雑草という草はない


これは植物学者にして「日本植物学の父」と呼ばれた
故・牧野富太郎博士の残した言葉だ。

実に奥深く、的を射た言葉だとオレは思う。

で。

先日、庭の掃除をしてた時に
この言葉の意味を実感した出来事があってな。

庭で草むしりをしてたんだけど、そん時に

「なんか足がムズムズするな。」

と思って足を見たのね。

そしたら、な。。。なんと!!!!
スネ毛に蚊が絡まってもがいてるではないか!!!!

その瞬間「!!!」と頭をよぎったのが冒頭の言葉



雑草という草はない
 

 

だ!!!!

え?どういうことだ?って??
では、その時オレはなにを思ったか?それは



雑草という草はない
ムダ毛という毛はない


 

だ!!!!

牧野博士が「雑草という草はない」と思ったように、
オレも「ムダ毛という毛はない」って思ったんだよ。

最近は男子もスネ毛を剃ったりしてツルツルしてんじゃん?

で、もし?オレも今どき男子みたいにスネ毛を剃ってたら
あの蚊はスネ毛に絡まることもなくオレの血を吸ってたワケだよ。

そしたらオレはジカ熱やマラリアに感染してたかもしれないだろ?

マジでスネ毛をムダ毛扱いしてっけど、
決してムダに生えてるワケじゃねーんだよ。

ムダどころか「命を守る毛」だぞ?スネ毛は。

いやホント感動したよ。
つーか、初めてスネ毛のポテンシャルを実感したよ。

あんま感動したからワイフに

「おい。『雑草という草はない』って言葉を知ってるか?」
「かの有名な植物学者牧野富太郎博士の残した言葉な。」
「で、その言葉の本当の意味が今日ワカったよ。」
「さっき庭で掃除してた時、足がムズムズしたから見てみたら、
 蚊がスネ毛に絡まって動けなくなってたんだよ!!」
「雑草という草はない。」
「それと同じでムダ毛という毛はないんだよ!!」

って言ったら、ひと言

「それは違うよね。」

って言われた!!

「それは違うよね。」って。。。。。

違わない!!
同じ!!


オレは牧野博士と同じ境地に至ったんだよ!!

そう思ったから

「違わねーよ!!同じ!!」
「雑草という草はないのと同じで、ムダ毛っていう毛はないんだよ!!」
「なんでワカんねーんだよ!!」

って言ったら、ひと言

「ムダ毛はあるよ。」

って言われた!!


由々しき!!!!
由々しき!!!!



摘まれた。。。。。

オレの中で芽生えた「豊かな発想の芽」が摘まれた!!!!


大人はこれだから!!!!
大人はこれだから!!!!



オレの豊かな発想をまるで雑念のように言いやがって。。。。。

 

雑念という念はないんだよ!!!!

 

 

大人はこれだから!!!!

大人はこれだから!!!!

 

 

それはともかく、ムダ毛っちゅう毛はないんですよ、みなさん。
「無駄」と思うのは活かし方を知らないだけなんですよ。

だって世の中にはある物を「無駄」と思う人もいれば、
同じ物を「お宝」って思う人もいるワケじゃん?

じゃあ?どちらが心豊かに生きられるかって、
そりゃ「お宝」って思える人じゃね?

更に、あらゆる物を「お宝」と思える人こそ
無駄のない人じゃん?

だって物にしても出来事にしても
自分なりの使い方、考え方で活かせるんだから無駄がないだろ?

オレの発想だって決して無駄ではないし、
オレは喜んでんだからそれでいいじゃん?

敢えて否定することもないだろ?



雑草という草はない

雑念という念はない
ムダ毛という毛はない

 

 

お~な~じ!!!!

 

マジであの時スネ毛に蚊が絡まることなく刺されてたら、
オレは今頃病床にいたかもしれないんだよ?

そう思ったら

スネ毛。。。感謝です。。。。。

じゃん?

とにかく身体に生えてる毛はなにかしらの意味があって生えてんだから、
決してムダ毛ではないんだよ。

オレは今後スネ毛を「蚊取り大明神」として祀ることにするよ。

ところで、あの蚊は勝手に絡まったのか?
それともオレの意思とは関係なく、スネ毛が勝手に動いて絡め捕ったのか?

