たこ焼き 雅庵さんに訪問しました。京都府八幡市にあり、京阪石清水八幡宮駅が最寄になります。ファミレやわた1階にあります。
店主の杉本さんはFacebookのお友達で、2年半前の2020年10/18の初訪問時にその味に衝撃を受け、自分の中で遠くても食べに行きたいお店であり、今回4度目の訪問になり、4/29(土)のお昼に訪問。
今回は京都のセアブラノ神 伏見剛力店で、「期間限定 牛すじカレーまぜつけ麺」を食べた後、こちらに直行。
日曜日なので混んでいて注文後1時間待ちとの事。こちらは以前から地元の人気店ですが、最近この近所にたこ焼き屋が何軒かオープンしたお陰で、たこ焼きブームが起き逆にお客が増えたそう。待つ間に同じファミレやわた内にあります、「ハクジュプラザ ファミレやわた店」にお邪魔して来ました。こちらは2021年11月1日オープンなので、初訪問時はなかったですが、3回目訪問時以降はあった筈がその時は反対側の入口から入った為気付かず、この日は偶然こちら側に入口から入った為気付け、ヘルストロンユーザーかつ信者の自分は楽しい一時を過ごせました。

たこ焼き27個(素焼き・ソース・旨辛ソース各9個・持ち帰り)をオーダー。今回は全て持ち帰りです。今回、初訪問時に衝撃を受けその後はメニューになかったものの、この日は再登場した旨辛スースが置かれ、思わずこちらもオーダー。こちらは辛目のソースですが、自分は以前麻婆豆腐発祥の店、陳麻婆豆腐で、イベント期間中途中まで完食者ゼロと言われたの限定「地獄陳麻婆豆腐」をペロッと完食した事があるので(ノーマルでも辛くて食べれない人が多く「地獄」はその50倍の辛さ)辛い物は得意です。
たこ焼きの生地は鶏ガラ+魚介ベースで、鶏ガラ出汁に昆布や節系等多種の魚介出汁が使われた拘りの生地。表面はパリッと香ばしく、出汁の旨味が濃厚でふわふわとろとろ食感。生地にしっかり味が付いています。
蛸は柔らかくそのものの味も良く、ここから出る蛸出汁が生地に旨味を与えています。

先ずは持ち帰ったたこ焼きを少しだけそのまま食べてみましたが、13時頃に持ち帰りそこから90分程経つも、まだ温かく十二分に美味しい。で、晩御飯のおかずに20時頃に食べて見ると焼いて7時間経つので完全に冷めていますが、冷たいので味が落ちていると思いきや、余分な水分が抜けて凝縮した旨味が味わえ、これはこれでかなり美味しく、ある意味焼きたてと同等くらいの美味しさにびっくり。冷めても美味しいと言われるたこ焼きは他店でもありますが、こちらはそれらを遥かに超えていて、あえてこのまま食べ切りたい程。(でも一部は電子レンジで温めました。同じくらい美味しいです。)

■素焼き
店主曰くラーメン(のスープ)をたこ焼きで表現しましたとの事で、こちらはラーメンのスープ感・出汁感がより解りやすく、たこ焼きの形をしたラーメンと言う感じの今まで食べた事のない味で、複雑かつ深みがあります。

■素焼き+実山椒+粉山椒+醤油
素焼きに実山椒+粉山椒を添え、醤油を付けて食べました。実山椒は舞昆のこうはら千林店で購入。山椒の香りと醤油の相性は良くたこ焼きに合っていて美味しいですが、こちらはそのままの味の完成度が高い為、味を付け足すのは少しもったいないように感じ、味変するならギリありかも?ですが、やはりそのままの方が美味しいです。
あと、この実山椒は以前と味が変わっていて、今まで実山椒は塩漬けの浅付けで味が薄く、鮮やかな緑色で主に香りだけを楽しめるものだった為、今回イメージと違うものになってしまいました。以前は「実山椒」は塩漬けの浅付けで薄味、それとは別に「山椒の佃煮」は醤油漬けで色が真っ黒で濃い味の2種が置かれていましたが、現在は佃煮がなくなり「実山椒」は両者をミックスしたような佃煮にしてはやや薄口の醤油漬けに変更されたようです。

