今日は未来の話を少し置いておき、珍しいタイトルの
ものを頂いたので、記事にしたいと思います^ ^
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私はコーヒーが好きですが、10代のころにバーで
厳しくサーブの方法を叩き込まれて以降は、
自宅でも長年豆を挽いてからペーパドリップや
ネルドリップなど豆の種類や炒り方などによって
道具を変えながら入れています。

サイフォンやエスプレッソマシンも良いですが
ハンドドリップは精神統一を図れるというか
その日の体調などでも味が変わってしまうので
自分と向き合う貴重な時間となっています。

ところで、タイトルはコーヒー豆のことなのです。
コロンビアとかキリマンジャロのような名前ですが
このコーヒーは「世界三大珍コーヒー」と呼ばれる
特殊なものです。

採取方法がかなり変わっており、少量しかできないため
値段もびっくり(100g1万円前後から)。
先日、この豆をいただいたのです。

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今回はフィリピン産のものでしたが、インドネシアの島々でも生産されます。
その作り方はというと・・・

このあたりではロブスタ種のコーヒーが栽培をされて
いますがコーヒーの果実は度々動物に狙われます。
その中でも「ジャコウネコ」が果実を食べてしまうのです。

ただ、その中にある種(コーヒー豆)は未消化のままで
糞として排出されます。その豆をよく洗い、乾燥させて
浅く炒ることで独特の香りのするコーヒーに仕上がる
というものなのです。

生産?方法を聞くと思わず引いてしまいますが、台湾では
サルが、タイではゾウから同様の方法で採取したコーヒーも
あるそうで、いずれも高値で取引をされています。

ジャコウネコは香水の原料としても有名ですが、その方法が
とても面白い?ため、1995年にイグノーベル栄養学賞を
受賞しています^^;

ちなみに、ジャコウネコの仲間のハクビシンはSARSに関与
しているとされましたが、ジャコウネコは影響が無かったため
流行当時も人気は衰えなかったそうです。

そして肝心のお味はというと・・
少し酸味が強い独特の香りがしました。飲み方はストレート
が一番良いと思います。酸味は香りを逃がさない為に浅炒り
にしている事が一番の要因だと思いますが、お値段ほどの
味の価値があるかと言えば、私はそう思いませんでした^^;
高いから美味しいということではありませんからね・・笑
珍しさのお値段でしょうか。

コーヒー好きの方でしたら、1生に一度でも機会があれば
是非です^^