出来たら後者がいいな。
だってなんか「進化してます♪」って感じがするじゃん?

って、スネ毛に蚊が絡まっただけで進化まで考えてしまう。。。。。



オレの心は今日も豊かです♪♪♪


ヒロPOM

ヴァルハラ

北欧神話に登場する戦争と死の神オーディンが治める館。
戦死した勇者たちがワルキューレに導かれ集う場所。

それが

ヴァルハラ

決してなにかしらのハラスメントの略ではない。

えーっと。。。

ちょっと前の記事で「ハラスメント」ってもんについて書いたけど、
最近特に報道等で目にする「カスタマーハラスメント」いわゆる



カスハラ

 

ってヤツについて少し書こう。

つーのもね。

オレは社怪人になってからズーーーッとサービス業に従事してきたんだけど、
やっぱいるんですよ、一定数カスハラをする人が。

あ?社怪人?

合ってるけど?オレ社怪人だし。
なんならオレ社変人だったりするし。

それはそうと。

オレにはオレなりのハラスメント対応の仕方ってもんがあるんだけど、
それについてちょっと書くね。

ただ、今回書く話はオレの性格やものの考え方、それから会社での立ち位置、
その他人間関係等々、あくまでも

オレに限っての話

であって、その対応が正しいのか?間違ってるのか?
それはこの記事を読んだ人が各々決めてください。

でね。

前職での話なんだけど、法人契約してる顧客の人で
とても性格の悪い人がいたのね。

それこそ、こっちが挨拶しただけで「あ?」とか言うし、
それでもまだ「あ?」って反応するだけマシで、
だいたいがシカトって感じでな。

更にいうと、高圧的な口調かつケンカ腰。
とにかく「よく、そんな悪態つけるね?」って感じの人がいてな。

まぁ、その人の態度に対して1年半くらい我慢してたんだけど、
ある日、決定的な悪態をついたワケですよ。

安全確保のために法に則り丁寧にお願いしたにもかかわらず、

「うるせぇ~んだよ。ワカってるよ!!」

って怒鳴りやがってな。

でも、一応その日は安全確保が優先だから、
何ごとも起こらず終えたんだが、
翌日その人がまた来て悪態をついたワケね。

そこでオレは遂に思ったワケですよ。

「コイツ、ダメだ。」

って。

そう思ってからが早い!!


オレ「おい、テメェ~。テメェ~はなんなんだよ?」

相手「は!?」

オレ「『は!?』じゃねーよ。なんなんだって聞いてんだよ。」

相手「いや、よくわかんないんだけど、なんか怒らせちゃった?」

オレ「『怒らせちゃった?』じゃねーよ。」
  「テメェ~は来るたび来るたび悪態つきやがって。」
  「テメェ~はあれか?客だからってそういう態度とってんのか?」

相手「いや、そんなことないですけど。。。」

オレ「じゃあ、なんなんだよ?」
  「昨日だって安全確保のため理由を言ってお願いしただろ?」
  「そんで、こっちがお願いしてテメェ~はなんて言ったよ?」

相手「いや、別に。。。」

オレ「『いや、別に』じゃねーよ。」
  「テメェ~?1年半以上だぞ?」
  「オレは1年半以上テメェ~の悪態を我慢してやってたんだよ。」

相手「いや、あの。。。怒らせちゃったなら謝ります。」

オレ「謝んなくていいよ。もう許さねーから。」 
  「で?テメェ~はどうやって決着つけんだよ?」
  「いいや。オレもう今この場で会社辞めるわ。」
  
って言ってから近くにいた経営者ご子息に

オレ「すみません。会社に迷惑をかける行為をしてるので
   今この場でクビにしてください。」

って言ったワケですよ。

そしたら、ご子息はオレがソイツに1年半以上我慢してんのを知ってたから
「まぁまぁ。」と言いながら黙認状態でな。

で、そっからまた

オレ「とりあえずオレは今会社辞めたから表に出ろ。」
  「こっからは客対従業員じゃなく人対人だからな。」
  「テメェ~はあれだろ?立場でものを言うんだろ?」
  「じゃあ今から対等だから対等に話をしようぜ。」
  「とにかく会社に迷惑かかるから表に出ろ。」

