酒井宏樹、デビュー戦でアシスト！！

現在、欧州のチームに移籍して活躍する日本人プレーヤーが増えてきました。代表の半分が欧州リーグに移籍しているメンバーになりつつあります。それらの選手たちの活躍や話題を中心に毎日、このブログでお送りしています。一緒に日本代表を応援しましょう。あと、大リーグの日本人情報やフィギュア・スケートなどの話題も都度入れています。

＜酒井宏樹、デビュー戦でアシスト！！＞

ヨーロッパリーグプレーオフのセカンドレグが30日に行われ、酒井宏樹のハノーファーは、ホームでスロンスクと対戦し、５－１と大勝した。この試合で、酒井は７０分から途中出場し、アシストも決めて、デビューを飾った。アウェーでのファーストレグを５－３で制していたハノーファーは、10分に先制点を奪われＱが、22分に同点に追いつくと、その後はゴールラッシュだ。35分にフスティのゴールで勝ち越して１点リードで試合を折り返すと、68分にはソビエフが追加点を挙げた。ハノーファーは、70分には酒井を投入。勢いの止まらないハノーファーは、85分にソビエフが自身２点目を奪取。88分にも酒井のアシストからフスティが、チーム5点目をマークした。 結局ハノーファーは先制点を奪われながらも、5-1と逆転勝利。2連勝でヨーロッパリーグ本大会への出場を決めている。いよいよ、酒井の登場だ。足の故障で少し出遅れたが、デビューで即アシストの結果を出したのはたいしたものだ。頑張ってレギュラー奪取だ、酒井！！

＜その他の海外組のＥＬの試合結果＞

・ＥＬプレーオフ、長友のインテルは、ホームでバスルイと対戦した。アウェーでのファーストレグで２－０と先勝していたインテルは、長友やサネッティ、カッサーノらが先発出場した。インテルは後半ロスタイムにグアリンが同点ゴールを奪取。土壇場で２－２の引き分けに持ち込むとともに、2試合で1勝1分けと勝ち越すことで、ヨーロッパリーグ本大会への出場権を手にした。なお、長友はフル出場している。長友は左サイドバックだけでなく「初めて」という３人の守備的ＭＦの一角も任された。前半に味方ＧＫが退場処分を受けながらも引き分け「（守備的ＭＦは）ポジショニングが大事になってくるから簡単ではない。早い時間に１０人になってもっと厳しい試合になった」と語った。ここ数日は発熱や体調不良で出場が危ぶまれたが「バランスは見てやれた。まずは体調を整えて休みたい」と無事に勝ち抜いてひと安心した様子だった。ゆっくり休んで万全の体勢で今後に臨んでくれ。頑張れ、長友！！

・ＥＬプレーオフ、本田のＣＳＫＡモスクワがホームでAIKソルナに０－２で敗れ、２戦合計１－２となり本戦出場を逃した。本田は第1戦でゴールを決めていたが、第2戦は先発フル出場も、得点することができなかった。本田は攻撃を組み立てて終始攻勢だったが、最後まで得点できなかった。第１戦で決勝点を決めた本田がスルーパスでつくった好機では、シュートがＧＫに防がれ、ムサのシュートがポストに当たるなど運もなかった。カウンターに徹したＡＩＫソルナは前半６分に先制し、後半ロスタイムでもＣＫのこぼれ球を決めた。残念だ。これで本田はＣＳＫＡにいる意味がほぼ無くなってしまった。１月の移籍目指して頑張れ、本田！！

＜移籍関連情報＞

・ 吉田麻也のサウサンプトンFC移籍が正式に決定した。同クラブは、公式サイトで「セインツ（サウサンプトンFCの愛称）にとって喜ばしい発表」として、吉田の入団を発表。オフィシャルツイッター（@officialsaints）上でも、「Japanese international Maya Yoshida is set to join #SaintsFC on a three-year deal from VVV-Venlo.」と呟いている。また、同ツイッターでは、「プレミアリーグにくることは、子供の頃からの大きな夢の一つ」という吉田のコメントも掲載。オランダ・VVVフェンローからの移籍となった吉田の契約期間は3年となる。なお、吉田は移籍手続きの関係で試合で出れるまで１～２週間かかる模様で、デビューは９月中になる模様だ。やったせ、麻也！！日本のファンからすれば、香川、李、宮市に続いてまた大きな楽しみが増える吉田のプレミア入りだ。頑張れ、麻也！！

・イタリア紙『トゥットスポルト』はカターニャの森本が移籍する可能性が高まったと報じている。同紙は、カターニアが移籍期限の最終日となる３１日に、昨シーズンのセリエBで２０ゴールを挙げたグロッセートのスフォルツィーニと、ラツィオのアルファーノを獲得する可能性を伝えた。そして、２選手の加入に伴い、森本とアンテヌッチがカターニアから放出されると指摘している。移籍させるならもっと早く決めてくれればいいのだが。クラブの事情もあるが、森本がかわいそうだ。

・京都サンガF.C.は30日、DF高橋祐治がオーストラリア・Aリーグのブリスベン・ロアーへ期限付き移籍することを発表した。期限付き移籍期間は１２年９月１日から１３年６月３０日までとなっている。ブリスベン・ロアーはすでに来シーズンのAFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得している強豪だ。クラブを通じて高橋は「『試合に出たい』という思いが強く、今回の移籍を決断しました。オーストラリアでは自分の武器であるビルドアップやヘディングの強さなどをしっかりとアピールしてきたいと思います。サポーターの皆さんに成長した姿を西京極でお見せできるように精一杯頑張ってきます。これからも応援よろしくお願いします」とコメントを発表している。

＜その他の話題＞

・ UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)は３０日、２０１１－１２シーズンの欧州最優秀選手を発表。バルセロナのイニエスタが選出された。同賞は、５３名のジャーナリストの電子投票で選出。最終候補にはバルセロナのメッシ、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが残っていた。イニエスタは、今夏に行われたユーロ2012でスペインを史上初の連覇に導き、同大会のMVPに選出されていた。おめでとう、イエニスタ！！

・欧州チャンピオンズリーグの１次リーグ組み合わせ抽選会が３０日にモナコで行われ、香川のマンチェスターUはH組でブラガ(ポルトガル)、ガラタサライ(トルコ)、クルージ(ルーマニア)と対戦することになった。また、内田のシャルケは、アーセナルなどと同じB組に入った。９月１８日に開幕し、各組２位までが決勝トーナメントに進む。是非、二人とも決勝トーナメントに出て欲しいね。高いレベルでの対戦を待っているよ。

・イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』では、バスルイ戦出場各選手の採点を発表。フル出場した長友には、「５」と厳しい評価を与えている。同紙では、長友のプレーについて「左MFは彼のポジションではなかった。左サイドバックの選手とポジションを替わったが、落ち着きがなく、リズムにのれなかった。(リビウ)アンタル(バスルイの最高採点7)にずっと同じやり方で打ち負かされた」とし、対面した相手選手に終始圧倒されたと評した。長友は体調が良くなかったようだ。それでも９０分間走り回るのだから誉めてあげたい。でも、アジア最終予選には万全の体調で臨んで欲しい。！