転入生の親の不安 | あなたと大事な人のための「今」を大切に生きるブログ

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作り手と贈り手のための絵本作りの活動をしています。
伝えたいことを「遺すこと」の大切さを知ってください。

今回の帰国で私の母校に短期通学をしている娘は

昨日から3学期が始まりました。

 

宿題のほか、お手伝いカードやなわとびカードやら

いろんなものをランドセルに詰め込み、

 

彼女にとってはまだ新鮮である"日本の学校生活がまた始まる❤"と、ニヤニヤしながら出かけたのを見ると、温かく受け入れてもらってよかったと心底思います。

 

 

やはり、いじめ問題はとても不安でした。

 

 

娘は、髪の毛や肌、目の色などで、明らかに「ガイジンだー!」と思われる外見ではないのですが、

 

他の子供ほど流暢ではない日本語や、聞いたことがない名前、

 

本当にちょっとしたことで「違い」を嗅ぎ取られれば、いじめまでなくても

 

「〇〇ちゃんのしゃべり方って変~」とか、

 

「そんなことも知らないの~?」

 

「変な名前~」などと、からかわれるんじゃないかと妄想が嫌な方向に行っていました。

 

 

 

でも、もし娘が疎外感を感じることが起きてしまったら次の日から行かせなくていい、

 

私の母校、残念でした、

 

ということにしようと迎えた登校初日。

 

 

ところがです。

 

 

教頭先生、担任の先生と一緒に教室に向かう途中、

 

「やっぱりテンコーセーやん!!」

 

「やった、おんなのこ!」

 

「おれのよそーがあたった!」

 

「おもったよりせがでけー」

 

「せんせー、うちのクラスなん!?うちのクラス?2くみ?」

 

「いぇーーーーい!!!」

 

と一瞬で子供達に囲まれ廊下で大フィーバー。

 

 

娘の周りにこどもの壁ができたまま教室に吸い込まれ、

持ち物の置き場所を教えるのに、娘が中心にいる円が、

教室中を行ったり来たり。

 

朝の会を見届け、にんまりしながら教室を出ました。

 

 

初日を終え帰宅した娘、今度は母、爺、婆に囲まれ初体験だった給食や掃除、新しい友達のことを楽しそうに話してくれました。

 

 

校長先生の人柄のよさだったり、校内で大人を見ると元気に挨拶する子供たちだったり、登校前日から担任の先生が盛り上げていてくれていたりと、入学前に下見に行ったときから「大丈夫かも」とは感じていたのですが、実際に娘が張り切って次の日の用意をしているのを見ながら一安心しました。

 

半分日本、半分他の国の血、いわゆるハーフの子供を持ち、帰国中の一時入学を試みた友人たちのなかで、

 

「ガイジンー!」

「えいごしゃべってみて」

 

などとからかわれ、「もう行きたくない」となった子供もいるそうで。

 

その子にとっては、

 

日本の学校=嫌な所

 

そうなれば日本の学校を経験するチャンスはほぼ無くなるわけで、それはもったいないことだと思うのです。

 

 

混血文化の歴史が浅いから島国だからとかそういうのではなくて、

 

日本人は「違うものを恐れる体質」だからなんだと思います。

 

それがどこから来たものなのかは分からないけど、すごく根が深いもの。

 

みんなと同じでないと不安になるというか。

 

背が低い、背が高い、痩せている、太っている、髪が縮れている、家が裕福でない、流行りのものを持っていないなどの違いから、からかいが始まり、いじめへと発展します。

 

 

水着、縄跳び、算数セット、みんな同じものを使わないといけない必要があるでしょうか。

 

道具として安全に使えるものならどこのものだっていいのに。

 

 

なぜなんでしょう、日本?

 

 

"Difference is good"

 

 

 

 

私の着物を着る娘、あと何回着られるかな?

いつでもビーサンはNZスタイル、もちろん着物にも(笑)

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