相手「え。。。えぇ。。。。。」

オレ「いいから早く表に出ろよ。」
  「立場抜きで話をしようぜ。」

相手「いや。。。ちょ。。。ちょ。。。」

オレ「じゃあいいや。今話しねーんだったらお前の会社に行くわ。」
  「どうせ仕事辞めちゃったし暇になるから
   毎朝お前の勤め先の入り口で待ってっから。」
  「テメェ~が出勤して来なかったら会社の人に
   テメェ~の住所聞いて家に行くからな。」

相手「そ。。。それは困っちゃうなぁ~。。。。。」

オレ「オレは困んねーよ。」
  「で?どうすんだよ?」

相手「ホント申し訳なかったです。。。。。」

オレ「だから謝らなくていいって言ってんだろ?」
  「お前、オレが謝った時どういう態度だったよ?」
  「な?だからもう謝らなくていいから。絶対に許さないし。」

相手「そしたらどうすればいいですか?」

オレ「子どもかよ?自分で考えろよ。」
  
相手「も、も、もうしません。」
  「これからはちゃんとします。」

オレ「今さらちゃんとしなくていいよ。」
  「とにかく許さねーから表出ろ。」
  「話をしようぜ、話を。」

ってところでご子息が

「怖いこと言ってますけど、お兄さんの今までの態度もあれだったんで、
 彼にはなんとか納得してもらうので今日はもう帰ってください。」

ってオレの肩をガシッと押さえながら場を収めてくれてな♪

つーか、ソイツが帰ってからオレ大爆笑♪♪
ご子息も大爆笑♪♪

で、ご子息がひと言

「ヒロPOMくん、言ってることがもうヤ〇ザだよ。」

だって♪♪♪

いやいや、言葉のチョイスはともかく、オレはただただ

「立場を取っ払って話をしましょう♪」

って言っただけだし。

結局さ、カスハラって立場を利用してるワケだから、
その立場を取っ払って「人対人」にしちゃえばいいんだよ。

ただ、それをやる時は当然自分は会社を辞めるつもりだし、
「退路無し」って気持ちでやるから。

カスハラは相手の悪意を上回る覚悟と気迫で向き合うと
だいたい一件落着するから。

これは社内のパワハラも同じ。

カスハラだのパワハラだのする人間は
そこまでの覚悟も気迫も無いから。

そういうことをする相手は立場的マウントで

「自分が優位」
「自分は余裕」


って気持ちでそういうことをしてっからな。
じゃあ?その優位と余裕はどうしたら無くなる?

それは「立場を取っ払う」が最も手っ取り早い。

カスハラでもパワハラでも結局はそういうことだから。

以前勤めてた会社の所長もパワハラ体質で
若手がいないところで

「最近の若いのは本当にダメだね。」
「まったく仕事が出来ないし使えない。」
「みんなまとめて辞めさせるか。」
「ははははは!!」


とか言ってやがってな。

で、それを聞いてしまったオレは

オレ「おい?テメェ~今なんつった?」
  「若いもんはダメだ?使えない?」
  「使えないなら使えるようにすんのがテメェ~の仕事だろ?」
  「1日中ただ座ってるだけのクセしやがって、なに言ってんだ?」
  「使えねーのはテメェ~だろ?」
  「で?若いもんて誰のことだよ?名前言えよ。」
  「そしたらソイツら連れてくっから謝れ。」

所長「いや、そういうつもりで言ったんじゃないんだよ。」  
  「冗談だよ、冗談。」

オレ「冗談じゃねーんだよ。」
  「冗談でもそういう権限があるお前が言ったら冗談じゃ済まねーんだよ。」
  「いいから若いもんの名前言えよ。」

所長「いや、謝らないよ。冗談だもん。」

オレ「謝れよ。」  
  「じゃあ、オレはこれだけのことを言ったんだから
   その責任を取って今月いっぱいで辞めっから
   その代わり若いもんにちゃんと謝れよ。」
  「そんで今後は使えるようにお前がちゃんと指導監督しろ。」
  「それでいいな?」

