天平ブログ   ~ジャグラーTempeiの オフィシャルブログ~ -4ページ目

豪華客船-ボイジャーオブザシーズ2(香港-香港区間)

豪華客船で、出港地でお客様を乗せ そのお客様が完全に船から降りる日までを1クルーズと数えます。

1クルーズは短くて3~4日
平均1週間ですが、
同じお客様に対して2回以上フルのショーを見せる事はまず無いので、
基本的に出演は1クルーズにつき1回。


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すなわち1週間船に乗っていても出演は1日のみ。

クルーズ初日に出演が終わってしまうと
その後のクルーズは 何もすることがありません。

練習あるのみです。



豪華客船の上だというのに、
豪華な食事には目もくれずひたすら稽古に明け暮れる日々ですが、

前回のクルーズでは
僕のショーを偶然見ていた船長が気に入ってくれ、
ディナーに誘って頂きました。

船の中ではメインダイニングという豪華絢爛な場所がありますが、
一人で行くような場所でもないので これまで行った事はありませんでした。

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スーツ着用が必須となる「フォーマルナイト」用に用意しておいたジャケットを引っ張り出して袖を通し
緊張しながらメインダイニングに向かうと、
リザーブされていたのはダイニングのど真ん中にある 船長専用のテーブル。
自分のショーより緊張します。

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てっきり
船長と奥さんの二人だと思っていたら
各部署のディレクターや船長が招待しているゲストの一家等大人数でした。

Voyager of the Seas ディナー

緊張しましたがこういう場にご招待いただけて光栄に思います。


翌日はベトナムのダナンに停泊していましたが、
この日は船から降りず、船内で練習。

練習の合間に 船長にブリッジ(操縦室)を案内して頂きました。

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停泊中ということで、操縦席にも座らせてもらい

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13万8千トンの船の操縦桿を握るという 貴重な経験をしました。

漫画「ワンピース」や「パイレーツオブカリビアン」に出てくる船についている
ハンドル(舵輪というそうです)をイメージしていましたが、

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この操舵室にはそのようなものはなく、
コックピットにあるそれらしき物は
このマウスのようなものだけでした。

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写真では窓の外が白ボケしてしまって見えませんが、
この操舵室はマンション14階以上の高さに位置するので
かなりの絶景でした。

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楽しいひと時を与えてくれた船長に感謝。

韓国 〜チョンド•ワールド•コメディ•アート•フェスティバル

プサンから車で1時間ほどの町、韓国のチョンドに来ています。

今回は昨日から開催されている
チョンド・ワールド・コメディ・アート・フェスティバル (Cheongdo World Comedy Art Festival)での出演。

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昨夜は開幕式でトリを務めさせて頂き、
夜の湿気で床がツルツルになった野外ステージでのショーでしたが なんとか持ち堪えました。

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今日から3日間頑張ります!


豪華客船-ボイジャーオブザシーズ(香港-香港区間)

今から約2ヶ月前
7月29日から8月11日の2週間
ロイヤルカリビアンの豪華客船
「ボイジャーオブザシーズ(Voyager of the Seas)」にて出演してきました。

voyager of the seas

その時の事を更新しようと考え構想を練り続けて、
いつの間にか2ヶ月が立ちました。

いつもの事ですが、
もっと早く、タイムリーに更新したいですね。

これで6回目となるボイジャー号での出演
今回は香港発着の中国クルーズでした。
お客様のほとんどはアジア人、
中でも全体の8割は中国のお客さんだそうです。
ここ数年で急激に比率が増した「中国クルーズ」
クルーズ界からも世界の情勢が伺えます。

その次に多いのは韓国の方。
日本人は20~30人程度でした。

客船内にある1557部屋の客室もほぼ満室でした。
3000人超えの乗客に対し、乗っているクルーは1000人以上。
船のサイズが伺えます。もはや一つの小さな町が動いているかのようです。

