ガソリン1リットル1,750円也 | リターンはカブで

リターンはカブで

大きいバイクを降りて8年
もう乗ることは無いと思っていたバイク。
ひょんなことからⅭ125ccスーパーカブを購入し
リターンライダーになってしまいました。
いつまで乗れるかわかりませんが、バイクに乗って楽しい思い出を綴ってみます。

2024年

新年あけまして

おめでとうございます

今年もよろしくお願いします

 

 

 

前回ブログ新宮ツーリングでの出来事

 

 

XSR900が雪でコケてしまい

白浜下山を断念し迂回

 

雪を避け出来るだけ近道を選び吉野迫川村を通るルートでR168へ

 

 

 

GT750真さんがちょっと前から

 

「ガソリンヤバいから次にスタンド見つけたら入れたい」

 

と言っていたので、山の中にあった開いてるか開いてないか一見分からん昔ながらの小さなスタンドに入ってみる

 

 

スタンドには大きく

「カード使えません。現金のみ」

と貼り紙がしてあり

1リットルいくらかは明記していない

 

 

いくら高くても1リッター200円以上は無いやろう

 

 

しばらく待っていると電気の点いていない事務所から80歳くらいのおじいちゃんがゆっくり出てきた

 

 

やってた!良かった!

 

 

まずはGT750をガソリン満タンにし次はボクの番

 

 

 

 

 

おじいちゃんに

 

「カブやからあんまり入らへんけどゴメンやで」

 

と伝え3ℓのガソリンが入った

(厳密に言えば3.01)

 

おじいちゃんは多分3リットルちょうどを狙っていたと思います

凄く悔しがってました

 

 

 

ボクは

 

「3リットルも入ったんや」

 

とおじいちゃんと会話し

支払いをする為にレジが置いてある事務所へ600円を握りしめ一緒について行く

 

 

3リットルなので600円を超えることは無いやろう

と心の中で準備していると

 

 

 

おじいちゃんはレシートを引きちぎり

 

「5,250円です」

 

 

ボク目目目

「?????」

 

えらいシャレのきついボケかましてきよるやんけ!

と思いながらも手に持っている600円を出しながら

 

「はい、6,000円」

 

 

それを見るなり

おじいちゃんはもう一度

「5,250円」

 

目を見ると目が笑ってない

 

うわぁ

マジもんやアセアセ

 

 

 

 

ボクの想像では

 

ボクとの会話で

「3リットル入った」

が事務所まで歩いているうちに脳内で30リットルに変換され、30リットルは5,250円と覚えていたんじゃないかと思う

 

 

 

長年にわたりこの地でガソリンスタンドを経営してきたと思われるおじいちゃんにボクは言いたい

 

 

かつて何十万、何百万台のカブにガソリンを入れてきたと思います

 

 

その中で30ℓガソリンが入ったカブがありましたかはてなマーク

 

カブに30ℓガソリン入れたことありますかはてなマーク

 

 

 

そんなカブがあればボクは買いたいです

 

 

おじいちゃんにボクのハンターカブを指さし

 

「あれはカブに見えへんと思うけど、あれはカブで、満タンでも5リットルしかガソリン入らへん」

 

と教えてあげるとやっと間違えに気が付いたみたいで正式の価格525円で支払いが出来た

 

 

 

1リットル175円やったんやウインク

 

 

 

 

 

次にXSR900

ハイオク満タンを頼みおじいちゃんに入れてもらう

 

 

XSR900の本当のガソリン給油口は今風で小さく

おじいちゃんはフタを開けたところでガソリンを噴射しあふれ返り

 

「もう満タンやで」

 

と入れるのを終わらせようとしたので、そっと手を添え給油口にガン先を入れてあげ

 

「ここです」

 

と教えやっと全員ガソリン給油に成功チョキ

 

 

後で聞いた話では

おつりが50円足らんかったらしいです

 

XSR900本人は50円なのでもうええかと諦めたらしい

 

 

 

 

ボクも80歳を過ぎても働きたいけど、カブにガソリン30リットル入れるようになったら、引退を考えるかもチュー

 

 

楽しいガソリンスタンドでしたラブラブ

完了