その後 | 焦らずとも何はともあれの今日

焦らずとも何はともあれの今日

なんてことない毎日の足跡を残していこうと思っています。少しずつ変わっていく自分、         とりまく環境の変化、日常、恋愛、趣味など多岐にわたる記録です。

ちぅ
最近あったいろいろ。

まず、母がまた入院した。手術で摘出したガン細胞の解析が終わり、今後の治療の準備のための入院らしい。1週間ぐらい。

どうやら抗がん剤を投与する治療をするみたい。ご存知だと思うが、抗がん剤を打つと髪の毛が抜ける。抗がん剤というものは細胞分裂の活発なところを根こそぎ攻撃するらしい。だから毛が抜けちゃうんだそうな。てことは男の人だとヒゲとかも抜けるのかな。ヒゲも生えるの早いよね(´・ω・`)

そんなわけで、母不在の家にポツーンとひとりの父からよく電話がかかってくる。内容は大抵、「こっち(愛媛)に帰ってこい」というものと、「仕事どうなん?」っていう世間話だ。やっぱ寂しいんだろうなぁ(笑)

姉は相変わらず。母子ともに健康そのもの。まったく問題なし☆


さて、話は変わるが仕事のこと。
倒産した会社の人たちの動向。いろいろ動き始めているみたい。元常務が新しく会社を作るということでそこへ入る人、繋がりがあった他の企業からヘッドハンティングされた人。最近、そういう人たちがよく会社にあいさつに来る。新しい会社の新しい名刺を持って。

僕たち20代前半の若造はまだいい。やる気次第でいくらでもやり直しがきく。けど30後半~40代の人たちはそうもいかない。養うべき家族がいる人もいるだろう。生きていくためには稼がなくてはいけない。

あいさつに来る人みんなが、見た目はすごく笑顔なんだけど、雰囲気に影がある。必死さ、戸惑い、そういうのが笑顔にも出てる。そしてそれらに気づいてるうちの上司たちも、かつてのパートナーだったその人たちに親身になって応えてる。

生きることへの必死さ
護るべきもの
背負っていかなくてはいけないもの

これらは、正直今の僕にはない。けど男なら、いつかは持つことになるかも知れない。そういう日がきたとき、その重さに耐えられるのかどうか、少し考えさせられた。