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◆前日終値

日経平均17431、米ドル105.5、長期金利+0.005、原油33、

騰落レシオ43、25日平均乖離-21、空売り比率41.9

 

◆寄り前動向
ダウ+9.35
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

コロナ・ショック―数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/20 春分の日

 

 

昨日のNYダウは大暴騰

Date Open High Low Close    
Mar 13, 2020 21,973.82 23,189.76 21,285.37 23,185.62    
Mar 12, 2020 22,184.71 22,837.95 21,154.46 21,200.62    

米国株式相場は反発。ダウ平均は1985.00ドル高の23185.62ドル、ナスダックは673.07ポイント高の7874.88ポイントで取引を終了した。米国の大規模な財政措置が待たれる中、世界各国が金融・財政刺激策を発表したことが好感された。先物では「リミットアップ」となり、取引が一時停止される場面もあった。トランプ米大統領が国家非常事態を宣言し、ウィルスに感染したかどうかの試験を民間と協力して加速する方針を発表すると、引けにかけて大きく上昇する展開となった。

 

 

昨日の日経平均は暴落。

日付 始値 高値 安値 終値
2020年3月13日 18,183.47 18,184.46 16,690.6 17,431.05
2020年3月12日 19,064.51 19,142.18 18,339.27 18,559.63

13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、前日比1128円58銭(6.08%)安の1万7431円05銭で終えた。2016年11月以来3年4カ月ぶりの安値に沈んだ。新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の冷え込みに警戒が強まり、リスク資産を圧縮する投資家が増えた。ヘッジファンドだけでなく中長期で資金を運用する機関投資家が日本株の売りを膨らませたとの見方があり、相場は大きく下げた。午後に自律反発狙いの買いで下げ渋る場面もあった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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前日日中陰線

週間陰線

月間下落

下落

 

昨夜のNYダウは暴騰でしたが、より前にFRBが緊急利下げを行ったため、今日の日経平均は軟調なスタート。

続いて日銀が本日金融政策決定会合を前倒しで開催することになり、寄付き後は乱高下の後横ばい。

日銀金融政策決定会合終了とともに再び乱高下となっています。

 

FRBの突然の緊急利下げで、FOMC待ちの売り玉が出てしまった模様です。

スケジュールを狂わされて先物に殺到。ダウ先物はサーキットブレーカーが働いて止まったままです。

 

市場が求めているのは利下げではなく返済猶予ではないかと思います。

人々の行動を止めて返済猶予しなければ、借金が追いついてしまいます。

 

日銀が中小企業支援策を発表しましたが、これで効くかどうかは疑問です。

政府がモラトリアム法案を決めない限り、市場の正常化は難しいかもしれません。

 

 

 

30年ぶり暴落に映る「コロナ恐慌」最悪シナリオ

 

ニューヨーク株式市場では、価格が一定程度変動した際に取引を強制的に停止させるサーキットブレーカーがこの1週間の間に2度も作動するなど株価は大暴落し、実体経済にも大きな影響が出始めている。リーマンショック時の金融不安、東日本大震災のときのようなリアル経済のパニックが同時に襲い掛かっている。

このままいけば、最悪の事態も想定しておく必要があるのかもしれない。例えば、1929年の世界大恐慌や日本を襲った昭和恐慌に匹敵するような景気後退が起こらないとも限らない。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/336772

 

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書きたいことは山程ありますが、ガイドラインだけ。

 

ここまでの大きな下落は、暴落の初動としては、過去最高の速度です。

S&P500で言えば、リーマン・ショックの初動の2倍あります。

 

日本株は騰落レシオ50を割っても下げ止まらず、これは過去30年で新記録です。

 

リーマンより遥かに大きい下落を予想させます。

 

リバウンドか?

そして3/13金曜日、日経平均は最安値から9%近く跳ね上がり、ナイトセッションも先物はじわじわと上昇。肌感覚ではリバウンドを感じる値動きでした。

 

そして夜間のNYダウは、終盤に緊急事態宣言で跳ね上がり、2000ドル近い上昇。

リバウンドの匂いがプンプンします。

 

 

もしリバウンドの場合のシナリオですが、コールのIVが高すぎるため、長続きしないと思います。

以下に1989バブル崩壊時のリバウンドと比べてみます。

 

 

高値から30%押したところからリバウンド。

今回も同じくらいの下落率になっています。

 

