昨日、全国小学生統一テスト、受けてきました。通算2回目。
テディに聞くと、今回はテストだけでいいとのことで、事前授業の申し込みはしませんでした。
一度雰囲気は経験しているのでそれでいいかなと思っていましたが、本当に大丈夫でした。前回あんなに大騒ぎして受けた (親が)のが嘘のように 、今回はなんだかあっさりでした。
さて、事前にテディが受験票に興味を示していたので、
この受験票はみんながもらえるわけではないんだよ
テディが毎日頑張って勉強してるから、
頑張っている子に挑戦して欲しいなーって
(親が思って申し込んだから) 送られてきたんだよ
全員がこのテストを受けられるわけではないんだよ
と話したら、日々の努力のご褒美みたいに思えたのか、ちょっとやる気になったようです。
あまりこういうことで特別感ニーズを満たして欲しくはないのですが、まぁ嘘ではないし、気分があがるならいいかな、と。もちろん、カッコ内の線で消した部分は言ってません
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ところで、前回(2021年6月)は、ビル内のロビーに集合してから、先生が全員を引き連れて教室に行っていました。しかしながら、今回は感染症対策とのことで、ビル入口のところで引き渡しでした 親はビル内に入れません。
にも関わらず、テスト会場の部屋が入口から遠いのに加え、事前案内にあった部屋から変更があり、でも先生がこどもをまとめて誘導するわけでもなくて...
これ、初めての会場の年長さんには難しいのでは?と思っていたら、案の定、泣きべその子がちらちらいました この辺やはり、幼稚園保育園の感覚で預けてはいけないのだと感じるところです。もちろん、そういう子には、先生が優しく声かけしてましたけれど、テスト前に泣いちゃうと、立て直しが難しくなる子もいると思うので...。
え? 何で中に入れないはずの私がこんなに詳しく中の様子を知っているかって?
父母教室(父母会)に参加の人だけ、一緒にビル内に入れるということで、急遽参加してみることにしたからです
テスト会場と父母教室は同じ階だったので、テディは無事に送り届けることができました ちなみに、参加してた親は5人に1人もいなかった感じなので、多くの子は自力で教室まで向かってました。偉いね! すみません、我が家は過保護です
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そういうズレた理由から参加した父母教室でしたが、ここの校舎長の先生のお話には、また6月に引き続き引き込まれ、あぁ、この話を聞くためにテディにテストを受けてもらってるのかもね?とまで思わされるものでした 実のところ、前回と同じようなお話なのかな?と思っていたので、外でのんびりお茶する予定だったのですが...
さらに今回は、一切授業の紹介なんかもなくて(時間がなかっただけ?)
こどもの学力とやる気を上げる方法
を1時間にわたってお話してくださいました。
学力を上げる方法のお話は、いかにこどもが問題を解く際に考える力を発揮するための「脳の作業スペース」が必要かということで、そのための要因の一つとして、やはり基礎が何より大事ということ。
個人的には、公文式はやっぱりもう少し続けていこうと思える内容でした(もちろん公文がいいですよーなんて言われてないし、公文式が塾に嫌われている話はよく聞きますが、テディの数に関しての瞬発力は確実に身についていると思うので)。
やる気を上げる方法のお話は、ちょっとした工夫の声掛けで、全然気持ちが変わるものだし、子どもだけではなく、大人(自分)にも使えるなぁという内容でした。
(メモとりまくってきたので、シェアしていいなら、詳しくシェアしたいくらいなんですが...)
四谷大塚の説明や直接のアピールなんてなくても、四谷大塚に入ったら、こういうアプローチの仕方のノウハウを沢山持っているのね!とにおわせ、勧誘を敢えてしないところも計算済なんだろうと思いつつ... 私はやはりまた、そこで惹かれてしまいました
結構、こういった知識なく、ひと昔前の叱ることは愛情なんだ!と言いつつ、押さえつけてコントロールする方式で教えている先生やおけいこごともまだまだ沢山あるので... 何かに通い始めるなら、できればメンタル面からのアプローチも重視して、決してこどもを潰さないようにしたいなと思うのですよね...。
ただ中学受験に必要性に関しては、今のところ我が家では、「特定の目的を達成するためのみに必要」だと思っているので、しない可能性の方が高いかも知れません。
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しかし、終わってから、お礼のご挨拶をしたのですが...
