少し忙しく、久しぶりの更新になりました(^^;;

ここのところ「人工知能」というキーワードを活発に
耳にするようになってきましたが、ぼんやりと考えて
いることを少し書いていきたいと思います^^

ということで、このお題目。
自分の、ヒトの脳ってどうなっているのでしょう?
一度考える機会があると良いと思います^^

ざっくりスパコンなどを知るとヒトが劣っているようにも
聞こえるでしょうが、人のポテンシャルは凄いのです。

どんなに頭の良い人でも脳の本来の機能の数%~10%
程度しか使っていないという話は聞いたことありませんか?
でも、本当はほぼ100%の機能を使っているのです。

実際に、物理的な脳の損傷が起きたときに障害が残るのも
脳の全てを必要としているからという事がわかりますよね。
違いは「どこをどう使っているか」なのです。

脳トレ等で脳を活発に使っていることで、将来老化などで
脳の機能が低下をしてきてもそれを補完できるという大きな
強みがあります。

また、仮に脳のどこかに損傷を受けたり元々あるはずの
機能の部分がうまく働かなかった場合は、それを補完する
為に、段々とそれ以外の場所がその役割を果たすのです。

それが途轍もない才能だったりするのですが、ヒトは
無意識にフラットへと持っていくために脳の機能を最大限
活用するのです。

極端なことを言えば到底誰にもまねのできない物凄い
才能の持ち主は、その分劣っている能力があるかもしれません。

また、凄い才能を発揮する為には全ての時間を費やす事に
なるため、その他の通常生活の経験はできないかも。
時間は平等ですから、使う領域のウエイトの違いなのです。

何事もなく生きているのもバランス良く脳を活用しているからこそ。

それが個性であり人の面白さなのです。
私は、これからは個々の脳の個性を生かすべきだと思います。

今、教育分野でもこの方向へシフトしてきています。
同じように学び同じ100点を目指すのではなく、
1つの問題に対して個々が様々な思考を駆使して答えを見つける。
違う答えも出てくるでしょうし、最終的には同じ答えになったと
してもプロセスはそれぞれ違うのです。

このことが未来の私達にとって重要になってきます。

~長いので続きます^^
残念ながら現在の世相としては人工知能は悪者扱いですね。
プログラムミスをしたら?暴走を始めたら?人類を破壊するかも・・
こんな声も多く耳にします。

私は決してそうは思いません。
これまでの人工知能は、人間がプログラムをした通りに動作する
(過去の実績のデータそのものを引っ張り出してくる)
というものでしたが、現在開発中のものは人工知能そのものが
過去のデータから自分で学習したパターンを見つけ、人間が追いつけない
程のボリュームとスピードで答えを導くというものなのです。

だから人間の手中から離れていき、言うとおりに動いてくれないから
不安材料ばかりが頭をもたげるのです。
2045年に人間の能力を超えるとされる人工知能。もっと早まるとも
言われています。いまはその過程にある時期です。


仕事でも共通することですが、ある1点を切り取ってそこばかりを
クローズアップする事は単に「木」を見ているだけで正しく全体を
把握できていません。仕事ではプロセスが大切です。自分はどう
プロセスを踏んで今に至るのか。何を学んできたのか。

進化の途中でまだ未熟な人工知能は、今はまだ人の手を借りなければ
前に進むことができませんし、ある1つのテーマを掘り下げる事は
人を超えるかもしれないけれど、人のようにまだ万能ではありません。

その過程では、人が意図的に悪意を入れれば、初めはそのような動きも
すると思いますが、最終的には学習を重ね、究極の「誠意ある選択」
をする方向へ全てが向かうと思います。


人の判断は絶対ではありません。人が中心なら自己利益に向くでしょう。
人工知能やICT活用が進むと「自己満足」「利己的」「競争」「征服」
など感情にまつわる判断はできなくなっていきます。

今人工知能の発達におびえている人は、何か後ろめたい事があり
暴かれるのをおびえているのでしょうか。そうでなければ人の思惑が
介在しない本当に素直に導き出されたジャッジが出ることが楽しみで
あるわけです。

病気の予兆を見つけるばかりではなく、正当な仕事の評価や司法判断、
犯罪の未然抑制などの善悪の影響が大きい判断分野から
早く取り入れられて現在検証が進められています。
教育現場にも早い段階で導入が進むと思います。予防は子供の育成から^^
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最近よく見るあの人は、どんな質問にも「第三者に判断を委ねる」と壊れた”ふり”
をしたロボットのように繰り返すばかりだし、国同士の交渉を心ではなく
お金や軍事力でものごとや判断を動かそうとしている様子を見れば
プログラムミスどころか人間のほうが酷い暴走です。

その他個別の事件も後を絶ちませんが、根底には人の思惑があるのです。
人工知能にはそのような思惑を入れたとしても何の利益にもならないため
そのような判断材料は最終的には自ら無くしていくでしょう。

寿命も、病気も、お金も、子孫繁栄もAIにとっては必要の無いものです。
正当な判断ができるまではあと少し時間がかかりますが、最終的には
人間がジャッジするよりもまっとうな状況になると思います。
人の悪意を実行する前に抑制できる「予兆」を捉える世の中・・という
方が表現は近いかもしれません。

