「保護犬」ってどんなイメージがありますか?
わたしは「かわいそうな犬」と思っていました。
でも、それって、少し違うのかも?と
ひなと暮らし始めてから思うようになりました。
というのは、ひなに不幸なオーラがないんです。
ケージに入れたら大騒ぎなところは
「愛情不足でさみしい」と思えば
「かわいそうな犬」になるんです。
でも、「そういうキャラ」と割り切った瞬間に
かわいそうでもなんでもなくなります。
その瞬間にふと気づきました。
「犬を不幸にしているのは人間なのではないか?」と。
「保護犬」というフレーズがあまりにもしっくりこなくて
「ひな、お前は保護犬じゃないね。
ポコ犬だッ!ポコピンだ!」と抱っこしながら話しかけたことがありました。
ポコって、そういえば、
お店の名前になったりしているな?
もしかしたら意味があるのかも?と思って調べてみたら
イタリア語で「少し」という意味なんだそうです。
そうか、ひなは
「少しだけ遠回りした」犬なんだね。
保護犬は、「かわいそうな犬」なんじゃなくて、
「少しだけ遠回り」したわんこなんだね?
ママのさとちゃん@さんに出会うまで
少し遠回りしてきました。

かーこさんちのぷっちょくんも
ほんの少し遠回りして、本当の家族に出会いました。
「ほんの少し遠回り」しても
縁がつながっていれば、
ちゃんと家族になっていきます。
すこしずつ、すこしずつ。
poco a poco
少しずつ少しずつ。
子犬じゃないとしつけできないでしょ?
そんなことはありません。
動物愛護団体さんにあずかられてた子の場合、
預かりさんがトレーニングしているケースもあり、
逆に楽に育てられることもあります。

りんちゃんも不思議なほどに
新しい家族になじんでいるそうです。
1か月も一緒にいた保護主さんよりも、
1週間くらいしか一緒にいない飼い主さんの声に反応するりんちゃん。
家族になる人を自分で決めているかのようでした。
「少し遠回り」しただけなんだよね?
もし、わんこを新しく迎える予定の方は
譲渡会にも出かけてみて下さい。
運命の出会いは、ペットショップだけではありません。
そこにいるのは「不幸な犬」じゃありません。
「少し遠回りしたけれど、
運命の飼い主さんと出会うために
強く生きている子」たちなのです。
もし、あなたが運命の子に出会ったら、
「わたしに出会うためによく頑張ったね」と褒めてあげて下さいね。
poco a poco
少しずつ家族になりますよ。


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