2023ルヴァンカップGステージ 第6節
湘南 2 - 3 川崎F
会場:レモンガススタジアム平塚
観客数:10,374人
グループステージ最終節、勝ち点5に留まる川崎は勝っても勝ち点8で、グループ1位にはなれません。2位に入っても勝ち上がれる可能性は極めて低い状況とあり(結果的に勝ち上がりのバーは勝ち点10)、先発メンバーの士気は弱かったかなと思います。「攻める」積極性はほとんど感じられず、相手の湘南に押し込まれる一方の前半だったように感じました。
ゴールの期待を感じたのはダミアンの空中戦に合わせるシーンくらいでしたが、ダミアンの試合勘が戻っていないのと、パス自体もコースやタイミングが的確ではなく、ゴールに叩き込めるようなボールは来なかったように思いました。シュート自体は湘南よりも多かったのですが、有効なシュートはなく、ゴールは奪えずでした。
そんな試合も動いたのは選手交代の65分頃以降でした。すでに2点のビハインドで、残り時間も全体の1/3程度しか残っていませんでしたが、瀬古、小塚、瀬川と、出場機会に飢える選手たちが躍動してくれました。ファウルもいとわないボール奪取、前へのドリブルやパスなど、「相手を攻める」強い意志を感じました。もちろん、相手が疲れてくる中でのフレッシュさはあったとは思いますが、気持ちの強さを感じました。
瀬古のシュートが決まって以降は、勝ち抜けの可能性があった湘南が守勢に回ったためか、攻めの姿勢が一層高まり、ノボリに代えてシンを出し、3バックで攻め込む布陣にしてからは同点は時間の問題のように感じました。そして、最後は絵に描いたような逆転勝利で終了。結局、この試合も「気持ち」「気合い」なのかと。やはり、この試合は若手やサブメンバーで挑み、90分を通して相手を圧倒するような試合ができる選手起用にしてほしかったです。そうやって選手層の底上げをしてほしいです。
最後に、高井選手について。
この試合でも判断が悪く、失点に絡んでしまいました。ビルドアップでも積極性は見られず、何か、考えすぎてしまっているように感じました。そんな高い選手ですが、3バックの真ん中になって以降の短い時間は別人のように生き生きと変わったように感じました。難しく考えずに本能に従って動いていたように感じました。逆転ゴールが生まれた一連の流れは、高井がセンターラインを越えて攻め上がり、積極的なヘディングでつないだボールがダイヤに渡ったものでした。それまでの間は、ずっと完全に最終ラインに留まり、前に出ることはなかったように思います。ひとつ吹っ切れたでしょうか?
新しい選手を試すはずのルヴァンは終わってしまったので、今後のリーグ戦で選手起用を工夫してほしいです。