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なんてことない毎日の足跡を残していこうと思っています。少しずつ変わっていく自分、         とりまく環境の変化、日常、恋愛、趣味など多岐にわたる記録です。

光の川
七夕ですね。7月7日、または8月7日に行われる祭で五節句の一つです。古くは棚機(たなばた)と書き、元来中国での行事であったものが奈良時代に伝わり、元々あった日本の棚織津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれたそうです。

七夕といえば笹に短冊に願い事! 「なぜ笹に?」って思ったことある人もいるかもですが、笹は精霊(祖先の霊)が宿る依代だという考えからだそうです。ちなみにこの風習は江戸時代から始まったもので日本にだけ見られる風習なんだとか。
願い事、あなたなら何書きますか?(*'-')

そして織姫星と牽牛星の伝説。
織姫(こと座の1等星ベガ)は天帝の娘で機織(はたおり)の上手な働き者の娘でした。夏彦(ひこ星。わし座のアルタイル)もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めたのでした。めでたく夫婦となったふたりでしたが、その夫婦生活が楽しいあまり、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなってしまいました。そのため天帝は怒り、2人を天の川を隔てて引き離してしまったのです。

お互い会えなくなってしまいましたが、ある日雨が降って水かさが増した天の川に、どこからか無数のカササギがやってきて橋をかけてくれたのでした。そうしてふたりは1年にその日だけ、天の川を渡って会えることがでるようになったのでした。

皆さん、誰でもちっこい頃に学校で教わったか聞いたかと思います。なんだかロマンチックでいいお話ですよね♪


ちなみに。
天の川とは銀河を渦巻く数多の恒星による光の帯を内側から見たもののことです。その星の数およそ500億。そしてその帯の厚さは1.5万光年にもなります。1.5万光年がどれほどのものかというと、まず光は秒間30万キロ進みます。そしてその速度で1.5万年かかるわけです。つまり、

300,000×60×60×24×365×15,000キロ。
およそ1.4京(兆の上の位)キロです。

天の川を24時間以内に渡れる織姫と夏彦凄すぎ(´・ω・`)