BMW X5編 気になる車両 純正オーディオの検証結果とは | テクノオート オフィスケイ斎藤ブログ

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続きましてBMW X5 純正オーディオの試聴と測定

 
 
ドアにツイーターと10センチ口径2WAYの組み合わせ。内張り側に直接スピーカー本体が直止めされたいるのがBMWのお約束で音質的には疑問となる取り付けでしっかりと低音まで再生させる事は難しくようです
 
運転席、助手席シート下にそれぞれ取り付けされたサブウーファーで低域を補う変則的なシステムでなかなか純正シート下にサブウーファーが埋め込みされているのは珍しくこの年代のBMWは他車種も同様のオーディオシステムが搭載
 
以前に3シリーズでデモカーを製作いたしましたが純正位置に13センチ口径のサブウーファーを取り付けたところ、思いの他フロントスピーカーとの繋がりが良かった事がありました
 
バッフルのみ作り直し半分は純正のエンクロージャーを活用するお手軽インストールでスペースも有効利用出来お勧めの取り付けです。最もこの車の強みが取り付けサイズが限定されるもののリスナーに近い位置にサブウーファーを設置出来る事。下に奥というイメージでは無く
純正スペースを利用するので床の中に埋め込んでしまうという感覚
 
ドアスピーカーとサブウーファーの低域が見事に融合する取り付け場所ので、迫力あって心地よい低音を楽しめます
 
 
特性的にははレクサス RXに比べるとやや乱れはあるものの広い室内のSUVらしくダッシュボード上に自然な広がりをみせます
 
画面左側の低域を表示したグラフが盛り上がっており低域がかなり誇張されているようで、聴いた感じもやや低域に締まりがありません。これを改善しようとオーディオのトーンバランスでBASSを上げ気味にて改善する方が多いですが逆効果ですのでご注意をやや低音のレベル1~2程落とす位で丁度良くなりますのでお試し下さい
 
車両は輸入車らしくドアなどの剛性、室内形状も申し分無いのですが、もうちょっとドア側のスピーカーがしっかりとしていたら更に良い結果が出ると思います。
 
 
ドアを全面加工してエンクロージャーの製作などこの車で理想のインストールを追求したらコストがかなり掛かりますが、ドアのデットニングや補強をしっかりと行い強固なフィンランドバーチ材やアルミなどのバッフルなる土台を製作したスピーカー交換でも結果は出せると思います。
 
 
勿論、サウンドチューングを可能にするプロセッサーアンプは必須です。装着されているスピーカーがやや非力ですので交換も前提でしょう。
 
純正レベルではレクサスに次いで良い印象を受けたオーディオシステムではありますが、車両価格を考えるともう少し良質なオーディオシステムを搭載出来ないものかと思う所です
 
 
 
次回はアウディ A6の検証結果です

 

 

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