INNOカヤックリフターでの車載方法 | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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船橋法典のカヤックショップ「kayak55.com」スタッフ
ホエールのカヤックフィッシングブログ。シーバス、ブラックバス、アオリイカのエギング、青物、根魚、マダイ、ヒラメやマゴチ……様々な魚種をカヤックから釣る!kayak55.com公式ブログとしてお知らせなども!

10日間の九州遠征から無事、戻ってまいました!

 

まさに夢のような日々・・・現実にまだ戻れない〜

 

この間、お店を一人でやってくれたチャン松君に感謝です。

 

そして、kayak55公式ブログであるこのブログも更新をお休みいただいておりましたが、今日から復活します。

 

九州に行く前のイベント「アウトドアデイジャパン」の報告もまだですし、九州遠征レポートもたっぷりありますが、これらはまた明日の定休日明けの火曜日から順次更新していきます。

 

今日は!

 

お客様から

 

カヤックリフターでの車載のやり方

 

についてお問い合わせをいただいたので、このブログにて紹介いたします。

 

実は以前はカヤックリフターでの車載方法はyoutube動画を作っていたのですが、それらを含むkayak55のカヤックフィッシング入門講座動画はもう古すぎるため現在見れない状態にしてあります。

 

なにせ・・・kayak55のカヤックフィッシング入門講座動画は作ったのが2009年〜2011年頃でしたから、もう言ってることなども古すぎたし、なにしろアスペクト比が4:3です(笑)

 

実は、今年のシーズン中にカヤックフィッシング入門講座動画はリニューアルしてkayak55のyoutubeチャンネルにて少しづつ作りなおしていく予定です。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

その新しいカヤックフィッシング入門講座動画にはカヤックリフターでの車載のやり方を含めた車載のハウトゥも当然入ってくるのですが、まだ動画づくりは先になるので、今日はこのブログで写真にてご紹介しておきます。

 

まず、カヤックリフターとは!?

 

カーメイトinnoから発売されているカヤック車載の補助具になります。

 

持ち上げ車載がやりにくい重いカヤックの方、車高が高くて車載がやりにくい車にお乗りの方、少しでも楽にカヤックを車載しやすい方のためにカーメイトinnoが作ったアイテムです。

 

もちろん他社にもカヤック車載の補助具は出ているのですが、車の横でカヤックを乗せて機械式でガシャンと上げるようなタイプはとても便利ですが価格が高いのがネックでした。

 

カヤックリフターは、kayak55で16,800円程度です(プロテクター付き)

 

カヤックリフターが発売されたのは2010年頃だったと思いますが、重いシットオントップカヤックがより身近になり、世に広まるおおきなキッカケとなった出来事だったと思います。

 

これがカヤックリフター(プロテクター付き)

※ちなみに、この春から、付属のプロテクターが銀色に変わりました!

 

まず、このカヤックリフターを取り付けるにはカーキャリアのバーがステー(足)から10cm外側に出ていないと取り付けができません。

 

ですので、これからカヤックフィッシングを始める方がカーキャリアを買う時、カヤックリフターの使用を想定している場合は通常より1サイズ〜2サイズ長いバーを用意することが必要となります。

 

ちなみに、私ホエールの車の場合、INNOのカーキャリアでは標準バーは127cmになります。

 

ですので、137cmのバーを入れて、片側寄せにすればカヤックリフターの取り付けが可能になります。

 

バーの長さは車検証にある車幅を超えなければ法定内なので、私の場合さらに長い165cmのバーを使っています。このバーをカーキャリアのステー(足)から均等に長く出していて、これで車検も通っています。

 

カヤックリフターをバーに取り付けてみました。手でネジで締めるだけなので工具は不要です。

カーキャリアに対して縦に1本バーが入るような形になります。

 

では、これを使ってカヤックを積載していきましょう!

 

まずは、カヤックリフターのアームを開きます。

(走行中はこのアームは閉じる!)

 

カヤックはデッキを下、ボトムを上にして車の横に置きます。

(※デッキ上向きで車載することもできます)

 

支点はカヤックのスターンとなります、その支点がカヤックリフターの位置にくるように置いておくと良いです。

 

 

カヤックのバウを持ち上げます。この時、カヤックの種類によってはクルッと回ってしまいやすいので下から両手で支えます。

 

地面にカヤックのスターンが接地しているのでテコの原理で軽く持ち上がります!

 

カヤックを一度、肩に置いて・・・

 

手を逆手にして持ち上げていきます

 

高く持ち上げて

 

カヤックリフターのアームをかわして(ここ大事です)

 

カヤックをカヤックリフターのバーに立てかけます

 

ここでの最大のコツは!

 

カヤックはカヤックリフターのバー本体に立てかけて、アームにはたてかけないことです。

アームはあくまで滑り落ちてサイドミラーを割ってしまうのを防止する保険のアームなのです。

 

バーを延長してカーキャリアのステー(足)の外側にカヤックリフターをつけているので立てかけてもカヤックと車は干渉していません。よって、車に傷はつきません。

 

裏側から見るとこんなカンジです。

 

ここまできたら、カヤックを持ち上げていきます。

 

地面と接地していたカヤックのスターンを下から両手で持ち上げます。

 

今度はカヤックリフターとカヤックが接しているところが支点となってテコの原理で軽く持ち上がります。

 

片手でも余裕で支えられるほど軽く感じます。

 

まずはカヤックを下から空中にある程度、押していきます。ここキーポイントです。

 

そして、自分が車の後ろに回りこむ形でカヤックを回転させていくのですが・・・

 

カヤックリフターのアームが出ている部分のコブにカヤックが当たって回していけるのです。これがただ単にカーキャリアに縦バーを入れただけのモノと決定的に違う点です。

 

このコブがあることでカヤックが滑り落ちないのです。

 

コブを支点に楽にカヤックを回しこんで・・・

 

カヤックがカーキャリアに乗りました!

 

今回はパッドがカーメイトのノンスリップパッドなのですが、スターンを下に下げて持ち上げてガタガタっとカヤックを移動してノンスリップパッドに入れていきます。

 

完成です。

あとはバー1本に対してタイダウンベルト1本、合計2本のタイダウンベルトで締めて固定するだけ。(このあたりはまた今後、動画にて)

 

カヤックを力技で持ち上げることなく車載ができます。

 

カヤックリフターでの車載のキーポイントを振り返ると以下の3点!

 

♦カヤックはアームには立てかけず、カヤックリフター本体のバーに立てかける

 

♦カヤックを立てかけたら、まずは空中に押し上げる

 

♦アームの根本のコブにカヤックを当てて回し込む

 

ここがキモになるところだと思います。

 

ちなみに、下ろす時はこの逆の動作をするだけなのですが、まずカヤックを後ろから引っ張って、少しカヤックを引き出してから始めると良いと思います。

 

いずれにしても、このあたりは動画の方が圧倒的にわかりやすいはずなので、今年は夏にかけてまたカヤックフィッシング入門講座を改めて撮っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!