「え、私ですか?どうなんですかね、分かりません。私は仕事を始めたら忙しすぎて、
恋愛どころかそもそも自由時間がなくて。
そんな華やかなことは全然無かったですね。
モテたというか、言い寄られることはけっこうあった気はするけど、そういうの面倒くさくて。
結婚して落ち着いて本当よかったですよ。」
(夫と結婚して良かったことの
最も大きなポイントはそこだった気がする。
そんな風に思ってしまうのはいかがなものかとは
思うけれど。
それと、◯◯才になる前には子どもを産みたい、というのもあった。
誰々の子を、ではなくて、自分の子どもを。)
「分かるよ。tefeさんモテそう。特におじさんに好かれそうだよね。」
「はい、おじさんにすごく好かれました。あと年下。1〜2歳上の先輩には生意気って思われることが多かったけど、それを通り越した上の人には好かれましたね。」
「うん、私は真面目で清楚な感じがするから、
逆にそそるんだよね。セックスの時にどんなふうに乱れるのか見てみたい気持ちにさせるんだよね。」
「え…?そういうものですか?
社会人1、2、3年目は本当すごくモテましたね。
職場関連で。
あとは患者さんにも。
でも、それはモテたとは違うかな。
患者さんがそういう風に興奮したりってこともあって」
「そういう風にっていうと?」
「ここがたっちゃうってことです」
「ふ〜ん、男だったら白衣姿私に触られてたっちゃうのは仕方ないような気がするな。」
「なんか、好きとか嫌いとか関係なしに
男性って、一方的な妄想?でたつんだなーとか、
相手は誰でもいいんだなーとか、
生理現象なんだろうから仕方ないんでしょうけど。
なんというか仙人のような気分になりましたね。」
「そうなんだ、面白いね」
「面白いですかね…。
でも、性的なシチュエーションとかじゃなくて、
むしろ、“え?いま?今って生死に関わる状況
じゃない⁇”っていう時とかもあって、
なんというか、人体の不思議って感じでしたね。
あと、あ、この人、生きてるんだな、って思ったり」
「なにそれ、シュールだね。そこから恋愛に発展したりはしないの?」
「全く無かったですね。生理現象と恋愛って別じゃないですか?」
「そうなのかなぁ、。」
「でも、そういうことがあった人じゃない人には
誘われました。」
「そうなんだ。付き合ったの?」
「いえ、食事してお酒飲んだだけです。」
「ふ〜ん、つまんない」
「え、なにが?」
「だって、tefeさん、そうやっていくらでも
出会いがあるんだから、色んな人と色んなチャンスがあるわけでしょう?色んな人とこうやってセックスしてみればいいのに。」
「…なんのために?」
「だって面白いじゃん?」
「そうですか?
私、その当時はすごく忙しかったから、
とにかく余計なことに使う時間無かったし、
何かあってストーカーになられたりするのも嫌で、
女っぽさとか色気に繋がる事は
出さない方がいいなって思ったんですよ。
で、結婚したら静かになって本当に良かったです。」
「でも僕みたいな悪い男に捕まっちゃったけどね。」
すかさずニヤリとして言う彼。
「…ほんと、なんでなんでしょうね…」
「自分でも、どうして今ここでこうしているのか
分からないですもん。」
「ふふっ」
「本当に、私はいつになったら
解脱できるんでしょうね…」
「もう、僕が海外に行っちゃうくらいの事がないと
離れられないよ。」
そう言うと、仰向けで寝ていた彼が
急にガバッと起きて私の両肩をグッと押さえつけて
またがってこようとした。
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