最初2日ほど急速に戻したあとは、時間を使ってIVが下がるのを待ち、青色のだらだら下がりを演じます。

その後本格リバウンドに向かいます。

 

今回もし先週末で底打ってリバウンドに向かう場合でも、同様の展開になると思います。

 

しかし、、

この土日色々と分析してみたところ、まだ底打ちしていないという判断に傾きつつあります。

金曜日の先物は、現物取引時間終了後15分ですっかり行って来いになってしまいました。

 

 

3/2と同様、売り方が自分のやっていることに恐ろしくなって、買い戻しただけのように見えます。

 

そして大きく見えた夜間のNYダウの上昇も、上昇率はここまでによくあった10%未満の上昇にとどまっており、月曜に大きく上昇するのでなければ、リバウンドの狼煙というほどでもありません。

 

ボラが桁外れに大きいので、これでも流れを作るには至らず、ブレの範囲なのかもしれません。

 

ダウと違ってS&P500はまだクリスマス・ショックの底を割っておらず、先導している原油が押し戻されていることも、底打ちを確信できない理由です。

 

大恐慌との比較

そしてS&P500のクリスマス・ショック以降の値動きを、過去の値動きと比較したところ、最も近いのは大恐慌という結果になりました。

 

 

相関係数0.93

2020/3/13=1929/10/30ということになります。

 

高値も揃っておらず、ドンピシャというわけではありませんが、下落率も大体似通っています。

 

これをなぞっていくなら、今回の底打ちは3/25前後ということになります。

 

 

リスク見積

リスクは正確に見積もる必要があります。

本当に大恐慌レベルなのか?

 

下落速度はリーマン・ショックを遥かに超えていますが、これは市場がどれだけ合意しているかによります。

2007年の下落の初頭はサブプライムバブルの崩壊が囁かれていましたが、本当にドン底まで落ちるのか、まだ人々は半信半疑でした。

 

しかし今回はコロナです。

人々の行動が制限されて身動きが取れません。

金融政策や財政政策でどうにもならないことは明らかです。

会社員の方なら社内の至るところにアルコールスプレーが置かれ、隔離病棟のようになっているのを知ってると思います。

 

リーマン・ショックの時は、年率5%程度のGDPのダウンでした。

今回はコロナ前の10-12月期で既に7%のダウンとなっており、そこにコロナが襲ってきたため、リーマン・ショックを超えるGDPダウンになることは想像しやすい状況です。

 

コロナの下落がリーマン・ショックより、少なくとも初動段階ではずっと速いのは、それだけ市場が合意しやすかったからだと思います。

 

それでは大恐慌より大きな下落になるのか?それはまだわかりませんが、少なくともそのペースで現在進んでいることは、頭に入れておいたほうがいいと思います。

 

甲子園もオリンピックも、戦時中に遡らないと中止になったことはありませんでした。

いたずらに煽っているわけではありません。

今直面しているのは、10年に一度ではなく、生涯に一度のリスクであるというのが、少なくとも今現在は妥当な見積りだと考えられます。

 

しかし反面、相手は生き物です。

もし終息になれば、当然暴騰します。

行動を押さえられていた人間が一斉に動き出すので、とんでもない爆騰になるでしょう。

実際に中国では新規感染者が激減し、アップルストアは中国国内のみ営業を開始しています。

売り方はレバレッジを掛けすぎないようにしなければいけません。

 

全てはコロナ次第。

金融政策や財政政策に期待しているうちは、下げ止まらないと思います。

それでコロナが収束するわけではないので。

今週のFOMCで利下げがあっても、日銀金融政策決定会合でETFが増額されてもダメかも知れません。

 

それではいつリバウンドするのか?

希望では上がらず、怒りで上がるのかもしれません。

 

「何をやってもダメ、そんな事はわかってるよ。だからどうした?ふざけんな!」

と、市場にオラついた雰囲気が流れ始めた時、リバウンドしそうな気がします。

「おねがい、たすけて」と政策にすがりついてるうちは、まだのような気がします。

 

 

多忙のためメモ書きのみ
 
日経平均の下落率が30%に到達
リート指数にサーキットブレーカーが発動
その後特にきっかけもなく、日経平均は1500近い回復
しかし先物は16000台に逆戻り
 
その夜のNY市場は乱高下
トランプ大統領の非常事態宣言で終盤に急騰
NYダウは2000ドル近い上昇
 
日中の日経平均現物はリバウンドに十分な値幅ですが、ボラティリティが過去に例のない大きさになっているので、この値幅ですら流れではなくブレなのかもしれません
 
NY市場もトランプ大統領の非常事態宣言でリバウンドの狼煙のようにも見えますが、S&P500がクリスマスショックの2346.58に到達しておらず、何の節目でもないところには違和感があります。
 
