サッカーの神による「強制休養」 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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ケンゴが骨折とは。。。

昨季後半も肉離れ。

これは、サッカーの神による「強制休養」のお告げでしょうね。


昨日のシーンをテレビで見ていた限り、「競り合いの中での衝突」と見えました。これまで、きゃしゃな体ながらも、相手をかわす技術の上手さでやってこれた選手です。あんなぶつかり方はしなかったように思います。局面局面で、判断が遅れているのでしょうね。昨季の仙台戦、年明けの代表戦と、何となく「切れがないなあ」と感じていましたが、昨日の日経新聞でも褒められていた『一瞬の判断力』が落ちているのでしょう。


サッカーの神さまもわかっておられます。筋肉系トラブルではなく骨折なので、くっつけばホントに完治です。W杯は大丈夫でしょう。2週間入院ですから、まあ、「1か月は完全休養しなさい」という指令です。その後の1か月は患部に影響ないようにトレーニングとなるでしょう。サッカーの神様のお告げがどう出るか?いろいろと楽しみです。


さて、ケンゴ不在のフロンターレ。

ヴィトールもまだですから、木村、田坂、楠神たちに大チャンスですよね。目の色変えて、200%の力でやってほしいです。逆に言えば、こういうチャンスで伸びれない選手はそれまでです。監督としても見極めやすいのではないでしょうか?序盤戦、新システムに、新メンバー、新監督だけでもワクワクでしたが、新ゲームメーカーまでついてくるとは、ますます目が離せません。



4-3-3システムについて


初戦を見ただけなので(しかもテレビで)何とも言えませんが、ツトさんの理想は、スペイン代表、つまり、カタルーニャのクラブなのだと思います。ケンゴが目標とするペップ率いるカタルーニャのクラブは、クライフ時代から4-3-3を基本フォーメーションとしています。


このフォーメーションは超攻撃的と称されますが、私なりの解釈では、実際はインターセプトを狙う守備重視の陣形なのかなと思っています。バルサの守備を見ていると、中盤を常に「X(エックス)」という文字形の陣形で守っているように見えます。基本形はボランチの選手が「X」の中心で、前方にMF、後方にCBです。その周りをFWとSBが囲み、「X」を中心とした円形ディフェンスです。


ロングボールを放り込まれた場合、落下点で1人が競り合い、そのポイントを4人で囲んで「X」の陣形を作ります。ボランチが競り合えばきれいですが、CBが競り合う時、同じ側のSBが「X」に加わり、ボランチが同じ側のMFへ、余ったMFがサイドに押し出され、SideHalfのような位置に流れます。この陣形が維持されている時は、セカンドボールはほとんど取れます。四方の誰かがセカンドボールを拾った後、残りの3人の誰かを使ったり、前線のFWに出したり、前目に残ったSBを使ったりしています。人の役割は流動的ですが、陣形は常に一定です。


グラウンダーで攻められた時、「X」の中に来たら「X」の誰か3人で囲みますし、サイドを突いてきた時は、SBが1対1で競り合いながら、「X」のどちらかの側の3人で大きな蓋をしてパスコースを切ります。ここでインターセプトできると一気にカウンターです。


フロンターレがこのシステムを習得するためには、最初はケンゴが邪魔だと思っていました。「ボールを取ったらケンゴへ」が合言葉のチームですから、ツトさんの理想には程遠いです。しかし、これも神の恵みでしょうか。ケンゴがいない間に、こうせざるを得なくなりました。もし、この陣形ができるようになったら、本当にタイトルが採れると思います。


思いこみ過ぎかな?



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