりやすいR23型がお勧めです。

 

③溝の深さが違います

 

R23は、もともとドリフト用に開発されていますので、溝が深いです。ドリフトいっぱいしてもライフが長くなるように、トレッドのゴムの量が多いです。(体積が多い)

 

R23をグリップで使うと、ブロック寄れるので、ブロック剛性が弱いと言われていましたが、以前のコンパウンドは、ゴム自体を溶かしてグリップを上げていく素材だったので、熱が入るとタイヤがめちゃくちゃ柔らかくなり、結果硬度が落ちてフニフニなったので寄れやすかったので、タイヤがフラフラうするイメージでした!これがブロック剛性が弱いと言われてた理由です。

 

しかし、現在のコンパウンドは、ゴムの硬質がよくなり、熱が入っても、タイヤが崩れにくい、硬くて柔らかいというコンパウンドになっていますので、タイヤががっちりしっかりしているイメージです。結果、ブロック剛性が上がった感じになるので、自分の狙ったラインを走れるようになっています。(イメージと走行ラインでズレがない)センターリブの削れ等、表面崩れが起きにくくなっているのもコンパウンドが良くなったからです!

 

R23型、コンパウンドを変えたことで、タイヤ自体の完成度が上がっています。昔のR23と今のR23は、見た目は同じですが、全く違うタイヤになっています。

 

R23のタイヤでも、グリップでもドリフトでも、競技で使えますので、我々も、今年のD1GPは、R23型の200Rで参戦します!

 

R31型は、グリップでタイムを出すことを目的に作られていますので、浅溝です。浅溝がゆえに、ライフはそれなりになります。普段から使う&サーキットをぐるぐる周回したい人は、R23型をお勧めします。

 

④タイヤパターンが違います

 

R23は、よくあるラジアルパターンではなくて、Sタイヤっぽいパターンにしてあります。なぜこのパターンになったかっていうと、デザインも社長がしており、完全に社長の好みです。一周回って、あのパターン、ブロック剛性があっていいよね!って、なっています。(剛性が低く感じたのは、ブロックの形状ではなく、コンパウンドの問題だった。)

 

イナズマのタイヤパターンが生理的に受け付けない人という方も一定数いるみたいで、そういう方の多くは、R31型のパターンなら大丈夫!という方もいます!タイヤパターンは異性の好みぐらい好き嫌いがありますので、イナズマめっちゃ好き!っていう人もいれは、ムリ!っていう人もいて当然だと思います!なので、2パターンあるんです!

 

R23がウエットがヤバそう!って思ってる人多いと思いますが、実際はウエットでも走れますが、レースシーンにおいては、同じコンパウンドの場合、R31型の方が、ウエット性能が上なので、我々もD1GPでウエットの時は、R31型を使います(笑)

 

ただライフが、R23に比べてR31の方が短いので、そこだけご了承下さいませ!

 

⑤コンパウンドは全く同じです(用途に合わせて3種類)

 

200Rは、丸3年ひたすら研究してきて、現時点できる究極のコンパウンドが完成していると思います。

 

 

現状「200R」が筑波においては、ラジアル史上最速なので、我々の「200の答え」が、このコンパウンドです!

 

当分これを超えられるコンパウンドが作れる気がしないので、当分このままいきます!(もしくは、どこのかメーカーにタイム超えられたら、もう少し上を狙いますが、当面このままでいきます!)



↑本庄軽耐久5時間で、こんな感じです!耐久でも使えます!


アタック、スプリント、周回、走行会、耐久、ジムカーナ、ドリフト、ドラッグやラリーもいけると思います!


マルチに使える、200Rです!

 

先週から「200R」発売を開始しましたが、数か月後には全国各地で「200R」でレコードが出たり、使ってる人の感想が口コミで広がり、サーキット走るなら「もうこれでいいやん!」ってなってると思います!実際良いタイヤだと思いますので、口コミで広がると思います!

 

280も、昨年末からコンパウンドを変えてまして、もう1ワンランク上のグリップ力になってると思います!町乗りから、ジムカーナ、サーキットまでマルチで使えます!280でもかなりタイムが出るようになっています。今回の価格改定でもそこまで値上がりしてないので、やっぱり安定の280大人気です!

 

そして、まだ世の中に出てないですが、R31型にのみ採用される「280R」という新コンパウンドですが、これがヤバイです。新パターン+280Rは、ヤバイです。どれぐらいヤバイかは、使ってみて下さい。使えば分かります。ある意味、究極のコンパウンドだと思っています。

 

300は、380の問題点を全部解決した新コンパウンドで「安くてドリケツで使えるタイヤ」ということで、380はサーキット使用しないでくださいでしたが、300はサーキットOKです!サーキットでグリップで使ったり、ドリケツで使ったりできるようになりました!軽耐久も300で参戦しているチームもあります!もちろん町乗りも出来ますので、基本、全サイズ300はリリースします!

