ケンゴのケガは右内転筋の肉離れ、全治2週間、と改めて発表された。
ということは、少なくともアウェー大分戦は無理、ホーム最終戦の新潟戦も全力は無理だろう。なお、この試合は状況次第では優勝が決まる。
天皇杯とリーグ戦、中盤に入るのはキムかヤブということになるだろう。相手が弱かったとはいえ、キムはレノファ山口戦でセットプレーを決めた。セットプレーは川崎に一番足りない得点パターン。使い続けてみたい。明日はタニを休ませ、両方出す手もある。
ケンゴについてだが、モバフロで江藤さんが言っている。
「フリーキックで酷使したケンゴの脚もついに悲鳴をあげた」(千葉戦のレビュー)
であるならば、別のキッカーを出しておいてほしい。川崎はFKがJで最も多いクラブのひとつだ。
FKと言えばデービッド・ベッカムのインステップ。あーいう蹴り方が良いのだろう。マルクスも似た蹴り方だった。ケンゴのFKはインサイドキック。内転筋への負荷は確かに大きい。
結局、FKやCKが失点の脅威にならない川崎に対しては、相手ディフェンスはCKに逃げる、あるいは、中を抜かれるくらいならファウルで止めてFKに逃げる、という守り方をしてくる。
逆に、FKやCKが脅威となれば、プレーを切られにくくなり、恐らくは得点が増えると思う。流れの中からも増えるし、セットプレーでも増える、つまり、更に増えるのだ。
「この課題は来年だなあ」と思っていたが、キムかヤブが今年中に数試合だけそうしたチャンスに遭遇する。明日の天皇杯は楽しみだし、今後数試合の出来次第では、ケンゴが戻った後もキッカーとして併用する可能性がある。
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