メジャーデビュー蹴った話#3【全6話】 | 現代の傾奇者

現代の傾奇者

京都府出身。
11年間、国にも企業にも頼らず己のスキルだけで稼ぎながら自由気ままに生活してるプロニート。
・「TEAM.BRAIN」リーダー
・令和の虎159人目で出演
・リベンジ版8人目で出演
・追跡版12人目で出演
・「桜鷹虎」出演
・『魁!!ポイ活塾』塾長

◆ 運命の合格連絡!?


2週間後ぐらいにまさかの第二次審査合格通知が届く!
過去に色々な試験や面接を合格して来たけど、この時ほど嬉しい合格通知はなかった!🙌
手紙には今後のメジャーデビューに向けて詳しく説明したいから、また東京に来て欲しいと記載されてた。

人生2度目の東京へ。
面接してくれたディレクターが
「君達のこと気に入った!まず兄弟でやってるとこが売りになる。普通のポップスじゃない音楽やってることも時代的に合ってると思う!」と言われた。
※当時LOVE PSYCHEDELICOやDragon Ashみたいな洋楽の匂いがするバンドが出て来てチャートを賑わしてた。

メジャーデビューに向けてのレコード会社へのプレゼン、CDリリースするまでの流れ、そしてプロデューサーの紹介等、本格的な話を分かりやすく噛み砕いて説明してくれた。
その後、イントロが長ったらしい曲はラジオで流しにくいからダメとか、サビと曲タイトルが同じ方が覚えてもらいやすいとか、いわゆるヒットさせるための細かいノウハウをいくつか教えてくれた。

何より嬉しかったのはメジャーで自分達のやりたいロックが出来るかもしれないということ。
当時から20年以上経った今でも同じやけど、自分に嘘をついて妥協してまで音楽をやる意味がないと思ってる。
オレが影響受けたNIRVANA、PEARL JAM、SEX PISTOlSは売れるために媚びたりしなかった反体制の意志を持った本物のロックバンドだったし、自分もそうありたいと考えてた。

次回、東京来た時にプロデューサーを紹介すると言われてこの日は終わり。
ディレクターのアドバイスを元に今の持ち曲を全て練り直して来て欲しいと課題も出された。

ちなみにそのアドバイスを元に作り直した曲が
「HOPE」(令和の虎で歌った曲)
「THANKS」(2019年リリース)
「HATE&WAR」(2006年リリース)
「THE SWINDLE」(次作に収録予定)
「安息の地」(次作に収録予定)
辺りやったと思う。


クソプロデューサー登場
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