仮にリバウンド開始だとしてもコールのIVが大きすぎるため、長続きはしないと思います。
せいぜい1-2日の上昇で止まり、IVが十分に冷めてからでないと、数週間続くリバウンドにはつながらないと思います。
 

 

多忙のためメモ書きのみ
 
S&P500のドローダウンが20%超え
10時のトランプ大統領のテレビ会見で30日の欧州からアメリカへの移動制限が発表されると大きく下落
Nasdaq先物はサーキットブレーカー発動
 
ターゲットの18136に届いていませんが、そろそろ2000円級の跳ね上がりはあってもおかしくない状況です
 

 

多忙のためメモ書きのみ
 
経済対策発表の会見にトランプ大統領が同席しなかったことから、CMEの先物からかなり下げてスタート
前日高値からわずかに頭を出して反落
右肩下がり
 

 

多忙のためメモ書きのみ
 
8時半頃、トランプ大統領が所得税減税の検討を発表。
日経平均はリーマン・ショック級を前提としたリバウンドポイント19030に到達。
クリスマスショックの底値割れで、ひとまずミッション完了。
 
今日の底値からの上昇率が4%に到達。
ひとまず上値を試しに行きそうです。
 
しかし日柄は短すぎるため、1-2日リバウンド後はまた下値を探りに行く可能性があります。
 

 

多忙のためメモ書きのみ
 
日経平均1000円安
マザーズサーキットブレーカー発動
原油は13ドル安の大暴落で20ドル台に突入
夜間のNYは時間外を含めて2回のサーキットブレーカー
S&P500は7%下落で現物サーキットブレーカー
ダウは2000ドル安
 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均20795、米ドル107.3、長期金利-0.120、原油46、

騰落レシオ64、25日平均乖離-6.72、空売り比率49.9

 

◆寄り前動向
ダウ-3.58
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

コロナ・ショック―数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/3 スーパー・チューズデー

 

 

昨日のNYダウは暴落。

Date Open High Low Close    
Mar 05, 2020 26,671.92 26,671.92 25,943.33 26,121.28    
Mar 04, 2020 26,383.68 27,102.34 26,286.31 27,090.86

米国株式相場は反落。ダウ平均は969.58ドル安の26121.28、ナスダックは279.49ポイント安の8738.59ポイントで取引を終了した。カリフォルニア州のニューサム知事が4日、州全域に非常事態宣言を発動するなど、米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースの加速が報告されると、経済や企業業績に悪影響を与えるとの一段の懸念が広がった。

 

 

昨日の日経平均は続伸。

日付 始値 高値 安値 終値
2020年3月5日 21,399.87 21,399.87 21,220.76 21,329.12
2020年3月4日 20,897.2 21,245.93 20,862.05 21,100.06

5日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比229円06銭(1.09%)高の2万1329円12銭で終えた。米大統領選の候補者選びの情勢を受けて前日に米株が大幅高となり、東京市場でも運用リスクを取る動きが広がった。日経平均は朝方に300円近く上昇する場面があったが、買い一巡後は伸び悩んだ。新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり国内景気の先行きへの警戒感も根強く、利益確定売りが出て上値を抑えた。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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前日日中陰線

週間陰線

月間下落

下落

 

昨夜のNYダウが下落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄付き後も右肩下がりの展開となりました。

 

心配していたとおり、鉄板のリバウンド圏に入っても跳ね上がりませんでした。

ここで跳ね上がらないのは唯一、リーマン・ショックのときしかありません。

コロナ・ショックはリーマン級ということになります。

 

そして、リーマン級ということを前提に値幅を計算すると、初めてのリバウンドポイントは現時点でも19100より下ということになります。

(ムービング・ターゲットなので、日々少しずつ変わります)

 

リスクはリーマン・ショックの1.5倍程度。

信じがたいくらい長大ですが、市場はそれを折り込み始めているように見えます。

 

 

多忙のためメモ書きのみ
日経平均の2/20の高値と3/3の高値を結ぶと、きれいな上値抵抗になっています

祝日が入ってるのでチャートではうまく引けないので、データのみですが

3/2-3/3まで上昇はただの揉み合いであり、一本目のリバウンドすら来ていないことになります。