■ソース
ソースははちみつが入った甘口ですが、フルーティで病みつきになる味で、そのものの味が美味しく味わいがあり、生地との相性も抜群。素焼きも通好みで美味しいですが、ソースはソースで絶対に食べておくべき逸品。

■旨辛ソース
デフォのソースははちみつ使用の甘口ですが、旨辛ソースは数種の激辛ソースがブレンドされ、デフォのソースに合わせられ、辛さの中にも甘味を感じる旨辛加減。辛党の自分の口に合い、初訪問時に衝撃を受けた味に2年ぶりに再会でき、久々の感動でした。辛い物が好きな人は絶対に食べる価値有りです。

毎回思いますが、こちらのたこ焼きは自分の中で今まで食べた中で間違いなくダントツの一位で、これを超えるたこ焼きは今後現れないような気がしますが、ここ最近は食材が大幅に値上げされ、本来値上げしないと採算が合わない所、以前と同じ値段で提供され、量も変わらず味も全く落ちていなく、この値段でこの味を出されている事にも脱帽でした。大阪の飲食店は食材の値上げを機に2度3度と何度も値上げしている店が当たり前にあるのに、こちらはもう少し値上げした方が良いのでは?と心配になる程で、少なくもたこ焼き27個を焼くのに鉄板を全部使って30分程掛けて作られた渾身のたこ焼きが税込1,260円はあり得なく、これだけの味と満足感から言うとそれの倍払っても良いと思え、今回も美味しく完食しました。

 

セアブラノ神 伏見剛力店に訪問しました。京都府伏見区にあり、近鉄京都線伏見駅が最寄になります。
まぜそばフェア第6弾 期間限定 牛すじカレーまぜつけ麺をオーダー。こちらは3月から始まったまぜそばフェアの第6弾の期間限定メニューになり、提供期間は4月21日~30日迄で、提供終了間近の4/29(土)のお昼にこれ狙いで訪問。大阪からバイクで移動し、開店30分前に到着すると先客2名でしたがどうにか1巡目に入店できました。この日は土曜日で駆け込みのお客さんが多く、開店時には外待ちのできる人気ぶりでした。
ちなみにまぜそばフェア第1弾は肉味噌まぜつけ麺、第2弾は焼きチーズ麻婆ませそば、第3弾は汁なし神二郎、第4弾はBLACK&チーズまぜそば、第5弾は豚肉入り拌麺(油そば)でした。全部美味しそうで食べたいものばかりでしたが、こここ最近体調が悪く京都まで行く元気がない為断念し、牛すじカレーまぜつけ麺だけは外せない気がして絶対に食べておきたく訪問しましたが、家がもう少し近ければ完全制覇していたと思います。
このメニューは、一瞬まぜそばフェアなのにまぜつけ麺?と思いますが、お店のSNSを見ると、当初はまぜそばで考えておりましたが、繰り返し試作をしていったところまぜつけ麺の方がメチャクチャ美味しくなったため、まぜつけ麺スタイルでのご提供に致しました。との事。
スープは牛すじカレースープ。適度なとろみと辛さ加減のスープは、牛すじの旨味たっぷりで背脂と辣油とフライドガーリックがコクを出し、生クリームがまろやかに調和しています。
麺は太平打ち縮れ麺。コシ弾力しっかり目のモチモチ食感。麺にしっかり下味が付き醤油ダレが掛かって、よく混ぜると麺だけで油そばとして味わえ、完成された美味しさでそのまま食べ切りたい程。
具材は牛すじ、じゃがいも素揚げ、青葱。牛すじは肉だけ味わうと専用ダレが染み込んでいて柔らかくとろとろ食感で脂が甘く絶品。
途中でスープに浸けてつけ麺にすると、牛すじカレーまぜつけ麺になり、それぞれが美味しいのでこれらを合わせると間違いなく美味しく贅沢な味わいで、更に途中で卓上の胡椒、生にんにく、一味、黒ばら海苔を投入するとパンチが増し美味しく味変。麺のみに少し酢を掛けても美味しい。
このメニューにはチーズライスが付き、食べ終わる少し前に願いし、残ったスープに投入すると、牛すじチーズカレーライスに。全ての具材と粉チーズとご飯が合わさった味は美味しくない訳がなく、ここまで楽しめるからこそ遠くてもこれを食べに行きたかったとも言える逸品で、麺→具材→ませそば(油そば)→つけ麺→薬味で味変→カレーライスと5回6回味変しながら最後まで美味しく楽しく完食しました。

