「平手友梨奈」 DIARY(音楽編) vol.19 (真っ白なものは汚したくなる)

欅坂46 1st アルバム「真っ白なものは汚したくなる」のみのNET記事です。

<2017/7/18>
□Net記事□

【rockin'on 記事 今週の一枚 欅坂46 『真っ白なものは汚したくなる』
https://rockinon.com/news/detail/163936
ライター:高橋智樹

もし、欅坂46&けやき坂46のことをまったく知らない人がいたとして、その人にここまでのアルバムの内容だけを説明したら、いったいその人はどんなアーティスト像を思い浮かべるだろう?と。
もしかしたら憂鬱なメッセージシンガーや切れ味鋭いラッパーかもしれないし、あるいは衝動に突き動かされたガールズパンクバンドかもしれない。
少なくとも、デビュー以降リリースしたシングル4作品をすべてチャート1位に送り込み、たった1年余りでポップシーンをリードする存在にまで駆け上がったアイドルグループだとは、微塵も思わないだろう



<2017/7/22> 掲載済
□Net記事□

【Real Sound 記事 欅坂46が開拓する“アイドルの可能性” 1stアルバムの主な新録曲から分析】
https://realsound.jp/2017/07/post-93527.html

ロングヒットを続ける昨年のデビュー曲「サイレントマジョリティー」、続く2ndシングル曲「世界には愛しかない」、3rdシングル曲「二人セゾン」、そして今年の4thシングル曲「不協和音」というヒット続きの全シングル表題4曲が収録されているだけでも十分に価値のあるアルバムだ

※細かい楽曲解説があります。


<2017/7/29>
□Net記事□

【Real Sound 記事  欅坂46の魅力は“レジスタンス”の外側にも広がっているーー1stアルバムで花開くもう一方の要素
https://realsound.jp/2017/07/post-95598.html

今回取り上げるのは、初週売上27.9万枚というぶっちぎりの数字(初週の売上が25万枚を超えたのは実に4年5か月ぶりとのこと)で初登場1位を飾った欅坂46の『真っ白なものは汚したくなる』。富士急ハイランドでのワンマンライブも成功を収め、その勢いは止まるところを知らない。3つのタイプで発売された今作に収録されているのは実に40曲。

「欅坂ってそもそもそういうグループだっけ?」という疑念を払拭できないのである。確かにデビュー曲の「サイレントマジョリティー」は若者たちの闘争宣言とでも言うべき力強いメッセージソングで、自分も大いに興奮した。ただ、続く「世界には愛しかない」で描かれていた無根拠ゆえにパワフルな肯定や「二人セゾン」で堪能できる繊細な感情の動き、これらはどこにいってしまったのか。「反抗」だけでなく、「肯定」や「繊細さ」まで含めた少女の感情の機微が多面的に、かつ詩的に表現されていることこそがこのグループのユニークネスではなかったのか。結局のところ「レジスタンス」路線が採用されているのは昨年の3曲の中で「サイレントマジョリティー」が一番うけたからという身も蓋もない話の帰結でしかなく、プロジェクトとしての志は実はスタート当初より著しく低くなっているのではないか。そして、「レジスタンス」路線を着こなそうとアグレッシブなパフォーマンスを続けるメンバーたち(特に平手友梨奈)の消耗度合いはますます高まっているのではないか。

<2017/7/30>
□Net記事□

【Real Sound 記事  欅坂46とミュージカルの親近性 エンターテインメント集団としての表現を1stアルバムから考察
https://realsound.jp/2017/07/post-95925.html
ライター:円堂都司昭

このほど発売された欅坂46の1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』は、「サイレントマジョリティー」から「不協和音」までの彼女たちの歩みをまとめたものだ。デビュー曲は、大人たちに支配されるのではなく、自分らしく自由に生きろと鼓舞する内容だった。それに対し、「不協和音」は同調圧力に負けず自分の正義を貫こうとする姿が歌われている。若者たちによる大人への反抗の曲だった「サイレントマジョリティー」のテーマが「不協和音」ではいっそうシビアになり、仲間にまで罵られ殴られても屈しない個の抵抗が描かれる。

「月曜日の朝、スカートを切られた」では、曲名通りの出来事が題材になっている。少女を汚そうとする者が存在すると示されるわけだ。それに対し、反抗することにも従順であることにも醒めた態度をとる同曲のヒロインは、大人への不信を吐露しつつ、悲鳴など上げてやらないと周囲の状況に反発する。欅坂46の公式サイトにアップされたこの曲のMVは、「サイレントマジョリティー」の撮影場所へメンバーが集まるところで終わっている。つまり、「サイレントマジョリティー」にあった大人への反抗の動機が、「月曜日の朝、スカートを切られた」で語られたような位置づけなのだ。

