なんとしてでも勝ちたいというセレッソの頑張り、相性が悪い長居スタジアムということもあってか、80分までは五分五分か、時間帯によってはセレッソ優勢という試合展開でした。今年のフロンターレなら、前半の先制点で流れに乗り、前半で複数ゴールは奪えていたと思いますが、この試合はそうはならず、セレッソに押し込まれるシーンも目立ち、ついには追い付かれてしまいました。
しかし、そこから浮き足立たないのも、今年のフロンターレ。ダミアン投入で一気に流れができましたね。
先日のホーム神戸戦でも見せてくれましたが、勝負を決める「必殺仕事人」として投入されたダミアンほど頼りになる選手(相手から見れば怖い選手)はいません。
神戸戦では、綺麗に逆転され、完全に劣勢に立った局面での投入でしたが、ピッチに入るや否や、チームを鼓舞し、前線で強く引っ張る姿が非常に頼もしく感じました。そして、積極的に攻め込んで自身でPKゲット、同点ゴールを奪ってくれました。ガックリきた神戸、勢いに乗るフロンターレは、間髪入れずに逆転。
このセレッソ戦でも、ダミアンの勝ち越し弾のわずか1分後に試合を決める追加点でしたので、勝たなければ意味がないセレッソにとってダミアンのゴールは大ショックだったのでしょう。
終盤にゴール奪取に絡んだのは、残り30分出場の三笘、20分出場の旗手、10分出場のダミアンでした。
セレッソのように強いチームに対しては、80分までに相手にボディーブローを撃ち続け、ラスト10分で仕留めるという鬼木監督のゲームプランなのかもしれません。それを全選手が理解しているからか、たった10分の出場時間でもダミアンの気合はすごいし、ゴールを決めたこともありますが、試合後の充実した笑顔が印象的でした。
「必殺仕事人」ダミアン!という感じでした。
このように分析するのは簡単ですが、試合開始から走っても走っても、簡単には結果が出ず、途中で下がらなければならない先発選手、必殺仕事人としてラスト10−20分に最大限のパワーを投入する途中投入選手、これらの全ての選手のモチベーションをコントロールし続けている鬼木マジックは本当にすごい。
そんな今シーズンを物語る大一番でした。
最後に気になったこと
同点に追いつかれたスーパークロス、クロスもシュートもスーパーでしたが、マナブの寄せが少しでもあれば、クロスの精度が数十センチは狂った筈です。これから先も使ってもらえるか否か、マナブにとっては大きなプレーだったように思います。
タツヤの復帰が待ち遠しい!