所長「いや、そういう話じゃないんじゃないかな?」

オレ「そういう話だよ!!」
  「もういい!!今日は帰る!!」
  「謝罪は明日しろ!!」
  「会社を辞めたらお前はもうオレにとって所長でもなんでもねーからな。」
  「よーーーく考えて態度を決めろよ。」

って言って事務所を飛び出して上着を地面にバーンて叩きつけたら
ちょうどそれを野球部の人が見てて「どうしたの?」って言うのな。

「こうこう、こういうわけで。」って言ったら

「わかった!!それは所長が悪い。」
「そんなことでヒロPOMくんが辞める必要なんかないよ。」
「俺、ちょっと所長と話をしてくるね。」

って言って、所長んとこに行ったのね。
で、戻ってきて

「あれはダメだ。でも大丈夫だから。」
「ヒロPOMくんは心配しないで待ってて。」

って言って、その日は帰ったのな。

で、翌日野球部の人がオレんとこにやってきて

「ヒロPOMくん!!これだけ集まったよ!!」

って言って、大量の署名を見せてくれてな。

更に、野球部とは別に組合も動いてくれて

所長VSオレ&上司&野球部&組合

で話をすることになったんだが。。。。。♪♪♪

基本、オレはなにか物事を解決する時、
誰かに頼ることはなく「1人組合」で臨むし、

そもそも組合に入ってないんだが、
その時はかなりの大事になってしまってな。

だって他部署の人たちが大勢で

「ヒロPOMくんは悪くなーい!!」

等々言いながらウチの部署に来ちゃったからな。。。。。

でも結局「話の筋」「覚悟」「気迫」なんですよ。

で。

所長の謝罪の件は直接若手に謝罪するのではなく、
今後そのような発言や高圧的な態度をとらないということで決着。

なにしろ、その発言以前からパワハラをしてたし、
ウチの部署のほとんどが所長を嫌ってたからな。

オレは滅多に怒らないんだよ。
オレが怒る時は相当な時だから。

実際、多くの人が

「ヒロPOMが怒るってことは怒らせた相手が悪い。」

って言うくらい怒らないから。
ただ、怒った時は怒涛の勢いだけどな♪

ちなみに、オレに関しては言ってることは間違ってないが、
言葉遣いが乱暴ということで所長にその点を謝罪。

これにて一件落着♪♪♪

いや、マジで。

その後、所長は「暑いだろ?」って若手にアイスやジュースを振舞ったり、
今まで以上にみんなとコミュニケーションを取るようになったり、
職場の雰囲気がガラリと変わったからな。

上司からは

「本当は俺が所長に言わなきゃいけないことを
 全部ヒロPOMくんに言わせちゃって申し訳なかった。」
「これからも若手の面倒を見てやってね。」

って言われたし、若者からは

 

「守ってくれてありがとうございます。」

 

ってお礼を言われたし♪

いや、マジでオレを怒らせちゃダメだよ。

退けるとこまでは退くし、自分のことならスルーするけど、
若手や頑張ってる人に対して立場でものを言うのは許さないから。

それにオレ、取引先の会社の会長とスゲー仲良かったし、
いざとなったら「そういう立場」で対抗するよ?

オレの特技

なんか偉い人と仲良くなる

だ♪♪♪

その時勤めてた会社の取締役とも仲良くて
その件を聞いた取締役が

「ヒロPOM、お前~~。。。所長とやりあったんだって?」
「まぁ、最悪俺が話をつけてやつるもりだったけど、
 これからは気をつけろよ。」
「俺だって何度も助けてやれないからな。」

って、ニヤニヤしながら言ってくれてな♪

オレ、普段からみんなが面倒臭がってやらない仕事だったり、
取締役のワケのわからない指令だったり、他部署の問題解決だったり、
いろいろやってっから顔が広いし、なにかあるとみんな協力してくれんだよね♪

でも、協力してもらえるのは「筋が通ってるから」だとオレは思う。

思う。。。思う。。。。。



思うのはオレの勝手だろ!!!!

