身からでた錆 | 行く河の流れ

行く河の流れ

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

 鋼鉄の鎧で固めた身が切り裂かれる
 守ろうとしても守りきれない気持ち
 ちょうど思春期とよばれる季節に人は感じたという
 あの頃に感じなかった痛みが
 ギリギリと錆びついた音を立てて忍び寄ってくる
 存在をそれとわかるように