「矢島のポストプレーから振り向いて左足でシュート！」
「ゴール！3点目！」
収穫はこれだけ。
角度はやや違うが、千葉戦前日の麻生Gでの居残りシュート練習通りのゴール。
本来であれば圧勝の試合を見たいが、疲労がひどかったようで、プレス・ディフェンスは積極的とは言えなかった。どんどん圧力をかければ大量点が奪えたようなゲームでもあったが、それは無理だったということ。
そこで、今日の注目は、
①木村がどれだけできるのか？
②クロはシュートにどれだけ行くか？
③ヤジの回復度合いは？
の3点であった。
周平はただ「出るだけ」であろう。
冒頭に書いたとおり、ヤジは短時間ながらも、ポストプレー、シュート、ディフェンス共に問題なしの合格点。今後、どんな局面でも行けると思う。
一方、キムは残念だった。
ゲームメーカー・・・試合を通じてほとんど局面に登場していない。中盤に居ながら、相手ディフェンスの微妙な陰に突っ立っているだけでボールが全く来ない。終始だらだらとしたランニングが続き、ディフェンスをはずすクイックな動きが皆無であった。
アタッカー・・・ある決定機でダイレクト・シュートしかない局面でトラップして相手に盗られる。
キッカー・・・CKとFKのチャンスが10回近くあったが、2～3回は枠内シュートにつながった。
ディフェンス・・・存在感なし。
後半の途中からディフェンスで追いかけまわすようになり、ようやくリズムが出てきた。その流れでのゴールでもある。ゴールしてからは動きが良くなった。今日のキムは結果に焦っていた。焦りがパフォーマンスを崩した。彼は試合のリズムをどう作るかが今後の課題だろう。今日の最後のように、「懸命なディフェンス」でリズムを作るのが良いと思う。
クロはほとんどダメ。
どうやってボールをもらって攻め込むのか、チームメンバーがほとんど理解していない。本人がパスを出して欲しいポイントはパサーから見て相当難しいポイントを要求しているように感じる。クロは自分でパスを出してみて、パスを出しやすい範囲がどんな範囲なのかを身をもって理解しなければならない。さもないと、いつまでたってもボールは来ない。
カターレ富山について
前半は様子見で引いていたが、後半はいい調子で攻め込んできた。
しかし、前線の選手がトップスピードになるタイミングが早すぎて、最後の局面で後ろ重心になるになるので、決定機を作り切れない。ちょっとした時間のロスでサボリ気味の川崎ディフェンスにも守られちゃう。ここはトレーニングで体幹を鍛えるべきだろうし、トップスピードになるタイミングを工夫すべきだろう。姿勢の維持ができるようになれば勝っていけるチームだと思う。
なお、応援はすごかった。富山から来たらしい。
おまけ
FC東京 － 草津＠長崎に1,684人。
平山の凱旋試合にこの観客数か。。。
結果 川崎F 3 - 1 富山
観衆 4,014人
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