 

それとオレが思うのは、普段人に対して「1」ずつなにか力になるとするだろ?
で、そういう相手が10人いたら、なにかあった時「10」になって返ってくるし
100人いたら「100」になって返ってくるんだよ。

だいたい、当時勤めてた会社じゃ社内どころか近隣の住民の方とも仲良かったし、
なんか町会とは別にオレを中心としたコミュニティーが出来てたからな。

オレの特技

何処でもすぐに馴染む

だ♪♪♪

普段1ずつだったら大した負担でもないし、
なんならオレは楽しんで1ずつ力を貸すし。

それが「ここぞ!!」ってとこで10にも100にもなって返ってくるんだから、
やっぱ普段の行いと心掛けが大事だと思うね。


まぁ、とにかくね。


社内の話だったら若手を守るのは先輩や上司の務めだし、
対外的な話だったら事業者が労働者を守るのが務めだと思うんだよね。

前職で顧客とトラブった時、ご子息は「黙認」という形で
オレを守ってくれたワケだ。

この話には後日談があるんだが、
「ヒロPOM怒ったの巻」の数日後、その悪態顧客の同僚が来て

「この前、○○とやりあったんだって?」

って言ってきてな。
そう言われたから

「いや、まぁ大した話じゃないんですけど、 
 態度についてちょっと言ったんですよね。」

って言ったら

「ありがとね。あいつ会社でもイヤなヤツでさ。」
「今まで凄い偉そうにしてたんだけど、
 お兄さんに言われてから大人しくなってさ。」
「ホント、言ってもらって助かったよ。」

だって♪♪♪

お礼言われちゃった♪♪♪

まぁ、外でそういう態度をとるヤツは
社内でも誰かしらにマウントをとって
そういうことをしてるんだよ。

で、その会社で「事件」の話が広まってたらしいんだけど、
その会社の社長と会った時になにも言われなかったから
社長もソイツのことはわかってたんだろうな?

これにて一件落着♪♪♪

更に。

その悪態をついてた彼なんだが、次来た時は

「おはようございま~す。」
「よろしくお願いしま~す。」


って、とても爽やかな好青年に変身してたから♪♪♪

やれば出来るんじゃん♪♪♪

つーか、そこまで露骨にご機嫌伺いしなくていいから。
普通にしててください。

普通に。

聞いた話じゃ、オレは普段とても腰が低く丁寧だから
「弱い」って判断されてたらしい。

しかも、1年半も悪態に対してそういう態度だったから、
エスカレートしたらしい。

いや、退けるとこまでは退きますよ。
でも、それにも限度ってもんがあるんですよ。

 

退けるとこまで退いて、もう崖っぷちだったら

前に出るしかないからね♪

で、それまで「弱い」と思ってた相手が
とても恐ろしい人に豹変したから動揺してたそうだ♪

悪態くんの同僚がそう言ってた♪
 

それ以外にも

「激怒してるお客様に笑顔でお帰りいただく」

って特技もあるんだけど、要するに相手次第ってことですよ。
相手の心理を読み解き対応してるだけ。

悪意のある行動には、それを上回る覚悟と気迫で臨む。

悪意は無く、ただただ不満や当人の理屈に基づいて怒ってるお客様には、
その不満と理屈を解きほぐしつつ、相手好みの話題にすり替えながら謝罪する。
相手も怒りが収まると普通に話が出来るし、実は悪い人じゃなかったりするし。

そんな感じかな♪

ということで、これがオレのカスハラ及びパワハラへの対処法です♪
いや、絶対カスハラ、パワハラは立場を拠り所にしてっから。

オレは覚悟と気迫でその立場を取っ払う!!!!

