ふと、彼からお土産としてもらった本箱型の

チョコレートのことを思い出した。


これまで2回、本箱型のパッケージに入ったチョコレートをもらった。今回はホテルで、前回は密会用に借りてくれたワンルームで渡してくれた。




受け取った時は、なんとなく誰でも好みそうな

お菓子を買ってきてくれたんだな、と思って

特にそれ以上のことは考えなかった。


あれ?もしかして、あれって


考えすぎかもしれないけれど、“私が本好きだから”とか、あるいは、僕らは間違いなく、本を通じて繋がってる”と言ってたことと関係あったのだろうか?



それとも、単純に、

他の色んな人へのお土産と一緒にたくさん買ったものの1つだったのだろうか?

そうだとしたら、突然深読みなどした私は

本当に馬鹿みたいだけれど。


私は、彼が海外に赴任する前に渡した餞別の品を

選んだ時、彼が好きなもので、邪魔にならないもの、

そしてできればずっと持っていてくれるもの、

そんなコンセプトでシンプルな万年筆を選んだのだ。


でも、気に入ってもらえるかわからないし、なくすかもしれないので、“もしずっと持っていてくれたら嬉しい” などとは自分の口からは言わなかった


彼はそれを赴任先にも持って行ったようで、

“入国の手続きの時に使いました”と写真が送られてきて嬉しかった。


彼からもらったお土産は、手のひらサイズの

本箱形の箱に、絵本のような包装紙で包まれた

チョコレートが数枚入っていて、

飾っておいても可愛いデザインだった。


彼は、よく自分で僕はプレゼントを選ぶの好きだし得意なんだ。その人がどんなものが好きでどんなことで喜ぶのか考えるのが楽しいの。ということを言っていた。


もし私に対するお土産もそれを発揮して選んだのなら、そういうことだったのかな。。?


ーーー


真意は分からないけれど、彼からもらった

チョコレートの箱を2つ並べて

本棚に飾っておこうかな、と思った。


すると、なんと今回もらった方が見当たらない。


私は、今までずっと

彼との記憶をあまり残しておきたくなかったので、

残さないための行動パターンが

すっかり身についてしまっていて、

彼に会ったあとの日記メモと同様、

彼に関連するものは“敢えてきちんと保管しない

だった。


いったいどこにいったのだろうか。。


彼との関係を考えると、家の中の目立つ場所に

堂々と置いておくことはできず、

ちょっとした隙間のスペースに隠した。

そこまでは記憶がある。


ただ、そういう隙間スペースは家の中の色々なところにある。キッチンの食器棚の奥や保存用の食品をしまっている棚、普段は使わないバッグの中、などなど。


心当たりがある場所をひと通り探したが、

見つからなかった。

いったいどこにしまったのだろう?

どうしても思い出せない。


捨ててはいないから、そのうちどこかから出てくるだろう。


ーーーーー

▶︎(プロフィール画面の、フォロー中•フォロワーの数字の近く)→「すべての記事」→「テーマ別」に進むと、分類がありますトランプハートトランプクローバートランプダイヤトランプスペードトランプジョーカー虫めがね


このブログの構成についてはこちらをご覧ください。

↓↓