 

らーめんstyle JUNK STORYさんに訪問しました。大阪市中央区にあり、地下鉄谷町九丁目駅が最寄になります。
4/4(火)のお昼に訪問。リニューアルオープン後3度目の訪問になります。平日ですが気合を入れ開店20分前に訪問すると先客なくポール入店。グランドオープン日は開店時間の何時間も前から恐ろしい行列でしたが、今現在は平日のこの時間は混雑もなく狙い目かも?
潮のキラメキ ハマグリ+白ごはんをオーダー。こちらは4/1(土)~提供の定番メニューになり、今現在ラーメンのメニューは、前回食べた「塩のキラメキ 復刻版」とこちらの2種が置かれ、リニューアル後最初に食べた「塩のゲンテン」はメニューから外れています。「塩のキラメキ 復刻版」はオープン当初の「塩のキラメキ」の味を再現されたメニューになり、「潮のキラメキ ハマグリ」は、創業者の井川氏が生涯を掛けて作り上げた至高の塩ラーメンになり、どちらも看板メニューの「塩のキラメキ」の復刻版ですが、作られた時期の違いまで再現され、後者は創業から数年経った時の味を再現されているようで、「塩」の字を「潮」に置き換え、蛤出汁がより多く使われています。
スープは鶏+魚介×塩ダレ。国産丸鶏・鶏ガラに蛤・魚介出汁を合わせられ、蛤の風味と旨味が前に出て、鶏のコクと旨味、魚介の出汁感が追い掛け、深みがあります。塩ダレはキレがあり、旨味濃厚ながらあっさりスッキリした飲み口で飲み干せ、鶏油がコクを増しています。「塩のキラメキ 復刻版」にも返しに蛤出汁を使われていますが、復刻版は全体のバランスが重視されている感じで、こちらは蛤出汁が大量に使われより蛤感が強調され旨味成分が濃厚で、スープがすーっと口に入ってくる至福の感覚を味わえます。この感覚を味わえるラーメンは毎日ラーメンを食べていても何十年に一度しか出会えず、尚且つ清湯でこの感じを出したラーメンは他にないような気がします。
麺は自家製中細平打ちストレート麺。全粒粉入り。中加水気味の麺は、なめらか麺肌のツルモチ食感。小麦の風味と甘味もしっかり味わえ、喉越し啜り心地良く細麺ながら噛み応えもしっかりあり、スープとの相性抜群で進みます。
具材は鶏ムネ・モモチャーシュー、ベニーナ、三つ葉、白葱、青葱、海苔。鶏ムネ・モモチャーシューはどちらも柔らかく、ムネはしっとり食感で柚子風味が爽やか、モモは表面を香ばしく炙られ柔らかく旨味濃厚。
鶏チャーシューは卓上のポップ(食べる流儀)に最初に食べるとあり、自分は余熱が入らないようご飯の上に載せて即席鶏チャーシュー丼に。それでも最初にとあるので早めに食べましたが、どちらの肉も柔らかく美味しい。
麺を食べ終えると、残ったスープにレンゲに少しご飯を載せて〆スープ雑炊風にして完食、最後まで美味しく完食しました。
潮のキラメキ ハマグリは、以前色んなバージョンで何度も食べた井川氏の塩のキラメキにかなり近い味を再現されていますが、作り手が変わった事もあり微妙に違う味に感じたものの、美味しい事には変わりなく、全く同じ味の再現は不可能かもしれませんがその必要もないと思われ、ここまでスープの味を再現しつつ美味しく進化させた事に感動でした。