まぁ、冒頭に書いた通り、あくまでもこれは



「オレのやり方」

 

だからマネするなら「自己責任」でお願いします♪

オレは1人でやりきる自信があるからやってっけど、
借りられるなら人の力を借りて問題に取り組んだ方が
よりスマートに解決することも多々あるからね。

でも、今まで何度か上司や同僚、それから取引相手やお客様に

「もう許さん。。。」

てやったけど、なんかみんなに喜ばれるんだよね。
結局、みんなそういう相手には同じような感情を抱いてんだよ。

だからオレがドカンッ!!てやるとスカッとするらしい♪

ただ、やるなら「背水の陣」で臨まないとダメだね。
そんで、相手も背水の陣に追い込む。

最後は覚悟と気迫の勝負だな。

今んとこ運よくオレの方に良い風が吹いてっけど、
出来ることならオレだって、もうそういうことはしたくないから。

平和が1番♪♪♪

ということで、報道等でカスハラ、パワハラについてやってると

「これは上司が守るべき案件だろ。」
「これは事業者が守るべき案件だろ。」


って思いながら観てます。

自分の身がかわいいのはワカるが、
あんま保身ばっかしてっと、いざって時誰も助けてくれないよ?

立場のある人は特に気をつけた方がいいですよ。

オレなんか、いざって時オレ以上に周りが動いてくれっから♪
ちょっと大事になるのが困るんだけどな♪

あと思うのが、別に客だからって偉くないから。
物事はね、立場を取っ払って考えるんだよ。

事業者は客の言うことをなんでも聞くか?って???
部下ならなんでも言う通りにするか?って???

そりゃ生活がかかってっから理不尽でもやるしかないこともあるだろうが、


「客対事業者」

「上司対部下」

 

って立場以前になんだからイヤなもんはイヤなんだよ。

それって至極当然の話じゃね?

上司だって上司なりにイヤなこともあるだろうが
上司とか部下とか関係なく、やるべきことはやる。
助け合えることは助け合う。

それが健全な人間関係ってもんだろ?

もちろん業務上の上下はあるし、指導すべき立場の人は指導もするし、
間違えがあれば指摘もするし、敢えて嫌われ役をやってくれる人もいるが、
結局どこまで行っても「人対人」なんだよ。

偉いとか偉くないとかってのは他人が決めることだ。
立場で勝手に偉くなるな。

前にも書いたけど、誰が捨てたかもわからないゴミが
道端に落ちてたとすんだろ?

それを子どもが拾ってゴミ箱に捨てたら「偉いな。」って思うじゃん?
要するにそういうことなんだよ。

偉いってのは立場も年齢も関係なく、
その人の行いに対し周りが下す評価なんだよ。

「偉そうに。」って思われた時点で、その人は偉くないから。
偉い人は「偉い。」って思われるだろ?

「偉そう」ってのは偉くないから「偉そう」なんだよ。

オレからしたら道端にゴミを捨てる社長より、
道端のゴミを拾って捨てる子どもの方が偉い。

そういうことだ。

だから立場で勝手に偉ぶるな。
世の中勘違いしてる人が多すぎる。

と思う今日この頃であります。。。。。

じゃあ、次回は明るい話を書くな♪♪♪

アディオス♪♪♪


ヒロPOM

マンガ最高!!


ということで、オレはマンガやアニメがだぁ~い好き♪
で、そんなオレの「推し☆セン」はホラーマンガの巨匠




伊藤潤二先生


 

DEATH!!!!


あ?推し☆セン?
推し☆センて言ったら「推してる☆先生」の略に決まってんだろ!!

いやいやマジで。
潤二先生のマンガは他の追随を許さない圧倒的な不条理なんですよ。

そして、その不条理を受け入れざるを得ない圧倒的画力!!

むかし姉貴が「ハロウィン」というホラー雑誌を愛読してて、
オレも読んでたのね。

当時はお茶漬海苔先生の「惨劇館」や永久保貴一先生の「カルラ舞う」等、
王道のホラーマンガやSF要素のあるホラーマンガが主流だったんだが、
そこへ突然「富江」という不条理なマンガが読み切りで登場してな。

「富江」というのは潤二先生の代表作なんだが、
マジでこのマンガを読んだ時は「来た!!」って思ったね。

思ったね。

なんつーか?怖がらせようとしてないんだよね。
で、怖がらせようとしてないから怖いんだよね。

マンガの内容もさることながら、こういうマンガを描く
潤二先生の発想の方が怖いというか、なんというか。

もちろん、マンガ自体も陰鬱とした世界観と画風で怖いんだけど、
それを上回る

「これを平常心で描いてんだろ?」

ってのが1番怖い!!
そしてなにより面白い!!