人間も誠意ある生き方ができるようになれば、未来ではAIと共に
共存して今よりも安全で快適な世の中になるのではないでしょうか。

つまり、未来はAIの進化ではなく、私達の行動にかかっている。
という事なのです^^
今日は未来の話を少し置いておき、珍しいタイトルの
ものを頂いたので、記事にしたいと思います^ ^
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私はコーヒーが好きですが、10代のころにバーで
厳しくサーブの方法を叩き込まれて以降は、
自宅でも長年豆を挽いてからペーパドリップや
ネルドリップなど豆の種類や炒り方などによって
道具を変えながら入れています。

サイフォンやエスプレッソマシンも良いですが
ハンドドリップは精神統一を図れるというか
その日の体調などでも味が変わってしまうので
自分と向き合う貴重な時間となっています。

ところで、タイトルはコーヒー豆のことなのです。
コロンビアとかキリマンジャロのような名前ですが
このコーヒーは「世界三大珍コーヒー」と呼ばれる
特殊なものです。

採取方法がかなり変わっており、少量しかできないため
値段もびっくり(100g1万円前後から)。
先日、この豆をいただいたのです。

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今回はフィリピン産のものでしたが、インドネシアの島々でも生産されます。
その作り方はというと・・・

このあたりではロブスタ種のコーヒーが栽培をされて
いますがコーヒーの果実は度々動物に狙われます。
その中でも「ジャコウネコ」が果実を食べてしまうのです。

ただ、その中にある種(コーヒー豆)は未消化のままで
糞として排出されます。その豆をよく洗い、乾燥させて
浅く炒ることで独特の香りのするコーヒーに仕上がる
というものなのです。

生産?方法を聞くと思わず引いてしまいますが、台湾では
サルが、タイではゾウから同様の方法で採取したコーヒーも
あるそうで、いずれも高値で取引をされています。

ジャコウネコは香水の原料としても有名ですが、その方法が
とても面白い?ため、1995年にイグノーベル栄養学賞を
受賞しています^^;

ちなみに、ジャコウネコの仲間のハクビシンはSARSに関与
しているとされましたが、ジャコウネコは影響が無かったため
流行当時も人気は衰えなかったそうです。

そして肝心のお味はというと・・
少し酸味が強い独特の香りがしました。飲み方はストレート
が一番良いと思います。酸味は香りを逃がさない為に浅炒り
にしている事が一番の要因だと思いますが、お値段ほどの
味の価値があるかと言えば、私はそう思いませんでした^^;
高いから美味しいということではありませんからね・・笑
珍しさのお値段でしょうか。

コーヒー好きの方でしたら、1生に一度でも機会があれば
是非です^^
昨年までは、ネットや書籍で一部の人が見聞きする程度
だったこのキーワード。
今年に入ってからは本格的にメディアなどが活発に報道を
行うようになってきました。

報道は旬のニュースを報じることと「流行を作るため」
に意図的に報道するという目的も持っています。

分かりやすいのはファッションですね。
「今年は○○が流行する」とメディア、雑誌で繰り返し
訴えることで、そのファッションを買い求める人が増え
結果「流行」となるわけです。

服も流行ると決まってから作るわけではないのです。
何年も前に次に流行させたい色や素材、シルエットなどを
デザインして試作を繰り返し世に出るわけですから、流行ってる
から買うという人達は業界の戦略に無意識に乗せられている
・・ということになります。

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有名なのはマーケティングの「イノベーター理論」です。
各個人の商品購入の様子を分布化したもの。

①イノベーター(革新者)
 新しいものを自ら進んで採用する人(全体の2.5%)

②アーリーアダプター(初期採用者)
  流行に敏感で情報収集を自ら行い判断する人。
 他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。
 (全体の13.5%)

③アーリーマジョリティ(前期追随者)
  比較的慎重派だが平均より早く新しいものを取り入れる。(全体の34.0%)

④レイトマジョリティ(後期追随者)
 比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。
 フォロワーズとも呼ばれる。(全体の34.0%)

⑤ラガード(遅滞者)
 最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。
 イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。
 (全体の16.0%)

通常は①②がいかに関心を持つかがカギになります。また③④が
購入を始めると関心がなくなってく傾向にあるため、
いかに先進的だということで購買意欲をそそるように訴えるかが
カギとなっています。

周りが取り入れ始めてようやく流行に遅れたくないと購入を
し始める③④までいけば認知度が高まっている状態です。
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話がそれましたが、技術的特異点の情報をネットでの発信や
認識を行っている人は①②に該当します。TV等で露出が
増えてきたのも②が動き始めた事もあり③への移行
がはじまっているという状況です。

また、ここ1~2ヶ月は国営放送の動きが活発化しています。
4/末にはレイ・カーツワイル著の元々出ている書籍を要約した
「シンギュラリティは近い」をNHK出版から発刊しており、
連休中も特集番組を行っていました。

これは、昨年の総務省で行った委員会からの流れでもあり、
徐々にこのキーワードを露出させていくことで国民への周知を
図っていくことも目的としています。

多数は③もしくは④にあたります。周りの情報が少ないと
信じることができない為ですが、④までいくと不可思議な
情報を含めた判別できない情報が溢れてから、あわてて
行動を起こすことになるのです。

メディアの報道が始まると、同時に不安をあおるような内容も
増えることになりますが、ここの読者の皆さんは是非その
ような話や、悪い妄想に踊らされることがない為にも、早めに
しっかり真実を知り、自分がどのように付き合っていくかを
考える事で新しい未来への良い原動力となるはずです。

できれば、イノベーター・オピニオンリーダーで
ありたいですね^^