本文の前にご案内です。

 

ISO審査員としての活躍を考える方向けの講座を作りました。

状況によってどの講座がよいか迷われるようであればお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

元々このブログの展開をした際には、

 

ISO審査員になるためには

ISO審査員になる魅力とは

ISO審査員になる価値とは

 

という記事を投稿して参りました。
しかし生成AIを活用しながら、そしてその不足を補いながらの記事作成というスタイルを取ったために、もしかすると肝心の部分が伝わっていなかったかもしれません。

 

改めて、このISO審査員というプロフェッショナルな職業について最後に総括しておきたいと思ったわけです。

 

 

直接接している方々には、ISO審査員は色々チャンスがあって、60歳以降でも大活躍できる世界ですからチャレンジしませんか、とお伝えしてきました。

 

 

そしてできることなら 57歳から 準備を始めてください。

と申し上げていたのです。

 

なぜ、57歳か。

 

理由があります。

世の中の定年退職が65歳にどんどん移行しているわけですが、まだ60歳が定年で、そのあと65歳までは希望する場合は雇用延長で対応する、という企業が日本では主流ではないかと思います。

 

私が提唱しているのは、60歳で雇用延長を申し出されずにISO審査員の世界に飛び込んで活躍していっていほしい、そのための準備期間がだいたい3年間くらい必要なので、57歳を一つの目安にしてほしい、ということなのです。

 

もちろん3年間が必ず必要、ということではありません。

ですが、今お勤めの会社でお仕事を抱えながらの次の道の調査、探索なので、ある程度ゆとりをもった時間の使い方を想定してほうが無難です。それらを含めて3年間の準備期間です。

 

 

さて、その話を進める前に、そもそもISO審査員には簡単になることができるのか、という疑問を抱く方もおられるでしょう。

あるいは、それほど魅力ある仕事なのか、と感じられる方もおられるでしょう。

 

魅力の感じ方は人それぞれの主観の部分にもなるので簡単に私が断言するわけには行きませんが、体力があって、一生懸命仕事に向き合う方であれば、まずは外形的な話ですが、

 

 

年収1,000万円に到達できる可能性が十分にあります。

 

 

もちろん、審査料金は昔からすれば格安になり、審査員のお手当も激減している、ということも事実です。

ですが、実態は、審査機関によって、そのお金の部分は随分違うのです。

 

安値で営業攻勢をかける審査機関は、審査員のお手当もびっくりするくらいの安値なので、そこで一生懸命に審査活動をしても年収300万円の世界です。

 

えっ、3倍も違うの?と思われた方もおられるでしょう。

 

年収1,000万円の世界は少々複合系なので、審査員活動だけではなかなか簡単には行くとは言えない世界ではあります。その点はご容赦ください。

 

ただしはっきりと断言できるのは、世の中の会社の一般的な役職定年で大きくお給料が下がり、雇用延長で、仕事内容は変わらないのにお給料激減、という世界とは違うものがISOの審査員の世界にはある、ということです。

 

そして、それは先ほども申し上げたのですが、何より体力がある方であれば、65歳であっても70歳であっても金銭面ではほとんど差がない、ということです。

すべての審査機関の内情に通じているわけではないので、絶対ではない点だけはご容赦頂きたいのですが、ISO審査は、年齢ではなく完全に成果報酬と思っていただいて構いません。

 

故に、元気な方は80歳でも現役審査員としてご活躍です。

実は研修講師でもほぼ同様で、80歳であってもご活躍の講師の方はおられます。まあ、さすがに80歳は大きな壁でして、実際はその年令になるとついに引退、という方も増えるのもまた事実ですが。

 

とはいえ、人生100年時代と言われるようになって久しい昨今、ほそぼそでもずっと仕事を続けられる道があればそれは素晴らしいことだ、と評する論者の方も大勢いらっしゃいます。

 

だからこそ何年も前から、あまり大きな声では言ってはおりませんでしたが、シルバー人材の活性化という観点でISO業界の貢献度は大きい、と思い、特に内部的にはそのような発言を繰り返してきました。

 

ここまでで、そうであればISO審査員の世界を考えてみるか、と思われた方は是非57歳という年齢を意識してください。

 

それより若い方であれば、もう少し時間をかけて調査検討ができます。

もし57歳より年齢が上の方は、早急に決断とアクションを起こすことをお勧めします。

 

今テーマについての第1回、このあたりとさせていただきます。

次回に続けます。

 

<了>