日  付    ハイオク    レギュラー   軽   油 
 4月29日 156円/ℓ 145円/ℓ 125円/ℓ
 
 
 

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◇ 前回の続き

前回は掃除が完了したところまででしたので、今回はその後の作業ですね。

前回の関連記事はこちら

 

もともとついていたウォーターポンプは紙パッキンが使われていましたが、新しいポンプは金属パッキンが付属されていました。

 

この構造の場合、付属のパッキンを使用する際に注意点があります。

 

ポンプ側の接地面に溝が彫られている場合は液体ガスケットを使用しますが、このポンプのように接地面が平らな場合は液体ガスケットは使いません。

 

作業上、取り外しが困難な部分のため、心情的には作業後の漏れ防止の保険として、付属の金属パッキンに液体ガスケットを併用したくります。

 

ですが、金属ガスケットに余計なものを塗ることによって、逆に締め付けを均等にできなくなり、クーラント漏れの原因になることがありますので、注意が必要です。

 

エンジン側に電蝕がある場合は液体ガスケットも有効になりますが、何も無ければ液体ガスケットは不要です。

 

さらに今回のポンプを固定しているボルトは6mmが8本と8mmが2本です。(前回の記事を参照

 

締め付けトルクは6mmボルトで8N・m、8mmボルトで21N・mとかなり弱めの締め付けしかしません。

 

6mmボルトは殆ど手締め程度の締め付けトルクなのです。

 

さらに一つの部品を太さと長さが違う8mmボルトと6mmボルトの併用で締め付けるタイプなので、ただでさえポンプの接地面に均等に力が掛かりにくくなりますので、液体ガスケットを塗ってわざわざ問題を増やす必要な無いということですね!

 

 

 


◇ 組み立てですが・・・

 

組み立て途中の写真は安定の撮り忘れです(笑)

 

一旦分解しているので、組み立て時間は分解時よりも早いです。

 

サラサラと組み立てていきましょう。

下から見た状態です。

 

組み上げてしまうと、ほとんどポンプを目視確認する事ができませんね(汗)

 

もうエンジンが動いている写真なので漏れ確認の状態ですね。

 

早くリフトから降ろしたかったので、組み立て途中の写真は全く撮れませんでした。

 

組み立て時にトルク管理を忘れると大変なことになり兼ねないので、何度も何度もトルクを確認しながら組立ます。

 

組立後はクーラントを補充して暖気、電動ファンが回るまで待ちます。

 

数回電動ファンを回して、これが終わると完全冷却させてクーラントをエンジン内に隈なく吸わせてやります。

 

 

 


◇ まとめ

作業時間は約4時間チョットでしたが、完全にクーラントが冷え切るまでにさらに半日置きました。

 

最終確認はもう一度電動ファンが回るまで暖気し、ヒーターから暖かい風が出てくればOKです。

 

ポンプからのクーラント漏れも無く、無事作業終了となりました!

 

今回は車検のタイミングになってしまいましたが、この関係の修理は本来予防修理に分類されます。

 

オーバーヒートしてしまってからでは手遅れになることもあり、その場合はエンジンスワップなどの作業になるか、乗り換えの対象になります。

 

今回のハイエースはユーザー様がとても大切にされているお車なので、無事修理が出来て良かったです。

 

当店では鈑金塗装以外、国産車の修理は全て可能です。

 

鈑金に関しても自社工場がありますので、そちらもお任せください!

 

先日は我が家のバモスも天井とボンネットの塗装をやり直してもらいました。

 

ただ、塗装をしなかった側面は結構キズだらけなので、近々塗装復活j術などにも挑戦してみたいと思います。

 

塗装復活は、塗装の塗り治しをせずに磨き技術だけでで可能な限り綺麗にする方法です。

 

あまり期待せずにお待ちください。

 


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セルフカーステーション香芝インターSS

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担当 ヤマサキ


 

 

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