絵に描いたような豪華客船、船内も煌びやかです。

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今回の僕の出演は出航日当日の夜
「Welcome aboard show」というショーでした。

voyager of the seas show


香港から出発した翌日は
中国の三亜(サンヤ)に停泊。
中国のハワイと言われているだけあって
リゾート感満載です。

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港での停泊中は、乗客のほとんどが船が主催しているオプショナルツアーに参加していて
船内が少しガランとしています。


豪華客席での出演というのは
同じお客様に対して一度しかショーを行わないので、
クルーズ初日に出演が終わってしまうと
その後のクルーズは 何もすることがありません。

練習あるのみです。

つづく。

アメリカ 〜AMA アワードショー

1年に一度
その年に最も活躍し、注目されたマジシャンが受賞する、「マジシャンオブザイヤー」

今週5月17日日曜日、
この賞が表彰されるセレモニー
「アワードショー(Award Show)」にて
ゲスト出演させて頂きました。

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AMA(Academy of Magical Arts)主催
マジック界のアカデミー賞とも言われるこちらの表彰式は、
アメリカのビバリーリルズで開催されています。



メインイベントは、その年に活躍した・もしくは優秀なマジシャンを発表する
「マジシャン・オブ・ザ・イヤー(Magician of the year)」

過去の受賞者には あのデビットカッパーフィールドや

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クリスエンジェル
クリスエンジェル

ペン&テラー
ペン&テラー

日本での歴代受賞者は、

セロさん


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島田晴夫さんや

島田晴夫さん


プリンセス天功さん。



トロフィーのプレゼンターには
ショーン・ファーカー(Shawn Farquhar)やユージン・バーガー(Eugene Burger)など
錚々たる顔ぶれ。


おそらく1000人以上は入るであろう客席にも
著名マジシャン・パフォーマー達が多数。

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そんな当事者たちも気が気じゃない表彰式の中、
そのセレモニーの合間合間に
ゲストパフォーマーが1組ずつ出演する、
僕があまり経験したことが無いタイプのショーです。


今回のショーに一緒に出演したのは
先週ラスベガスでショーを観にいったばかりのマック・キング(Mac King)

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韓国の大スター
イ・ウンギョル(Eun gyeol Lee)

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女性として初のジャーマン・グランド・マジック・プリックス(German Grand Prix of Magic)を勝ち取った
ドイツのアラナ(Alana)

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客席もバックステージも共演者も
知る人ぞ知る 超豪華メンバー
そんな中たった一人ジャグラーとして乗り込んできましたが、
極度の緊張感と共に 心からワクワクするステージでした。



ショー終了後に頂いた、
これまでのプロ人生の中で 最も大きなスタンディングオベーション
去年の秋、豪華客船サファイアプリンセスでもらったスタンディングも忘れられませんが、

会場を埋め尽くした大勢のマジシャン
見渡す限りほぼ全ての方が立ち上がり贈ってくれた拍手と歓声は
これまで味わった事のない「重み」がありました。



アワードショーにお越しいただいた
全てのお客様に感謝。

豪華客船-シルバーウィスパー 

シンチャオ(こんにちは)

再び ベトナムのホーチミンに行ってきました。

今回は豪華客船「Silver Whisper号(シルバーウィスパー)」での出演。
初めて乗る船でした。



香港を出発し ベトナムのチェンマイで停泊、ホーチミンに到着するまでの5日間の旅。

以前乗っていた船の乗客定員数は2500人超えの大型船が多かったのですが
それに対しSilver whisperは 380人定員の小型船。
基本的に豪華客船は 乗客定員数が少ないもの程「高級客船」となる傾向が強いのですが、

この船を運営している客船会社「Silver Sea Cruise」は、
そのサービスと寄港地のバリエーションから、
「世界最高峰のクルーズライン」と呼ばれています。


僕が泊まった客室も、
船の中とは思えない快適さでした。

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練習環境も整っています。

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シアターは小さめですが、
客席もステージも綺麗でした。

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船が小さい為 やや揺れが多い事を除いては
本当に快適なクルーズで、
美味しい食事にも恵まれ、
最高のコンディションで出演を迎える事が出来ました。

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