 

面白い!!!!

そうなんだよ。

潤二作品は緻密な描写や不条理さが怖さを際立たせてんだけど、
そういう中になんかユーモアがあるんだよね。

だから「怖い」というよりは「面白い」。

だって「双一」とか「淵さん」とか
もう怖さのベクトルが完全に「面白い」に向かってっから♪

淵さんなんてマンガの中でも「こんなモデルいるかよ!!」って言うくらい
本当に「こんなモデルいるかよ!!」ってキャラだし。

歯がサメみたいに幾重にも重なって生えてるし
スゲー尖ってるし、オデコは異常に広いし、

オデコと鼻のラインが変だし、

 

こんなモデルいるかよ!!!!

 

それから「油度」って得体の知れない尺度とか出てくるし。

思わず「油度ってなんだよ!!」って言っちゃったね。

で、そういう面白さがあるかと思えば
「首吊り気球」みたいに、ただただ不条理で怖い作品とかあるし。

 

で。

そんな伊藤潤二先生の超自然的、幻想的、空想的なジャンルを


Funtasy(ファンタジー)


と命名します!!

本来のファンタジーのスペルは「Fntasy」なんだけど、
そこに「面白い」を意味する「Fun」をくっつけて


Funtasy(ファンタジー)


DEATH!!


だって、なんかもう「ホラー」という枠に収まりきらないし、
超自然的、幻想的、空想的、そしてユーモアってのを全部ひっくるめて


Funtasy(ファンタジー)


って言う方がシックリくるし。

ちなみに「Fun」はそのままだと「楽しい」って意味で
「面白い」にするには「a lot of」もしくは
「lots of」を付けないといかんのだが、
その辺は適当でお願いします♪

その話はともかく、伊藤潤二先生の大ファンとして行って来ましたよ。
世田谷文学館で開催されてる



「伊藤潤二展 誘惑」

 

に♪

平日の昼頃に行ったこともあって人も少なく
物凄くジックリタップリの~んびり♪作品を堪能出来ました♪♪♪

やっぱ原画は違うよね。

印刷ではつぶれてしまってる線とかハッキリ見えるし、
コントラストとかもキッチリ見えるから
本では味わえない「迫力」ってのがヒシヒシと伝わってくるから。

つーか、あれだけの描き込みって、なにかしらの怨念がないと描けないんじゃね?
怨念というか、情念というか、執念というか。。。。。

同じような気配を草間彌生女史の作品からも感じたぞ。

潤二先生の場合、前職が歯科技工士ということもあり
緻密、綿密な作業が得意というか好きなんだろうけど、
にしてもホント、他の追随を許さない画力なんだよね。

オレは別に絵を専門としてるワケじゃないから
本当の意味での画力ってのはワカってないんだが、
ワカってないオレからしても凄いんだよ。

ワイフは絵を専門としてるからワカるらしいんだが、
そんなワイフからしても凄いそうだ。

あの浦沢直樹氏が呆れるほどの描写だからな。

画風や作風が違うから一概に比較は出来ないんだが、
「描き込み」という一点に於いては大友克洋氏に匹敵するんじゃないか?

マンガとしてではなくイラスト、アート作品としても十分な絵だし、
なにより潤二先生の描く女子は美しい!!

純和風な顔立ちであれだけ綺麗な女子を描ける漫画家さんて
他に思い浮かばないな。

で。

「伊藤潤二展 誘惑」に行ってきたワケだが、な。。。なんと!!
写真は自由に撮っていいというではないか!!