平手は「サイレントマジョリティー」の「モーセ」の部分で自分の姿がかっこよくみえるのは、他のメンバーがいい表情で列を揃えているからだとインタビューで答えている(『QJ』vol.129)。そこでは、個の表現と集団の表現は一体になっている。また、彼女は、みんなで一つの作品をつくるのはミュージカルみたいな感覚かもしれないと発言している。加えて、欅坂46の曲は全部つながっている気がするとも話していた(『ROCKIN’ ON JAPAN』2017年4月号)。エンディングで「サイレントマジョリティー」へとつながる「月曜日の朝、スカートを切られた」のMVは、平手の言葉を裏付けているかのようだ。

<2017/8/3>
□Net記事□

【Real Sound 記事  欅坂46 志田愛佳がグループに新風吹き込む? 志田率いる“モナ王国”への期待
https://realsound.jp/2017/08/post-96870.html

絶対的エースの平手友梨奈はもちろんだが、ここ最近よく雑誌でフィーチャーされているのが志田愛佳だ。ソロで表紙を飾った『月刊エンタメ』(2017年9月号)や、志田を中心に渡邉理佐、守屋茜、鈴本美愉、織田奈那、米谷奈々未の6名が集まり“モナ王国”として表紙を飾った『BUBKA』(2017年9月号)など、ファンの間では人気の高い志田だが、いよいよ世間が彼女の魅力に気付き始めた印象を受ける。

 そんな志田愛佳の魅力とはいったい何なのか? 志田は当初クールビューティーのイメージであったが、『欅って、書けない?』(テレビ東京)で徐々にバラエティ能力が引き出され、最近では瞬発力のある発言やリアクションで番組を盛り上げる存在に。グループ内における志田はメンバーへのイジリや無茶振りが面白く、愛称の「もな」からいつしか「モナ王」と呼ばれ、そこにいち早く目をつけたのが『BUBKA』だった。

そんな志田の相棒的存在である渡邉理佐や、みんなからイジラれまくりの織田など、王国メンバーの仲の良さは雑誌からも伝わってくる。それを知った上で「エキセントリック」のMVを観ると新しい発見がある。『月刊エンタメ』(2017年 9月号)で、石森虹花、小林由依、齋藤冬優花が『真っ白なものは汚したくなる』に収録されている楽曲を全曲解説しており、「エキセントリック」について小林が「MVでは私がスクールカーストの底辺だったけど、愛佳軍団からひっくりかえす場面もあります(笑)」と説明。MVでは体育館に椅子が積まれ、そこの一番高い玉座に座っているのが志田。まさにモナ王国の景色を表している。しかし、その後の展開では、「推測だらけの伝言ゲーム」でモナ王政権が陥落し、頂点に座る小林、打ちひしがれる志田の姿が映し出される。伝言ゲームで耳打ちしたのが小林と鈴本、そして織田が小林政権に寝返っている構図であることが分かる。鈴本と織田はモナ王国のメンバーの一員であることを考えると、この演出は実に考察のしがいがある。

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※音楽雑誌の事は詳しくないが、色々なライターがアルバムに対して論評している事が世間の注目度を表していると思う。

※「モナ王国」の記事でエキセントリックMVを見直さなきゃ と思った。

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<バックナンバー>
「平手友梨奈」 DIARY(音楽編) vol.18 (2017年6/7月)
https://ameblo.jp/techioshi62/entry-12601234100.html

「平手友梨奈」 DIARY(音楽編) vol.17(2017年 4/5月)
https://ameblo.jp/techioshi62/entry-12601028871.html

「平手友梨奈」 DIARY(音楽編) vol.16 (2017年4月6日)NHK SONGS
https://ameblo.jp/techioshi62/entry-12600895314.html

「平手友梨奈」 DIARY(音楽編) vol.15 (2017年4月6日)1stアニラ
https://ameblo.jp/techioshi62/entry-12600624356.html

「平手友梨奈」DIARY(音楽編) vol.14(2017年 3月)
https://ameblo.jp/techioshi62/entry-12600373247.html

「平手友梨奈」DIARY(音楽編) vol.13(2017年 1/2月)
https://ameblo.jp/techioshi62/entry-12600263321.html

「平手友梨奈」DIARY(音楽編) vol.12 予告編
https://ameblo.jp/techioshi62/entry-12600131918.html

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