目黒のトップウォーター専門店・バスポンドのオリジナルブランド。
BPベイト
そのBPベイトが今年、25周年を迎えたとのことです。
25年といえば四半世紀!松井さん、おめでとうございます!
バスのトップウォーターをやっている人で知らない人はいないと思います。
ズボっと入れてネチネチと
BPベイト松井さんやフロッグ荒井さんが提唱したスタイル、これは衝撃的でした。
カバーにぶちこんで、短い移動距離で首を振らせてポーズ・・・ドカン!通称ズボネチスタイルは、その後の関東のトップウォーターバスフィッシングの発展に大きな影響を及ぼしました。
それまでトップウォーターは広くサーチするものとして使われることが多かったのですが、ズボネチスタイルによって、トップはより釣れるモノに昇華されていったと思います。
BPベイト代表の松井さんといえば、ダイレクトリールでのトップウォーターバスフィッシングを広めた第一人者として有名ですが、カヤックからのバスフィッシングの提唱者でもあります。
僕の記憶が正しければ2003年にはすでに雑誌スポーツ&フィッシングニュースで、レクリエーションカヤックでのバスのトップウォーターの連載をされていたと思います。これに影響を受けたアングラーはとても多かったと思います。
それから20年近く経ち、今ではバスのトップウォーターにカヤックを使うスタイルは完全に定着していますよね。
シットオンの海のカヤックフィッシングは2003年ぐらいにようやく日本に紹介された文化ですから、日本においてはレクリエーションカヤックによるバスのカヤックフィッシングの方がだいぶ始まりは早かったわけです。
私ホエールは海でのカヤックフィッシングを2004年からはじめました。
そうなると、カヤックフィッシングに関わる業界の知人が多くなり、必然的に松井さんともよくお会いするようになっていき、お店にもよく遊びにいかせてもらうようになって、カヤックからのバスフィッシングにもチャレンジしていくことになります。
僕はもともと陸っぱり時代からずっと海オンリーのアングラーだったので、バス釣りは松井さんとのカヤックフィッシングを通じた縁で大人になってから始めたのです。(そして、遂にはバス釣り雑誌ロッド&リールで連載をさせていただくほどにのめりこんでいきます)
つまり、僕は松井さんがいなければカヤックからのバス釣り自体をやっていなかったわけで、まさに恩人なんです。
そのBPベイト25周年を記念したルアーが登場しました!
キールヘッド25周年記念モデル
なんとカラーは2000年頃のキールヘッド初回発売時のカラーを再現しています。
2000年当時の広告とディスプレイ
そして、背中には25周年ロゴ!
正直、僕はこういう記念モデルは手に入れておきたいタイプ。全部そろえたいぐらいです。
が・・・・お小遣いの関係で2色だけ買いました(笑)
キールヘッドと言えば、まさにBPベイトのザ!ズボネチスタイルといったルアーです。
とにかくぶち込める!
ダブルフックのワンフッカーでカバーに入れてもひっかかりにくい。
ダウンサイジング版のキールヘッドタイフーンベースのダブルスイッシャー・ザッパーでも実証済みですが、ワンフッカーでも十分フッキングします。
そしてザッパーよりウエイトがあり、シンプルなペンシルベイトなのでカバーへの入れ込み、ひっかかりにくさは上になります。
移動距離の短い首振り
カバーに入れてもアクションでカバーから大きく離れてしまっては意味がないです。キールヘッドは移動距離の少ないテーブルターンの切れ味が素晴らしい。まさにズボっと入れてネチネチとを具現化したルアーです。
もちろんドッグウォークしながら広く探ることもできますが、このルアーの真骨頂はやはりぶちこんで首振りポーズ、また首振りポーズ、とネチネチいけるところにあると思います。
カヤックからのバス釣りにおいて、カバーにひっかかりにくいことはとても重要です。
頻繁にルアーがひっかかると、ルアーを外そうとラインを引くとカヤックが近寄っていってしまい、ポイントがつぶれちゃうんですよね。
ルアーがひっかかってもカヤックで近寄っていって回収できるのがカヤックの魅力でもありますが、やはりひっかかりにくいルアーを使って、テンポよく流していくのがカヤックフィッシング的だと思います。
まさにキールヘッドはカヤックフィッシングにぴったりのルアーだと言っていいと思います。
僕はキールヘッドはクリア系をメインに多数所有していますが、今回の記念モデルも2つ買いましたので、近々、久々にキールヘッドオンリーでぶち込みに行ってこようと思います!