今日は総括の最終回です。
今季のモンテの勝ち点は59でした。この59から2位の勝ち点80に如何に積み上げるか。この点を考えてみました。
総括・その2では、モンテが対戦相手の得点力にふさわしくない失点を食らっていることを書きましたが、今日は、具体的な対戦カードまで落とし込んで分析します。
まず、今季のモンテよりも下位のクラブについて分析してみましょう。
22位:鳥取
総得点38点(0.90点/試合)、Home:2●3、Away6○0
Homeを1失点に抑え、2○1へ。
勝ち点+3、失点▲2
21位:岐阜
総得点37点(0.88点/試合)、Home:2△2、Away1△1
Homeを1失点に抑え、2○1へ。
勝ち点+2、失点▲1
20位:群馬
総得点43点(1.02点/試合)、Home:1△1、Away2△2
Awayを1失点に抑え、2○1へ。
勝ち点+2、失点▲1
19位:熊本
総得点40点(0.95点/試合)、Home:1○0、Away1△1
このまま。
18位:富山
総得点45点(1.07点/試合)、Home:3○1、Away3○1
このまま。
17位:愛媛
総得点43点(1.02点/試合)、Home:3○0、Away1●3
Awayを1失点に抑え、1△1へ。
勝ち点+1、失点▲2
16位:北九州
総得点50点(1.19点/試合)、Home:0●1、Away2○1
このまま。
15位:水戸
総得点50点(1.19点/試合)、Home:2○1、Away3○1
このまま。
14位:福岡
総得点47点(1.12点/試合)、Home:2○1、Away1●2
Awayを1失点に抑え、1△1へ。
勝ち点+1、失点▲1
13位:東京V
総得点52点(1.24点/試合)、Home:0△0、Away0●2
Awayを1失点に抑える。
失点▲1
12位:岡山
総得点52点(1.24点/試合)、Home:1●2、Away3●4
Home、Awayを1失点に抑え、1△1、3○1へ。
勝ち点+4、失点▲4
11位:横浜FC
総得点49点(1.67点/試合)、Home:5○1、Away1△1
このまま。
平均的な試合をするだけでも、これらの下位12クラブの対戦カードから、勝ち点を+13積み上げ、失点を▲12点減らすことが可能だと思います。
そうすると、モンテの勝ち点は72に積み上がり、失点は49点に減ります。
では、モンテより上位のクラブからは改善が期待できるでしょうか?
9位:栃木
総得点61点(1.45点/試合)、Home:2○1、Away1△1
このまま。
8位:札幌
総得点60点(1.43点/試合)、Home:0●3、Away1●3
Awayを1失点に抑え、1△1へ。
勝ち点+1、失点▲2
7位:松本
総得点54点(1.29点/試合)、Home:4○1、Away3○2
Awayを1失点に抑え、3○1へ。
失点▲1
6位:長崎
総得点48点(1.14点/試合)、Home:2○0、Away1●2
Awayを1失点に抑え、1△1へ。
勝ち点+1、失点▲1
5位:千葉
総得点68点(1.67点/試合)、Home:0●3、Away3○1
Awayを2失点に抑え、0●2。
失点▲1
4位:徳島
総得点56点(1.33点/試合)、Home:2△2、Away2△2
Homeを1失点に抑え、2○1へ。
勝ち点+2、失点▲1
以上の6クラブのカードから、勝ち点を+4積み上げ、失点を▲6点減らすことができます。
勝ち点は76まで積み上がり、失点は43点まで減ります。
試合を丁寧に進めるだけで、これだけの成績向上が期待できます。
さて、勝ち点80まであと4点必要ですが、どこで増やすことができるでしょうか。
私が考えたのが、Home東京V戦(0△0)と群馬戦(1△1)です。この2試合を勝ち切ることで、勝ち点が4つ積み上がり、目標の80に到達します。
当たり前のことを積み上げるだけで、昇格にこぎつける力を持っているのです。
戦い方の工夫をしよう!
モンテの試合は、点が獲れなくて勝てないわけでも、強い相手に点を獲られているわけでもありません。
ゴールはきっちりと奪えていますし、ガンバからもどうにもならない失点をしているわけではありません。
でも、得点力がそれほどないクラブから、「ポロっと」ゴールを奪われているのです。セットプレーとカウンターなどが代表的な失点パターンですが、セットプレーに至る原因は、食らってしまうカウンターを何とかしのいでセットプレーに逃げたケースが多いと思いますので、結局はカウンターなのかなと思います。
如何にしてカウンターを食らわないか?
来季のモンテのテーマはここにあると思います。
モンテは攻め込んでいるため、カウンターを受け易いのは当然のことです。しかし、このカウンターを減らさない限りは、失点は減らないと思います。
では、どうやってカウンターを防ぐのか?
カウンターは総得点の40%、逆に見れば総失点の40%のポテンシャルがあります。
カウンターが生まれる原因は、数的優劣が一時的に発生するからです。
数的優劣が発生する原因はポジショニングのズレ、つまり、自分たちの陣形が乱れていることにあります。
今季のモンテを思い出してみましょう。流動的な攻撃が目立ったと思います。各選手が神出鬼没的にいろんなポジションに顔を出し、どこが本来のポジションなのかが全く分からない状態でした。
前線の選手は左右前後ともに様々なポジションを取りますし、中盤の選手も外へ、あるいは、ゴール前へと、どんどんポジションを変えて攻撃します。
サイドバックは敵陣ゴールラインまで上がります。
さらに特徴的なのは、このようなバラバラな状態で、相手のカウンターを受けた際、センターバックが引っ張り出され、相手選手と入れ替わってしまうことが多かったと思います。
ただでさえ布陣が乱れているのに、センターバックがボールにアタックして、相手に入れ替わられてはどうしようもありません。
来季は、あんまり大きく布陣を壊さないで攻撃する工夫をしてほしいものです。まあ、サイドバックの上りに代表されますが、動いてしまったものは仕方ないので、パスを出したら、ちゃんとポジションに戻ることです。この「ポジションに戻る」という作業を繰り返せるかどうかが、来季の課題になるでしょう。
攻撃でバラバラになり、カウンターを受け、さらに焦ってポジションがぐちゃぐちゃになり、その結果、ボールを奪い返せても、攻め返すだけの余力もありません。
その結果、モンテはカウンターで簡単に失点する一方、カウンターでゴールを奪えないチームになっています。
そこを変えてもらいましょう。そうすれば、勝ち点80が見えてきます。
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