ロッドホルダーパーツを使った振動子アーム | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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ホエールです。

 

今日はロッドホルダーパーツを使った自作振動子アームについて取り上げたいと思います。

 

先日のyoutube動画でバイキングカヤックの忍、プロフィッシュ45へのホンデックス魚探の振動子のスカッパーホール引き上げ固定をご紹介させていただきました。

 

ただ、忍やプロフィッシュ45でガーミンやロランス、ハミンバードなどの大型振動子を持つ魚探を使いたい場合はステーでの外出しの固定が必要となります。(忍proはコンソールボックス設置が可能)

 

そのステーはスコッティーやレイルブレイザから専用品が出ていますが、自作する方も多いです。

 

もっとも簡単なレイルブレイザアタッチメントアダプター+アルミフラットバーを使った自作振動子ステーは以前のブログでご紹介しています。

 

♦過去のブログ:簡単振動子ステーの作成方法

 

コストがとても安く、水の抵抗も少なく、シンプルでかなり良いのですが、この方法のひとつのウィークポイントは「出艇・着岸時にはスターポートからアームを取り外さなければならない」点でした。

 

正直、個人的にはぜんぜん苦にならないのですが、いちいち取り外さずにアームを上下に上げ下げしたいという方もいらっしゃると思います。

 

上げ下げもできる自作ステー

として、今回はこのパーツを使った振動子アームをご紹介します。

 

レイルブレイザ

ロッドホルダージョイント・ノブパーツ

ご購入はコチラ

 

これ、なにかというと・・・

 

レイルブレイザのロッドホルダーRやロッドホルダーII、ロッドチューブの根本のパーツです。

この根本のパーツが単体で売っているんですね。

 

このパーツを使うことで、出艇・着岸時に上げ下げできるステーが作れます。

 

ただ、このパーツを振動子アームのベースとして使おうとすると、最初の板の向きが縦になるため向きを90度変えてあげないといけません。

 

そこで、こういったパーツを使います。

 

ひねりの入ったステンレスプレート

 

ホームセンターでも売っているかもしれませんが、kayak55の近所のホームセンターではなかったのでモノタロウで買いました。

 

これを使って90度角度を変えてあげるのが必須という感じです。

 

そこからはアルミの板を曲げてもいいですし、ステンレスのプレートを組み合わせてもいいのですが、今回はステンレスプレートを組み合わせてみました。

 

90度曲がっているステンレスプレート1枚

 

真っ直ぐなステンレスプレート2枚

 

※ちなみに、今回用意したステンレスプレートはすべて穴が6mmのものになります。

 

まずはひねりの入ったステンレスプレートをロッドホルダージョイント・ノブパーツに入れます。6mm穴なので未加工で入ります。(ワッシャーで挟んであります)

 

ここに90度曲がっているステンレスプレートをM6×10のステンレスネジ+ワッシャーとナット2点で取り付け。

 

さらに真っ直ぐなステンレスプレートをM6×10のステンレスネジ+ワッシャーとナット2点で取り付け。

 

これでもいけそうなのですが、微妙に長さが足りなそうだったので・・・

 

真っ直ぐなステンレスプレートをもう一枚追加でM6×10のステンレスネジ+ワッシャーとナット2点で取り付け。

 

今回使うのはハミンバード・ヘリックス7の振動子です。

 

僕は忍proで今ハミンバード・ヘリックス5を使っているのですが、ヘリックス5とヘリックス7では振動子が違うんですよね。ヘリックス7もフィールドで使ってみたいので取り合えすステーでいろいろなカヤックで使えるようにしてみます。この振動子のネジ穴がちょうど6mmが使えます。

 

ステンレスプレートの最後の穴にヘリックス7の振動子のネジ穴に合いそうな長い6mmネジを入れて(たぶんM6・40か45)

 

反対側からワッシャーとナットで固定

 

タイラップをいっぱい用意して

 

ケーブルをステンレスプレートにタイラップで固定していきます

 

上げ下げできる自作アームが完成です!

所要時間は15分ぐらい

 

忍に合わせてみます

(忍の場合はあと5cm短くても良かった・・・・)

 

出艇・着岸時はこのネジを緩めて

 

ステーを上げられます

 

ということで、レイルブレイザのスターポート等のベースが足元の先にマウントされていることが必須となりますが、ロッドホルダージョイント・ノブパーツを使うことで簡単に上げ下げできる振動子アームが作れます。

 

これでヘリックス7が使えるようになりました。どうもヘリックス5とは周波数域が違うようなので、緊急事態宣言明けにはヘリックス7をいろいろなフィールドに投入してまた使用感をインプレしていきたいと思います!