2023YBCルヴァンカップ 第2節
川崎F 0 - 0 湘南
会場:等々力陸上競技場
観客数:14,967人
なかなかうまく行かないなあ〜と思っていますが、それは、怪我人が多く、選手が揃わない為なのか、それともチーム力自体が弱まっているのか、どっちなのだろう?と思案していました。そして、この試合を見て、後者なんだと結論づけました。チーム力が弱まっているのだと。
今シーズンの開幕戦では、ボールがバウンドしてパスが繋がらず、そこをマリノスに狙われて思うようなサッカーができない試合となりました。昔のフロンターレに戻ってしまったなと。
その後の試合でも、バウンドはしなくなりましたが、パスの乱れは凄まじく、近年に見ないレベルの荒さとなっています。パスコースがボール1個ズレているどころか、足を伸ばしてなんとか届くところに出ることがなん度もあり、パスを受けてもキープするのがやっとで、次のプレーに移れません。また、パスを出すタイミングもめちゃめちゃで、この試合でも、バックラインで大南がボールを見ていない山根に出してカットされて大ピンチになりました。見てない山根も問題ですが、見てない選手にパスを出すなどあり得ません。
風真前監督が口を酸っぱくして行っていたこと、
「正確なプレーが一番速いプレーである」
このサッカー哲学が最も簡単に消えてしまったようです。
風間哲学を川崎や大学で身につけた碧や守田、三笘が去り、ケンゴも引退するなど、このサッカー哲学を伝授する選手がどんどん減り、チームから哲学が抜けていく様子を感じます。
オニさんは「勇気が足りない、積極性がない」などと言っていますが、それを受けた選手たちは、急いで慌ててプレーをして、粗いパス、意図のわからないパスが増え、結局、サッカーが遅くなり、ボールがゴールに向かわなくなったのでしょう。
マルへの縦ポンでどさくさに紛れたチャンスはできますが、ギリギリのプレーには正確性は期待できず、ゴールどころか、良いシュートにさえ結びつきません。
相手パスをカットした後も、縦に急ぐあまりに一発で相手に返してしまったりと、今まで積み上げてきたものが全て水の泡になろうとしています。見ている限り、下手に中途で移籍選手を使うくらいなら、サッカー哲学をアカデミーで植え付けられた若手選手を軸にした方が良いんじゃないかと思います。
今シーズン試合に出たナガネ君にはそんな可能性を感じました。
まだ見る事がない大関君や高井君、そんな選手たちで戦ってほしいと思う試合でした。