弁護士さんといっしょに裁判所にいます。

もうすぐ、私の番です。

裁判は、スリランカの言葉(シンハラ語)で行われており、

告訴されているのはほとんどが外国人なので、

いっしょに来ている弁護士さんが通訳をしています。

私は、シンハラ語が理解できるので、

たぶん、他の経営者よりもリアリティーを持って

その場にいたと思います。

遂に、私の番号が呼ばれました。

裁判所で被告が立つ場所に

”コ”の字型の柵がありますよね、

裁判官から、その中に入るように言われ、

私は、ものすごく怖くなりました・・・

私がシンハラ語に反応したので、

裁判官は、私にシンハラ語で

「名前、会社名、国籍」を尋ねました。

私が、その問いに答えると、

裁判官は、

「シンハラ語が上手だね。

 あなたは日本人だし、日本の会社だから、

 お金あるでしょ!

 こんなところに来ないで、社員にお金払ったいいでしょ。

 日本じゃ、このくらいのお金は大した額じゃないんだから」

と、笑いながら言ったのです。

このとき私は、裁判官がこんなことを言ってしまうことこそが

一番の問題だと思いました。

そして、

この裁判は、何が何でもしっかりきっちりやらないと!!

真面目に働いている日本人やスリランカ人に申し訳ない!と

強く思いました。

裁判官に対し、会社も社員も真面目にやっているんだということを

理解してほしいと思いました。
1日空きましたが、

忘れられないい感触(1)(2)の続きです。

訴えられてしまった会社(と言うか、私)は

裁判所からの出頭通知を持って、

自社の顧問弁護士さんのところに相談に行きました。


彼女からの言い分は、

『不当解雇に相当するので、慰謝料として

給与の2年分を請求する』

と言う内容でした。

実は、多くの外資系の企業は、同様の事案を抱えていました。


ですから、弁護士さんはいたって落ち着いたもの。

「裁判の前に、和解勧告があるので、

その中で、結論がでるようにしましょう。

告訴をされると、この国の労働法では会社側に非がなくても

賠償金を支払わなくてはならなくなるから、

この額を以下に少なくすると言う争いになります。」

とのこと。

彼女は11カ月在籍しました。それで2年間分の給与を

慰謝料として支払ってとは・・・ちょっと多いですよね?!

実は、解雇を言い渡す時に、私は3カ月分の給料を

彼女に渡そうと思い、準備をしておいたのですが、

それでは不足だったのです。

給与の2年分の慰謝料請求をどの程度まで

下げられるかを、裁判所で裁判官が立ち会い

交渉していくことになりました。


最初の出頭の日。

私は顧問弁護士さんとともに、

裁判所へ・・・

常夏の国ですから、

裁判所の中も暑く、

窓は全開、

天井のファンは最強でブンブンと音を立てて

回っています。

第一法廷が私の出頭先です。

部屋のドアも全開でしたので、

緊張しつつも中をのぞいてみると

まあ、何十人もの人が長方形の部屋の

両サイドに並べられた椅子に座っています。

入って右側はほとんど外国人。

左側は現地の人。

部屋の一番奥に大きなテーブルがありました。

そこが裁判官の席のようです。

私は一体どのような状況で裁判が始まるのか分からず、

顧問弁護士さんに聞いてみたら

「訴訟が多いから、公開でやるんです。

名前を呼ばれたら、前の柵のところまで言って、

質問に答えればいいんですよ・

とのこと・・・???

すると、いつもテニスでいっしょになる

オランダ人の知人が私を手招きしました。

もちろん、彼は右側の席に座っていました。
先週のこのブログ

ペルーからの荷物が一部届かないと書きましたが、

約10日遅れで、届きました!

今回の荷物の中にはテラコッタ(素焼き)の商品が

入っていたので、

事故に遭遇して・・・

と思い、ちょっと心配だったのですが、

見事、1つも壊れずに、ちゃんと到着してくれました!

テラコッタは、800度程度の比較的低い温度で焼いた

素朴な風合いの焼き物です。

キャンドルホルダーやpピギーバングが入荷!

早速ご紹介します。

とってもかわいらしいですよ!!

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キャンドルホルダーです。リャマ、先住民、カクタスなどが
立体的に作られています。


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中にティーライトキャンドルを灯してみました。
昼間だったので、あんまり・・・雰囲気が伝わらないかな?!


