6.7 vs栃木シFC 結果はもとより、大事なのは選手評かな。 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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第103回天皇杯サッカー・2回戦

川崎F 3 - 1 栃木シティGC

会場:等々力陸上競技場

観客数:5,325人

 

対戦相手の栃木シティFCは関東1部リーグ所属クラブですが、フロンターレよりも歴史があるクラブのようです。攻撃を持ち味としているのはフロンターレと同じということで、ガチンコ対決の面白い試合になりました。このような試合になったことで、この日出場したフロンターレの選手のパフォーマンスを確認できたのは意味があったと思います。なお、勝ち上がったのは最低限の結果であり、特段の評価はありません。

 

さて、この試合で私が注目したのは、復帰したダミアンの状態、なかなか安定してリーグ戦を戦えていないチャナや佐々木、橘田のプレーぶり、また、U-20W杯で惨敗して帰国した高井の現状、そして、若手の大関と名願の出番があるか?などでした。

 

ただ、結果を出せたのは、瀬古とダイヤ、大聖、ヤストが試合を決めるなど、リーグでもある程度の結果を出している選手でした。ちょっと物足りない。。。

 

ということで、注目選手の評価をしておこうと思います。

 

ダミアン:抜け出しの動きができており、パスも何度か入っていたので大きな障害はないと思いました。ただ、きれいに合わせるまでには至らず(パサーにも問題ありでしたが)、万全にはまだまだで試合を重ねていく必要はありそうです。今後は終盤の15-20分程度の出場を重ねて調子を上げていくんじゃないかなと思いました。悠さまが万全に近い状態に上がってきたので、そう焦る必要はないでしょう。

 

チャナティップ:中間ポジションでボールを受けて前に運ぶ、という彼の得意なプレーが何度も見られ、調子は上がってきたように見えました。ただし、チャナからチャンスは生まれず、孤立してつぶれることも多々あったので、チャナから受ける選手のポジショニングが必要に感じました。でも、良くなっていると思ったので、ダミアン同様に途中出場で調子を上げてほしいと思いました。

 

佐々木:ん~、オニがノボリを使わざるを得ない理由がなんとなくわかったような試合でした。アタッキングサードでの攻撃の判断が遅く、チャンスを作れないケースが多く見られました。しつこくしつこく何度も攻めなおしてほしいという印象でした。そして、守備の安定度が心配でした。ディフェンスに必要な「鍵をかける」という感じがしないんですね。何となく守っている感じで、SBとしてはレッズの酒井選手を見習ってほしいです。

 

橘田:右SBでの先発でしたが、ポジションのとりかたやサイドからのボールの入れ方など、ちょっと難しいと思いました。山根→大南→その次か、そのまた次くらいの序列でしょうか?やはり、中央の選手であり、そうすると、現状では瀬古や大島が機能し始めているため、脇坂・シミッチの次の枠には入れないですね。元々守備で大きなエリアを走り回っていた選手であり、ポゼッションして相手の足を止めて、静から動へ一気に動き出すフロンターレのサッカーに乗れていない印象です。「無駄に大きく動きすぎる」とも言えますので、守田のように狭いエリアで細かく動き続け、運動量自体は多いという状況を作るようになれればよいと思います。

 

そして、高井:後半は危なっかしい守備の連発でした。同サイドの佐々木の守備が遅れる影響もあると思いますが、相手選手に入れ替わられて「あわやPK」のシーンもありましたし、ちょっと怖いですね。やはり、山根と家長がいる右側が安心です。あとは、U-20W杯の最後の試合で棒立ちになってオフサイドを取り逃して失点するなど、U-20W杯では守備の問題が浮き彫りになり、自信喪失しているのか、元々守備に欠点があったのか、理由はわかりませんが、U-20W杯に行く前に車屋とコンビを組んで右CBで安定していた状況とは別人に感じました。まあ、若い選手なので状況も日替わりなんでしょうから、しっかり指導してもらって伸びてもらいましょう。

 

大関と名願:彼ら二人を見に来たサポーターも大勢いたと思います。私もその一人です。なので、出場枠を1つ残しての未出場は残念でした。3点差くらいつけば出す予定だったんでしょうね。オニの信頼を勝ち得てほしいです。プレーを見られないので、評価のしようがないので、早く出てほしいです。敗退濃厚のルヴァン最終節はチャンスあるでしょう。でも、アウエーなので行かない予定。テレビで見ます。

 

まあ、瀬古の安定が目立った試合で、ダイヤも調子を上げることができたので、まずまずの結果かなと。善戦した栃木シティFCからも、ダイヤのように個人昇格できる選手もいそうに感じたので、この先も楽しみです。