タイトルからして何のこっちゃ・・・
取り付けに関してワンオフ加工を売りにはしていますが・・・
車両や取付内容によって規制品の取付を推奨しているケースがあります
何の事かと言いますと
ホンダ車のインナーバッフル
スピーカー交換をする際、インナーバッフルと呼ばれるスピーカーの台座はユニットの大きさや
車両に合わせたモノをワンオフ製作するのが高音質再生での一般的なセオリー
お店によって材質や製作方法など拘りが詰まっています
内張とのクリアランスギリギリまで設計したバッフルの音質は純正で採用される軽量樹脂フレームの音とは比べ物になりません
しかし製作する上でバッフルの面積をある程度、確保出来る車両に限っての事
今回の様なホンダ車の多くが採用する円形タイプのバッフル形状の場合は
口径が大きいスピーカーを取付する際、フレームが極端に薄くなりがちで
十分な強度を確保する事が難しくなります
そこでデッドニングとスピーカー交換のみという作業なら
カロッツエリア製メタルバッフルの使用がホンダ車の場合は最適
安価な樹脂フレーム製もありますが、異なる金属素材を組み合わせたメタルバッフルがベスト
取り付けしたスピーカーも同社製 TS-V173S ¥60000円
バッフルとの穴位置規格も勿論ピッタリ
ワンオフ加工に比べやや内張に奥まった取り付け位置となってしまいますが、
それでも金属製のバッフルのメリットは大きく、
こういった金属加工はショップ単位で安価に製作する事は難しく
定価設定は10000円と驚きの価格設定。ホンダ車に限ってコレを使わない手はありません
良い結果が出るなら敢えて既製品を使います。
現行オデッセイなども同様のバッフルが使用出来ます
やや大きめの部類に入るツイーターは純正位置にセット
エリシオンプレステージの場合、内部にツイーター設置するとかなり奥に隠れてしまう為
純正グリルを穴あけ加工し上向きにインストール
ピラーなどに埋め込み加工しない場合は付属スタンドで取付する方法もありますが
あまりにもカッコ悪いので、今回はこの様な手法をお客様と相談の上決定
交換前のエリシオンの純正スピーカーの音は
ツイーターが付いているの????と思える程、かなりこもり気味で曇った様な音質ですが
交換後は見違えるほどにクリアな音に
メインユニットのナビゲーションは純正ですがスピーカー交換のみでも十二分に音質アップ
エリシオンに採用される走行中の騒音をシャットアウトするノイズキャンセラーの機能も温存可能です
ご依頼有難うございました