〜背徳的なセックス①の続き〜
彼が遠くに赴任する約2年前、
私は彼の自宅兼職場に誘われて、
つい行ってしまいました。
毎度の事だけれど、
“ラブホテルじゃないし、大丈夫”
“まさか、そういう場所でセックスとかあり得ない”と
事前には思っているのです。
でも、彼といると、どういうわけか
理性が効かなくなってしまう。。
気づけば、ベッドではなく
床に押し倒されていました。
「ふふっ、こういうの興奮するね。こういうシチュエーション、なんか良くない?」
「でも色々気になっちゃう」
「何が気になるの?いま何考えてる?」
「いろいろ申し訳ないとか、濡れすぎて汚しちゃったらどうしようとか、声が大きくて周辺の人に聞こえたらどうしようとか…。」
「そういう事考えてるのに、僕にこういう事されてビショビショに濡らしてるんだよね。」
そう言って、彼は愛撫を続けた。
時々、私の触って欲しい部分に少しだけ触れて
ヌルッ、ヌルッとさせる。
私は、もう我慢できなくなってしまって
下から腕を伸ばして彼の首にしがみつき、
彼の耳元で、ささやくように懇願した。
「ねぇ、もうして…。お願い…。」
その言葉を待っていたかのように、
彼は上半身を起こして下の方に移動し、
荒々しい動きで私の両脚を広げようとした。
「脚もっと開いて?」
恥ずかしくて、太腿に力を入れて閉じようとすると
「それじゃできないないよ。
してほしいなら、ちゃんと開いて?」
急に私の太腿をガバッと広げ、
間髪おかずに勢いよくはいってきた。
「っんー…っ‼︎」
最初から、深く鋭い快感が身体を貫いた。
既に十分濡れていたので、
いきなり奥まできても
身体がしっかり彼の猛りを受け止めて
快感に変えていた。
「あぁ、いいねぇ。すごくいいよ。」
「んっ、んっ、気持ちいい…」
前戯が長かったために、よく濡れていた。
馴染ませるために抱き合って時間をおく、
という事が全く必要なかった。
「あぁ… すごく気持ちいい…。」
「最初からすごいね。」
「…んっ、んっ、んっー、、!」
「ここ防音がしっかりしてるから、声を出しても大丈夫だよ?」
「…でも怖い…。」
「怖くないよ?気持ちよかったら声出して聞かせて。ほら、こういうのどう?」
奥の、敏感な箇所をピンポイントで突いてくる。
クイっ、クイっと2、3回、ゆっくり腰を前後する。
「あぁっ‼︎ そこっ…‼︎ 気持ちいい…‼︎」
「なんていやらしいんだろう。もっと自分をさらけ出して? ほら、ほら!」
私が涙を流さんばかりに気持ちよがる場所を、ゆっくり何度も突く。
「あぁっ!あぁっ!…! 奥が気持ちいい!いいっ!」
彼は、ペースを崩さずにズン… ズン… と
ゆっくり突き続ける。
「んーっ…!ダメ、気持ち良すぎて、何か出ちゃう… あんっ!あんっ!いいっ…!」
「いいねぇ、すごく良いよ。」
「……‼︎」
私はあっという間に全身汗だくで、
息も絶え絶えになっていた。
快感で湯気が立ち昇っていそうだった。
彼は動きを止め、
虚な目つきで宙を見つめる私の両肘を固定し、
やはりいつの間にか汗だくになっていた顔を
私の顔に近づけ、低く切ない声で囁いた。
「今日すごく良い。セックスしてるって感じがする。」
「……」
彼は、強烈な男の色気を発散しながら、
溜め込んだ熱気を堪えるような雰囲気で
もう一度言った。
「僕が言ってる意味分かる?本物のセックスしてる感じがする、って。」
「…はい」
実のところ、よくは分からなかったけれど、
分別のあるはずの年齢の2人が、
彼の仕事部屋の床に敷いたマットの上で、
シャワーも浴びず
貪るように抱き合っている姿の事かな、、と思った。
そして、普段の自分だったら決して口走らないような言葉を漏らした。