 

380はライフを長くするために、コンパウンドをめちゃくちゃ硬くしたので、タイヤが硬いので、タイヤに伝わる路面の凸凹が全部拾うので、ロードノイズも凄いし乗り心地も悪かったと思います!タイヤが硬いせいで、雨の日とか立体駐車場とかのコンクリート路面で滑るほどでしたが、300はコンパウンドに「粘る素材」のスペコンを入れてあるので、剥離はほぼしないと思いますし、240のライフ長いバージョンと思って頂けると良いです!300はスペコン入ってるのでウエットも大丈夫です!(380は在庫なくなり次第、廃盤です!転がし用なら大丈夫!)

 

380だと町乗りで全然タイヤが減らなかったですが、ライフが長すぎるだけでタイヤとして微妙だったので、もう少しだけライフ短くなっても、タイヤの性能を上げる方で作り直したのが、300です!


はじめてシバタイヤを使う人で、サーキット行かないけど、ツーリングとかの用途の人も、300で大丈夫です!


沢山の人に!ハイグリップラジアルタイヤを楽しんで頂きたいので『安くて良いタイヤ』まずは300から楽しんで下さい!

 

海外のドリフトは、300縛りが多いのですが、シバ300は、海外のドリフトでめっちゃ使われています!問題なく使えています!海外勢から、コスパ最高!って言われていて、めちゃくちゃ注文入っています!

 

⑥価格が違います

 

R23型よりもR31型の方が、価格が少し高いですが、これはカーカスの作る部分での根本的な材料変更よる原価の違いです。製造コストが高いので、コンパウンドは同じですが、その分価格も高くなります。より過激なマシンでのタイムアタックに必要な「安全マージン」な要件を入れてタイヤをつくると、どうしても価格は高くなります。(とはいえ、安いです)

 

⑦R50の発売時期は?

 

R31型の200Rでラジアル最速が全国的に出た頃に出そうと思っています!200Rで国産Sタイヤあたりまでタイムを出していきたいです。我々の作る「Sタイヤ」は、もう1つ向こう側のタイムを狙っています!

 

すでにシバスリックでかなりなタイムが出ていますが、このシバスリックに溝を入れたのが「R50のSタイヤ」バージョンになるのですが、たぶんタイムでます。

 

しっかり水面下でテストをします。今までみたいに、だいたい出来たらみんな使って見てなスタイルはやりません。完璧に仕上げてから出します。

 

⑧シバスリックの発売時期は?

 

完全に未定です。Sタイヤで十分なタイムが出ると思うので、スリックいらないと思いますが、たとえばワンメイクでレースがしたいから作ってほしいとかあれば、個別で対応するかもしれません。

 

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で、実際問題、R23とR31の同じコンパウンドを履き比べたら、どれぐらいタイムが違うのか?気になる方も多いと思いますので「検証実験」やります!その結果は、またブログでお伝えいたします!

 

あとは、重量級の車、軽量級の車、軽自動車、コンパクトカー、その他、車種や走るコース、用途によって、R23向きなのか?R31向きなのか?タイヤにどれぐらいのタイムを求めていて、どれぐらいのライフをもとめているか?で、使うタイヤが変わってくると思います!

 

まずは同じサイズの同じコンパウンドで、R23型とR31型を2つ買ってもらって、自分の車で検証していただくのが一番いいかもしれません!

 

自分の車に合う方を使って、使わない方が、ヤフオクで売っちゃいましょう!

 

あとは200Rは、過去の200に比べて熱の入りはよくなっていますが、極寒の時は、うちのタイヤに限らず、どのタイヤも最初は滑ります。極寒の時には、ウオーマーを使うとどうなるのか?一番良い温度は何度なのか?そういうのも。アタック青木が検証すると思うので、そのあたりは、冬前にまたみんなで考えましょう!

 

 

↑R31型も種類を増やしていきます!これから金型作りますが、全部作るのに、おそらく数ヶ月~数年かかると思います!まずは、R23の各コンパウンドで走って頂いて、R31が出たら、またR31でアタックしてみてくださいませ!

 

リクエストサイズが増えておりますが、上記130サイズ以外で作ってほしいサイズがありましたら、連絡ください!検討します!

 

これから19、20、21インチのサイズを増やしていきます!