私 「先生は低学年も教えていらっしゃるのですか?」
先生 「いえ、高学年だけです」
私 「それは残念です。こどもには、先生のような方に声がけしていただきたいなと思ったほど印象深いお話でしたので」
という会話をし、てっきり、低学年の担当も、このような研修を受けておりますので...というような回答が返ってくるかしら?と思ったのに、
「正直、通塾は高学年からで十分ですのでその時お待ちしておりますよ。低学年のうちは家庭学習を頑張ってください」
と返され、拍子抜けでした。やはり敢えて勧誘しない作戦?? でも、この先生が4年後にこの校舎にいらっしゃるかはわかりませんし... 今の教育業界全体が、こういう風にこどもと関わってくださる方ばかりならいいのに...と思うばかりでした。テディのこども(私の孫)の時代はまた変わっているでしょうか。
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さて、テディ、今回は、最近公文式で手一杯で、全然こぐま会の問題集など手を出せていないのですが... 前回よりもできたと言っていました(でも前回、問題・解答用紙も戻ってくるのかと思っていて、うっかり解答と解説をなくしてしまい...ちゃんと見直しできなかったんです)。話を聞いた感じでは、1つだけ〇をつけるのに、2つくらいつけちゃってませんか?と思うところなどあったので、正直怪しい感じではありますが... とにかく受けてきたのは偉かった!と、早速ほめました。
あとは、年長は問題用紙と解答用紙がくっついていて回収されてしまうので、解答解説を見ながら話をするしかなく、そうするとテディはそこに書いてある答えにひきずられて話をしているような感じもあり、我が家の事前採点は非常に不正確です。結果をもらっても、答案用紙の返却がないので、本人はできた!と言っていたものが×だったりして、どうして間違えたのか、テディの場合は結構謎のままだったりします...
問題はこんな感じです。
1. 数の合成
3問。たし算っぽいですが、実際に数えることができるので、難しくはありません
2. 物の名前と文字
4問。特定の文字や濁点がつかないもの、何文字はどれ?という内容。テディは、あさがおをあじさいと言っており、おーい!と思いましたが、文字数の問題でセーフ。
3. 食べ物の原料
4問。牛乳、米、大豆から何ができる?という内容。豆腐は大豆からできているのは教えていましたが、味噌と醤油は教えていなくて、盲点でした! 案の定、味噌しかわからなかったとのこと。
4. 3つの動詞から名詞の連想
例題+3問。例えば、でる、しずむ、のぼる→太陽(の絵)を選ぶなど、例題があったことから言っても、かなり難しい印象。これができた年長さんは、本当に語彙力の高いお子さんだと思います。正直、テディの話を聞いても怪しい!と思ってしまった。
5. プログラミング(位置表象)
例題+2問。え、ナニコレ、難しそう!と思いましたが、テディはチャレンジタッチの、プログラミングアプリをやっていたからばっちり!と言っておりました。え、そうなんだ! チャレンジタッチやっててよかったね!と返しましたが、内心は、えええ、本当に??? オプション講座ではなく、飽くまでもおまけのアプリなので、そんなに問題数もないのですが、テディは気に入って4周くらいやっていました... 成果がでているといいね!
6. お話の記憶
5問。これは、お話を飛ばして問題文を読んだだけで、選択肢を言わなくても答えてきたので、ちゃんと覚えていたようです。
特に3.、4.、6.は、まさしく小学校受験の準備をしている子は得意かな?と言った印象の内容でした。ただ、今って、小学校受験真っただ中な時期なので、前回と違って小学校受験組はいなかったのでは?という印象でした。ですので、個人的には、もしかしたら、前回より平均点下がるのかな?と思っていたりします。
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それにしても、前回あんなに波乱万丈と言った感じだったのに、今回あまりにあっさりで、驚くとともに、テディの成長を感じています。来年の6月もまた年長で受けることになると思いますが、私が今日の父母教室で学んだことを糧に、さらに自信をもって臨んでもらえたらと願うばかりです
そしてテディ、父母教室で習ったことをできるだけ活かすように今朝接してみたら... めちゃくちゃご機嫌で保育園にでかけていきました!