生徒1 人に教師19人の小学校、中国政府の命令で閉校寸前の学校が話題に。
学校の生徒の数が大幅に減ってしまえば、そこで余剰となる教師の数も減るのは当然のこと。
しかし、中国のある小学校では生徒がたった1人しかいないにも関わらず、教師は19人もいるという。なぜこのような状況なのだろうか。
中国紙華西都市報などによると、この小学校は中国四川省成都市にある清水小学校。
10月22日現在、同校には小学4年生の女の子・孫悦ちゃんしか在籍していない。というのも、彼女以外の生徒は、全員転校してしまったからだ。
ほかの生徒が転校してしまったのは、親の都合や学校の問題というわけではない。
政府が同校の土地を別の用途で使用するため、全生徒に転校するよう命令を出していたためだ。これを受け、8月下旬頃から清水小学校に通う生徒たちは次々と転校。
しかし、孫悦ちゃんだけは家庭の事情で転校手続きが滞り、1人だけ同校に取り残されてしまった。
たった1人とはいえ、教師が生徒を身捨てるわけにはいかない。そこで孫悦ちゃんが無事に他校へ転校できるその日まで、19人の教師が彼女の面倒を見ているというわけだ。
教師と生徒を合わせても20人しかいない校舎の中は、学校とは思えないほど静寂に包まれている。
孫悦ちゃんは毎日午前8時過ぎに自転車で登校するそうだが、授業が終わる午後4時頃まで一日ずっと独りぼっち。
もちろん、教師が話し相手になっているものの、同年代の子どもとコミュニケーションを取る機会は一切なく、朝から晩まで常に大人に囲まれた生活を送っている。
地元紙の記者が同校を訪れたところ、教室内では孫悦ちゃんが1人で机に座り、アルコールランプで実験をしていたという。
教師は孫悦ちゃんの傍らで塩水が蒸発する過程をマンツーマンで説明していたそうだ。理科の授業が終わるとそのまま音楽室へ向かい、今度は教師の前で歌を披露。
いろいろと唄い方についてのアドバイスを、やはりマンツーマンで受けていたという。
教師の大人とは話せても、遊び相手がいない状況は不憫にも思えるが、孫悦ちゃん自身は至って前向き。
「焦らない、焦らない」といつも自分に言い聞かせるとともに、「先生と1対1で授業を受けられる」状況に喜びも見出すようになってきたそうだ。
もちろん、教師たちも彼女を気遣っていて、カバンを職員室で預かってくれたり、気持ち良く授業が受けられるようにと、朝早く出勤して学校の掃除などをしているという。
体育教師は「いつも一緒に走ったり、球技をしたりしなければならないから汗だくです」と冗談を言うが、ほかの教師も本音では問題があると感じているのは事実。
孫悦ちゃんと19人の教師のこの生活はもう少し続く見込みだが、孫悦ちゃんが無事に転校を済ませ、教師たちが安堵できる日が一日も早く訪れることを願うばかりだ。
行って良かった海外の観光スポット、日本人のクチコミ1位に選ばれたのは?
◎「行ってよかった海外観光スポットランキング2010」(トリップアドバイザー調べ)
1位「ウルル(エアーズロック)」/オーストラリア
2位「ラニカイビーチ」/ハワイ
3位「ウォルト ディズニー ワールド」/アメリカ
4位「アルハンブラ宮殿」/スペイン
5位「アンコール ワット」/カンボジア
6位「バチカン美術館」/イタリア
7位「イパオ ビーチ パーク」/グアム
8位「アブシンベル」/エジプト
9位「ダイアモンドヘッド」/ハワイ
10位「マチュピチュ」/ペルー
11位「エジプト古代博物館」/エジプト
12位「モンサンミッシェル」/フランス
13位「グランド キャニオン」/アメリカ
14位「タージ・マハル」/インド
15位「大聖堂 (ドゥオーモ)」/イタリア
16位「ナンタ専用劇場」/韓国
17位「青の洞窟」/イタリア
18位「オランジュリー美術館」/フランス
19位「ベラージオの噴水」/アメリカ
20位「ポンペイ遺跡」/イタリア
21位「万里の長城」/中国
22位「マウナ ケア山」/ハワイ
23位「カイルアビーチパーク」/ハワイ
24位「最後の晩餐」/イタリア
25位「ワット・プラ・マハタート」/タイ
26位「ノイシュバンシュタイン城」/ドイツ
27位「ピサの斜塔」/イタリア
28位「ルーヴル美術館」/フランス
29位「サグラダファミリア教会」/スペイン
30位「サン マルコ広場」/イタリア
1位に選ばれたのは、オーストラリアにある世界で2番目に大きな単一岩石で、先住民アボリジニの聖地「ウルル」だった。
投稿されたクチコミは9割以上が最高の5つ星(とても良い)、残りもすべて4つ星(良い)と、文句なしの高評価。クチコミでは「印象に残っていることは夜空の星。
周囲に大きな市街がないので夜は満天の星、天の川がはっきり見えるのです!
