息子4才。なんでも聞きたがるお年頃だ。先日もあんぱんまんを見ながら私に聞いた。
「ねえ、ママ。生きる喜びってなに?」
オープニングで歌う。
そうだ うれしいんだ生きる よろこび たとえ胸の傷がいたんでも
なんのために生まれてなにをして生きるのかこたえられないなんてそんなのは いやだ!
なんたる哲学。うまく説明する自信はあるけど、これが4才相手だと難しい。
仕方なく目の前にあるデザートとして出したイチゴを頬張り「イチゴが美味しくて嬉しいって話」と言った。
息子は満足げに「おいしいね、イチゴおいしいと嬉しいもんね」とテレビ前に戻った。極論そんなもんだろう。生きる喜びなんて。
なんのために生まれたの?と聞かれた日にゃ「おいしいイチゴを食べるためにさ」と言うしかない。極論そんなもんだろう。生まれた意味なんて。
一卵性の双子を、違う親に預ける実験てしたこと…ないよなあ。人体実験のレベルだから。でもみんな興味あるでしょう?
育てる親によって、人間の性格って変わるのか。
私はどうやら養子らしい。しかも姉妹がいるみたい。妹。二つ下。
世界の父親なんてコンナモノデショってくらい、私の父親、いや養父は私を見なった。下の弟は入学式も出て授業参観も出て一緒に動物園もいくのに、私とは行かなかった。女の子ってのは距離かわからなくて。ごめん。お父さん照れてるんだよ。母親…養母は言ってた。でも違ったのかな。もう死んじゃった今では判らない。
私が養子だって知ったのは、お父さんが死んで、新しくなった戸籍謄本を手にした今だから。
お母さんにそれを聞かされたばっかだから。妹がいるよって。
私。どうかな、普通だと思うけど。付き合う男の人は皆年上。それはお父さんを求めてる。そんなの気がついてるけど、よくある話でしょ?
ちょっとキレやすいかなと思うけど、普通の範囲だと思う。誰かを殴ったりしたこともないし。女の子だと当たり前?弟はよくお母さんを蹴ったりしてる。あっちのが変じゃない?
私養子で、別にお父さんとお母さんがいるけど、普通だと思うけど、なんか根っこが挿げ替えられた大根みたいに、いま動けない。
頭の上から人参で、あの緑の葉っぱふわふわさせてるけど、土から下は大根みたい。動けない。
養子っていつからなのかな。私の一番最初の記憶。幼稚園のウザギが死んじゃった記憶。でもあれは近くの緑幼稚園だから、もう養子だったのかな。
ねえ、この空の下。どこかにいる私の血が繋がってる妹。
あんたは育ててくれた父親に変なことされてない? 私は毎晩されてたよ、養父に。入学式にも出てくれないし、授業参観にもきてくれない。動物園にも連れて行ってくれなかったけど、部屋に毎晩きて、体を触られた。舐められた。だから体に毒物を塗った。べったりと。
勝手に舐めてしんだのは、養父。私は何も知らない。体に塗っただけ。
私は今こんなだけど、妹、どう?
育てる親によって、人間の性格って変わるのか。
私はどうやら養子らしい。しかも姉妹がいるみたい。妹。二つ下。
世界の父親なんてコンナモノデショってくらい、私の父親、いや養父は私を見なった。下の弟は入学式も出て授業参観も出て一緒に動物園もいくのに、私とは行かなかった。女の子ってのは距離かわからなくて。ごめん。お父さん照れてるんだよ。母親…養母は言ってた。でも違ったのかな。もう死んじゃった今では判らない。
私が養子だって知ったのは、お父さんが死んで、新しくなった戸籍謄本を手にした今だから。
お母さんにそれを聞かされたばっかだから。妹がいるよって。
私。どうかな、普通だと思うけど。付き合う男の人は皆年上。それはお父さんを求めてる。そんなの気がついてるけど、よくある話でしょ?
ちょっとキレやすいかなと思うけど、普通の範囲だと思う。誰かを殴ったりしたこともないし。女の子だと当たり前?弟はよくお母さんを蹴ったりしてる。あっちのが変じゃない?