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でも、ろうそくのやさしい灯りでほっこりします。


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こちらは、ニワトリの貯金箱。

茶色の羽根のニワトリの卵の殻は「茶色」です。
(ミニうんちくでした!)

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元祖Piggy Bankです。

赤い方が女の子、白い方が男の子です。

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男の子は、ダイヤ型の模様がおしゃれなベルトをして、焦げ茶のズボンをはいています。

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女の子は、フリフリのスカートをはいています。

女の子の方が大きく見えるのは・・・(実際少し大きいですが)

スカートのせいだけではなく、

このペルーのテラコッタの生産者のリーダーが女性で、

「家族は、働き者の私たちが支えているんだから!」

大きくてもいいんだそうです♪

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写真の女性がリーダーのマリアです。

前職の同僚の妹さんを頼まれて採用し、

スキルアップをしてもらうために、学校に通うように指示し

その学費を援助していました。

最初は、彼女も頑張って、通っていたようです。

宿題を見せてくれたりしていました。

頑張って、他のエンジニアのようになれるといいねと

励ましていたのですが、

だんだん難しくなってきたのか・・・

仕事の後に、学校に通うのがつらくなってきたのか・・・

学校の様子をあまり耳にしなくなりました。

結局、彼女は、学校に通わなくなり、

授業料で、洋服やアクセサリーなどを購入していたようです。

21歳の女の子ですから、おしゃれしたいですよね・・・。

与えられた仕事ができずに、他の社員にやってもらったりして

トラブルにもなっていましたので、

口頭で注意をすると同時に、

いざと言う時に備えて、"Warning Letter"(警告書)も出ました。

彼女のお兄さん(前職の同僚)にも話をしたのですが、

結局、改善は見られず、彼女は、出勤しなくなりました。

それでも、彼女は会社を辞めたくないと言うので、

やむを得ず、「解雇」をしました。

「解雇通知」を渡すために、会社に来てもらったのですが、

その時既に彼女は、弁護士と一緒で

「この解雇は不当なので、告訴します」と

弁護士が私に伝えてきました。

あらあら、たいへんなことになった・・・と思ったのですが、

でも、私は内心、

『まさか、これが不当解雇になるなんて?裁判にはなるはずがない』

と、高をくくっていました。

そしたら、なんと、それから1カ月後に、

裁判所から、告訴があったという通知が・・・!!!!

え~~~どうして????と思いましたが、時すでに遅し、

裁判所からの通知には、

「●月●日●時に出廷せよ」との記載が・・・


Teebomにお越しいただくお客様とは

いろいろおしゃべりをさせていただくのですが・・・

その中に

地元国立大学の司法大学院に通う学生さんが

いらっしゃいます。

教科書や資料がいっぱい詰まった重たいカバンを下げて

わざわざお立ち寄りくださいます。

私も2年前までは学生だったので、

同じような状況でした。

その学生さんに私が海外で暮らしていた時に経験したことを

先日話しました。

私が人事問題で元社員から訴えられ、裁判となった話です。

少し長くなりますので、

今日から2,3回に分けて書かせていただきます。


日本の企業の現地法人の責任者として、

日本の企業向けのソフトウェアを

インド人、スリランカ人そして、ミャンマー人たち

ソフトウェアエンジニアたちと開発する仕事をしていました。

日本人は、もちろん、私1人でした。

インドやスリランカ人はみなさんご存知の通り、数学が得意です。

ミャンマー人は、何だろう・・・日本人ととても相性がいいです。


最初は、日本からの仕事もほとんどなかったので、

現地の国にある日系企業へのITサービスや

人材育成を兼ねたコンピュータエンジニアを育成のためのトレーニングコースなどを

行っていました。

採用は、筆記試験、面接、と一般の企業と同じように

実施していましたが、

ただ1人だけ、以前勤めていた会社のスタッフの妹さんを

頼まれて採用しました。

一緒に仕事をしていたスタッフはとても真面目で、仕事も一所懸命してくれる

信用できるスタッフだったので・・・採用基準からは若干外れていたのですが、

「情」に負けて、彼女を採用しました。

スキル不足は最初から承知していましたから、

彼女に、コンピュータピュータトレーニングの学校に通うように指示し、

会社でその学費を援助することにしました。

彼女も「頑張ります!」と言ってくれていたのですが・・・