南半球の夜空がくまなく星で覆われていて、それが自分の頭上で輝き私自身を包んでくれているようでとても幻想的でした」などの声が寄せられている。
2位は“ハワイで最も美しいビーチ”とも言われる、オアフ島南東部の「ラニカイビーチ」。
「天国の海」という意味を持つこのビーチは観光地化されておらず、アクセスは不便だが、クチコミでは「淡く美しいブルーの海は、いつ行っても絵葉書のような、綺麗な景色を見せてくれます。
そして、真っ白なビーチの砂! さらさらで、気持ちよくって、思わず裸足になってしまいます」など、やはりその美しさに魅了された人が多いようだ。
そして3位には言わずと知れたフロリダの「ウォルト ディズニーワールド」がランクインしている。
ランキング全体を見ると、トップ30の観光スポットのうち半数を超える16のスポットが世界遺産。
日本人旅行者にとっての世界遺産の人気と満足度の高さを改めて証明する結果となった。
16年間風邪のような症状に悩む、「人生を返して」と願う英国の女性。
健康に過ごす日々が当たり前のように過ぎていると、ちょっとした体調不良に陥っただけでも相当な負担に感じるもの。
それほど深刻な病気でなければ、医者に通い、数日から1週間も安静にしていれば元の体調に戻るものだが、英国では16年間も風邪のような症状が抜けないという女性がいる。
原因は重度の甲状腺機能低下症によるもので、そうと分かるまでには6年かかり、飲んでいる薬もほとんど効かないという現状に、女性は「人生を返してほしい」と、症状を改善できる医師の出現を望んでいるそうだ。
この症状に悩まされているのは、英中部ウェスト・ヨークシャー州ハリファックスで暮らす64歳のキャス・ロビンソンさん。
英紙デイリー・メールやハリファックス・イブニングクーリアによると、彼女は16年前から毎朝、筋肉や関節の痛み、熱っぽさ、疲労感といった、風邪のような症状に悩まされているという。
頻繁に医師の元を訪れ、ようやく原因が甲状腺機能低下症だと分かったのは、症状が出始めてから6年後。
しかしロビンソンさんは「英国には症状を改善できる医師がいない」と言い、毎日飲んでいる13錠の薬も、彼女が自分で調べて見つけ出したものだという。
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが充分に分泌されなくなる疾患で、これにより代謝が弱まり、疲労感や意欲低下などさまざまな症状が引き起こすとされている。
現れる症状にはっきり特定するようなものがないため、一般的に症状から発見するのが難しく、血液検査などから分かる場合が多いという。
ロビンソンさんの場合も、6年間通った医師にはずっと風邪から来る関節炎と診断されていたそう。
しかし、同じ症状の出た親族が通った病院で検査を受け、ようやく甲状腺機能低下症であることがわかった。
そこで、甲状腺ホルモンを補う薬を処方されたが、10年経った今も改善している様子はなく、自分で調べた13錠の薬も「効いていない」と、依然症状に苦しんでいる状態だ。
そのため、5年前には仕事を辞め、現在は夫のフィリップさんの助けを借りながら生活をする毎日。
買い物に出かけては震え始め、悪いときには車いすを使わざるを得なくなるという現状に、「ときどき、もう死にたい」(英紙デイリー・ミラーより)と思うときもあるそうだ。
それでも前向きな希望を失っていない彼女は、互いに安心できる仲間を見つけようと、支援グループの立ち上げを準備中。
失望しているという英国の医療界には「私の人生を返してほしい」と語り、この病を扱える医師の出現を切実に願っているようだ。