私養子で、別にお父さんとお母さんがいるけど、普通だと思うけど、なんか根っこが挿げ替えられた大根みたいに、いま動けない。
頭の上から人参で、あの緑の葉っぱふわふわさせてるけど、土から下は大根みたい。動けない。
養子っていつからなのかな。私の一番最初の記憶。幼稚園のウザギが死んじゃった記憶。でもあれは近くの緑幼稚園だから、もう養子だったのかな。
ねえ、この空の下。どこかにいる私の血が繋がってる妹。
あんたは育ててくれた父親に変なことされてない? 私は毎晩されてたよ、養父に。入学式にも出てくれないし、授業参観にもきてくれない。動物園にも連れて行ってくれなかったけど、部屋に毎晩きて、体を触られた。舐められた。だから体に毒物を塗った。べったりと。
勝手に舐めてしんだのは、養父。私は何も知らない。体に塗っただけ。
私は今こんなだけど、妹、どう?
人生を変えた一瞬は、必ずあるはず。
私が自覚的に覚えてるのは、とある作品を見たとき。そのとき私はご飯を食べていた。でも目が離せなくて、気がついたら手にもったお茶碗は完全に熱を失っていた。冷めた米粒を口の中に運びながら、私の人生は決まったと思っていた。コレを仕事にしようと決めた。中学生だったと思う。何年の時だったか覚えてない。でもあの冷たいご飯粒の食感を覚えている。
もう一つは、就職。
私は面接というものを完全にナメていて「この技術は違法コピーしたソフトで得ました」と普通に言ってしまった。まだそのソフトが30万円以上していた時代だ。みんなそうしていたのに、口に出してしまったのは私だけ。それが社長に怒られて一番希望の会社に入れなかった。
でも私を面白いと思ってくれた人がいて、その人に救い上げられた。
その人との出会い。私という人間の形成に大きく関わってる。
もう一つは、某宿を予約したときだ。
古い温泉旅館。そこを予約した時から私の人生はコッキリ移動した。子持ちという世界に。その宿でしたセックスで私は妊娠した。セックスを終えて深夜宿で一人で入った温泉をよく覚えている。岩の黒さと空気の熱さ。あの時から、こっち側にきた。そして仕事の一線から退いた。
私の人生を変えた一瞬だ。
もしそれをしなかったら、と良く考える。
あの時あの作品を、スイミングに行っていて見てなかったら。
私は今の仕事をしていない。ということは、上京もしなかったのかな。
そしたら実家で就職してた? 何を? あんな田舎で? 何かしてたかな。
でもやっぱり、クリエイト系を志していただろうな。
でも、ちがう職業だったら、あの上司に出会えてないのか。
今と違う旦那と会ってたのかな。
色々考えるけど、やっぱり今と変わらない私になってる気がするのだ。よくわからないけれど。
それは今の私を好きだという自信からか。
同じ時間軸で別の場所にたつ自分に聞く。
「ね、そっちはどう?」
私が自覚的に覚えてるのは、とある作品を見たとき。そのとき私はご飯を食べていた。でも目が離せなくて、気がついたら手にもったお茶碗は完全に熱を失っていた。冷めた米粒を口の中に運びながら、私の人生は決まったと思っていた。コレを仕事にしようと決めた。中学生だったと思う。何年の時だったか覚えてない。でもあの冷たいご飯粒の食感を覚えている。
もう一つは、就職。
私は面接というものを完全にナメていて「この技術は違法コピーしたソフトで得ました」と普通に言ってしまった。まだそのソフトが30万円以上していた時代だ。みんなそうしていたのに、口に出してしまったのは私だけ。それが社長に怒られて一番希望の会社に入れなかった。
でも私を面白いと思ってくれた人がいて、その人に救い上げられた。
その人との出会い。私という人間の形成に大きく関わってる。
もう一つは、某宿を予約したときだ。
古い温泉旅館。そこを予約した時から私の人生はコッキリ移動した。子持ちという世界に。その宿でしたセックスで私は妊娠した。セックスを終えて深夜宿で一人で入った温泉をよく覚えている。岩の黒さと空気の熱さ。あの時から、こっち側にきた。そして仕事の一線から退いた。
私の人生を変えた一瞬だ。
もしそれをしなかったら、と良く考える。
あの時あの作品を、スイミングに行っていて見てなかったら。
私は今の仕事をしていない。ということは、上京もしなかったのかな。
そしたら実家で就職してた? 何を? あんな田舎で? 何かしてたかな。
でもやっぱり、クリエイト系を志していただろうな。
でも、ちがう職業だったら、あの上司に出会えてないのか。
今と違う旦那と会ってたのかな。
色々考えるけど、やっぱり今と変わらない私になってる気がするのだ。よくわからないけれど。
それは今の私を好きだという自信からか。
同じ時間軸で別の場所にたつ自分に聞く。
「ね、そっちはどう?」