いやいや、勝利を期待してスタジアムに駆けつけましたが、11年前の再来でした。いや、あの時以上の完敗かもしれませんね。
完敗要因「小」
永井を走らせることは織り込み済みのはずでした。
なのに、早い時間にジェジエウは不用意なファウルをしてしまいました。あの場面は味方守備陣は戻っていたのに、要らないファウルをしました。なぜか?
そして、その直後のプレーでソンリョンは絶対犯してはならないミスをしてしまいました。
なぜか?
完敗要因「大」
9本あったCKは可能性ゼロでした。CKへの期待度はJ1の中では下から数えた方が早いと思います。というか、一番下かもしれません。
直接FKのセットプレーチャンスもありました。しかし、可能性は全く感じませんでした。
なぜか?
川崎のサッカー哲学は、精度の高いパスをつないで「相手陣形を崩す」というものだと思っています。
ただ、この日のFC東京は粘り強く守備網を維持し、必死に動いて、頭もフル回転して、守備網を崩されるシーンがほとんどなかったと思います。リーグ戦で敗れた試合の名古屋も同じです。
まあ、これだけ頑張ったプレーを何度も続けることは難しいでしょうし、この疲労の影響が今後の試合で出る可能性があると思います。8/23の川崎戦以後、名古屋は公式戦4勝1分5敗、優勝争いから脱落しています。
守備網を崩されない努力はそれくらい大変であり、そんな大変なサッカーをしたFC東京が素晴らしかったことは事実だと思います。川崎のサッカー哲学である「相手陣形を崩す」ということを見事に防ぎました。
川崎のサッカー哲学の弱点
「相手陣形を崩す」ことに熱が入りすぎており、「相手陣形が整う前に攻め落とす」ことが疎かになっているように思います。もちろん、「相手陣形が整う前」という時間なので、自分たちも十分な陣形ではありません。精度を追求する川崎にとっては、「精度を落としてもいいから早く攻め落とす」というのは真逆の哲学であり、今シーズンの試合ではほぼ見られないため、そういう選択はしていないのでしょう。
でも、この試合ではそういうプレーを選択しないとゴールチャンスは訪れそうになかったし、逆に、そういうプレーを相手にされて失点したわけです。名古屋戦で金崎に決められたゴール、セレッソ戦で奧埜に決められたゴール、この日の失点につながったシーン、全部、川崎の哲学と真逆のシーンです。
自分たちでやらないから、相手にやられるとあっけなくやられる。そんな普通なことだと思います。
川崎は、今まで通りに「精度が高いパスで相手陣形を崩す」ことを続けながら、時には、「精度が低くてもいいから相手陣形が整う前に仕留める」戦術も交えて欲しいと思います。
CKのようなリスタートは相手陣形は整っているので、一見、上述のこととは異なるように思いますが、相手の予測と異なるプレーを早く実行するという意味では同じだと思っています。陣形は崩れていないけれど、小さな穴は空いている。そこに相手が間に合わないスピードボールを入れる必要があります。ケンゴのキックはスピードがない、大島もそう、脇坂は微妙。今のレギュラークラスで一番キックが強いのはレオです。彼にキッカーを任せてみてはどうかな?というのが基本的な考えです。
精度が低くてもいいから相手陣形が整う前に早めに仕留める。
こんな哲学も加わると、本当に強いチームになるんですけどねえ。。。
来シーズンですかね?