なんてファンサービスだ。。。。。
潤二先生はとてもファンを大事になすってますね。。。。。

ということで、写真も沢山撮ってきました♪

が。

>純和風な顔立ちであれだけ綺麗な女子を描ける漫画家さんて
>他に思い浮かばないな。


なんて書いておきながら、撮ってきたのは
おぞましい絵の写真ばかりです♪

やっぱ、おぞましい絵こそ潤二先生の真骨頂だからな。
そういう絵は後々まで

「なんでこんなものを思いつくんだ?」

って楽しめるからね♪

視覚で楽しむものを視覚だけで終わらせない!!
それがオレの真骨頂!!

そして何故?伊藤潤二先生の作品が響くのか?を考える。
自己分析ってヤツだ。

伊藤潤二展で展示してあった、伊藤潤二先生が読んでた本なんだが、
古賀新一先生の「エコエコアザラク」だったり、
地獄小僧や毒虫小僧、幻色の孤島や妖女ダーラでお馴染みの
日野日出志先生の作品だったり、
あとは巨匠楳図かずお氏のマンガだったり、
オレが幼少期に読み漁ったマンガと同じなんだよね。

同じ作風のマンガを好んで読んでたってのが
やっぱ響く理由なんだと思う。

あとはオレの姉貴の影響だな。

オレの姉貴は少しイカレてて、オレが小学生とか中学生の頃
深夜に突然

「ヒロ。墓地で心霊写真撮って来て。」

って言ってカメラを手渡すような人だから。
真冬で雪が降ってる日の深夜にだよ?

ウチの近所には結構広い都営墓地があるんだが、
そこに行って心霊写真を撮ってこいって言うワケだ。

で、オレは素直な良い弟だから、眠いのにひとりで撮りに行ってな。

墓地の中に電話ボックスがあるからそこを撮ったり、
墓地ん中でも特に暗い場所に行って撮ったり。

そんでフラッシュをたいたら鳩がバサバサッって飛び出してきて
「うわぁっ!!」って言ったり。

いや、焦るって。
オレ、こどもだよ?


でも、こどもの頃にそんなことをしてたせいか?

してたっていうか、させられてたっていうか?


とにかく、こどもの頃にそんなことをしてたもんで、
真冬の深夜に地図にも載ってない山奥の廃村に
ひとりで行くのが趣味になってな♪

そういう世界観て伊藤潤二先生の世界観に通ずるものがあると思うんだよね。

だから伊藤潤二作品が響く♪

ちなみに、オレはデビュー当時から潤二ファンで
ワイフにも「面白いから♪」って薦めたんだけど、
最初ワイフは

「そういう気持ち悪い絵の本を家に置いときたくない。」

って言って、オレが「全巻オレが買うから。」って言っても
「ダメ。」って受け入れてもらえなかったんだよ。

ところが。

少しずつ、少~~~しずつワイフに伊藤潤二作品を読ませてたら
すっかりハマってしまって、結局ワイフは自分で全巻買ったから♪

最初から「いいよ♪」って言ってりゃオレが全巻買ったのにな。

そんなワケで我が家は夫婦揃って伊藤潤二ファンです♪

ちなみに「伊藤潤二 いくら」で検索すると面白いページがあります。
「いくら」って子が潤二先生の信者らしいんだけど、
潤二愛が異常(褒め言葉)で凄いことになってます。

彼女はファンじゃないね。
間違いなく信者だね。


いくらちゃんはXをやってるんだけど、
オレはXのアカウントが無いし、作り方もワカらないので
ここで紹介する了承を得てないんだけど、
ご本人からの異議申し立てがあれば「いくら」って文字にボカシを入れます♪

遠慮なく異議申し立てをしてくだきゃい!!

つーことで、今回はとにかく伊藤潤二先生を皆に紹介したかったんですよ!!

マンガ全体では「手塚以前、手塚以後」や
「大友以前、大友以後」なんて言い方があるんだが、
ことホラーに関して言うと間違いなく

「伊藤以前、伊藤以後」

ってのがあると思う。

読んで読んで読んで!!
とにかく読んで!!


そしてオレがここで熱く語ってるワケを知って欲しい!!

じゃあ、オレはこれからアニメ伊藤潤二コレクションを観ることにします。
本の方はワイフが大事に所蔵してるので勝手に読めないんだよね。。。。。


じゃっ!!


ヒロPOM